小野賢章【インタビュー】手ばなしで喜んだ出来事＆声優仲間との車エピソード　日産『おのけんナビ』第2弾「＃テクのキモチ」公開

小野賢章がナビゲーターとして、日産自動車の魅力をSNSで発信していく企画『おのけんナビ』の第2弾『＃テクのキモチ』が、2020年12月9日（水）より日産公式Twitter（@NISSANJP）で公開された。第2弾では、小野が日産の先進運転支援技術になりきり、魅力や安心感を伝える動画『＃テクのキモチ』を制作。「プロパイロット2.0  ハンズオフドライブ篇＆車線変更篇」が公開されている。

SPICEでは、『＃テクのキモチ』の収録を終えた小野にインタビュー。試乗体験の感想や、最近手ばなしで喜んだ出来事、声優仲間との車エピソードなどを聞いてみた。

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【インタビュー】「子どもみたいに瞳がキラキラしているな……と我ながら思いました」

――撮影で、スカイライン（プロパイロット２．０）にご試乗した感想をお聞かせください。

実はかなり緊張していました。今回、高速道路を走りながらの撮影だったので、そもそも自分の運転は大丈夫かなと思って。というのも、高速道路はスピードが出る分少し怖いイメージがあって、普段はあまり乗らないんです。どこかに行くときも、極力下道を使うことが多くて。でも実際にスカイラインに乗ったら、「あ、サポートされてる！」って実感しました。僕の緊張をほぐしてくれるような、安心感があったんです。

――「プロパイロット2.0 」のハンズオフ機能や車線変更機能など、最新技術を体験してみていかがでしたか？

すごかったです！ 先進運転支援技術が搭載されたスカイラインで、実際に高速道路で体験させていただきました。想像もしていなかったような技術だったので、もうここまで実現しているなんて！ と驚きましたね。自動車の運転は、危険が伴うもの。それでも、ハンドルから手を離した状態で安全に走行できるところまでアシスト技術が進んでいるなんてすごいなと、純粋に思いました。仕事ですし撮影ではありましたが、素で驚いている僕が映ってます（笑）。

――今回公開された動画『＃テクのキモチ』では、先進運転支援技術を擬人化した“テク”として、声の出演もされたそうですね。収録のご感想をお聞かせください。

実際の運転シーンは、ほぼ素の僕自身として撮影させていただいたので、わりと自然体ですし、しゃべり方もゆるいんです。一方動画の声の芝居では、リーフとスカイラインをイメージした声で、性能などをしっかり解説させていただきました。とはいっても、声で演じる方が本業に近いので、運転の撮影より自信をもってやることができました（笑）。

――「プロパイロット2.0」の声は、どのようなイメージで演じたのでしょうか？

自動運転技術はどんどん進化して明るい未来が待っているというところで、明るく希望に溢れたような、元気な声をイメージして、演じさせていただきました。

――ご自身の運転姿を客観的に見ていかがでしたか？

ハンドルから手を離す瞬間や、手を離したままでもちゃんとスカイラインが運転してくれているときなんかは、子どもみたいに瞳がキラキラしているな……と我ながら思いましたね。そのシーンはぜひ動画を見て確かめてみてください（笑）！

――「おのけんナビ」の企画が始まってから、車を運転する際の意識などに変化はございましたか？

そうですね。先進運転支援技術を体験したことで、安全運転への意識が今まで以上に高まった気がします。撮影した日の帰り道も、自分の車を運転しながら、ついつい「プロパイロット2.0」の技術に思いを馳せてしまいました。第1弾のときもいろいろな最新技術を体験させていただいたのですが、どれも「おのけんナビ」が始まるまで知らなかったものばかり。だからこそ、あまり車に詳しくない方と同じ目線で楽しめている気がします。「おのけんナビ」がきっかけで、皆さんが興味をもってくれたらうれしいですね。

「花江シスターズが生まれたときは……」

――今回実感した運転支援技術の「安心感」にちなんで、小野さんご自身が持っていると安心する物を教えてください。

携帯電話がそばにあると安心します（笑）。いまのところ、携帯電話を家に忘れたまま出かけたり、なくしてしまったりしたことはありません。それくらい、つねに手放せない存在です。でも、財布を忘れたまま外出してしまったことはたまにあります（笑）。バッグを変えた翌日なんかは、ついやりがちですよね。けど、財布がないまま一日過ごしていたことに、家に帰ってくるまで気づかないことが多くて。携帯電話さえあれば財布がなくても全然困らないので、持っているだけで安心できるアイテムだなと。

――「ハンズオフドライブ機能」にちなんで、最近手ばなしで喜んだ出来事はありますか？

僕自身のことではないのですが……仲の良い声優の花江夏樹くんに、双子の女の子が生まれたこと！ 花江シスターズが生まれたときは、思わず手放しで喜んでしまいました。実際に会わせてもらったのですが、めちゃくちゃかわいかったです！

――ドライブ好きな小野さんおすすめのデートコースはありますか？

ヤビツ峠とか！夜景がすごくきれいなところあるじゃないですか。たまに友達と昔行ってたんですけど、あそこはいいですね、夜景がきれいなので。

――小野さんご自身が「車に搭載されていたらいいな」と思う、夢のような技術はなんですか？

声優としては、加湿器機能がついていたらいいですよね。あとはなんだろう……？ やっぱり、完全自動運転が実現する日が来たら、まさに夢のようだなと思います。

――では、もし小野さんご自身の個性や特技を生かした機能を車に搭載するとしたら、どんな機能になると思いますか？

ひとりで長時間運転していると、いろんな考えが浮かんできてしまったり、携帯電話やYouTubeが気になったりしてしまうと思うんです。そんなときに、ドライバーの代わりに「いまこんなことが話題になってるよ、これがおすすめだよ」って声でお知らせしてくれる機能はどうでしょう。もしくは、その話題について「そんなことってある!? これってどうなの？」みたいに、あえてちょっと斜に構えたコメントを僕がする機能とか……（笑）。ひとりで運転していても、助手席に誰かがいて面白おかしく合いの手をいれてくれるような機能があったら、きっと楽しいですよね。

石川界人・島﨑信長　声優仲間との車エピソード

――普段車で移動される声優さんも多いと思いますが、よく乗せる・乗せてもらう声優さんはいますか？ その際のエピソードがあれば教えてください。

僕の車に乗ったことがある声優仲間は多いですね。僕が何度も乗せてもらったことがあるのは、石川界人くんの車。よく送ってもらってました。界人くんとは仕事の話になることが多いです。例えば、「あの作品のオーディションを受けたよ」とか、「受かった・落ちた」とか（笑）。ぶっちゃけた話ができる仲間です。あとは面白かったゲームの話なんかもすることが多いです。先日は、（島﨑）信長くんを近くの現場まで送りしましたが、そのときは「今度仕事でこういうイベントがあるんだ～」なんてお互いの近況報告をしました。信長くんはおしゃべりが好きなので、運転中もいろいろ話してくれて楽しいです。

取材・文＝実川瑞穂

一人二役、安心感を“声”で表現

今回初試乗したスカイラインには、先進運転支援技術プロパイロット2.0が搭載されており、小野はこの技術の“キモチ”を声で表現。自身が試乗する動画に、プロパイロット2.0として声をあてている。動画では、普段からよく運転するという小野が、プロパイロット2.0の“ハンズオフドライブ”・“車線変更”に初挑戦。「ハンズオフドライブ篇」では、高速道路でハンドルから手を離したときのリアクション、「車線変更篇」では、徐々に運転に慣れてきて思わずテンションが上がる小野に注目だ。

運転動画の撮影エピソード

撮影は、新型コロナウイルス感染対策のもと、11月上旬に安全に配慮したうえで実施。仕事の移動などでよく運転するという小野も、運転前は「本当に手を放して大丈夫なのか？」とにわかに信じがたい気持ちがあったそう。実際にプロパイロット2.0を体験して、その安心感に衝撃を受けたとのこと。「車に運転という“役割”を任せられた」と、笑顔で運転を楽しんだ。

『＃テクのキモチ』では、「プロパイロットパーキング」編を12月10日（木）より公式SNSにて公開予定。こちらもお楽しみに。