井上道義×野田秀樹 「歌劇『フィガロの結婚』~庭師は見た!」放送
12月14日(月)【13日(日)深夜】 午前0:10〜放送
井上道義と野田秀樹。奇才二人がタッグを組んだ、「歌劇『フィガロの結婚』~庭師は見た!」がBSプレミアムで放送される。指揮者 井上道義が演出家 野田秀樹に「いっしょにオペラをやりましょう!いや、やらせてください!」という手紙を出してから約30年後に実現した公演で、全国10都市13公演が上演された。どの公演もほぼ満席、終演後はスタンディングオーベーションに沸いた。
主人公はフィガロとスザンナではなく「フィガ郎」と「スザ女」という日本人の設定で黒船来航時代の長崎が舞台となっており、日本人キャストは日本語で歌う。そして黒船でやってきた伯爵と夫人はイタリア人歌手がイタリア語で歌う今回のオペラ。日本語訳は徹底的に野田秀樹によって研究され、新たな日本語訳をつけた。また、話が複雑だと感じたり、長いなと感じやすいフィガロの結婚を一部カットしたことで長く感じなくなっているほか、カットした部分は庭師アントニ男が言葉で説明するということでわかりやすくなっている。
30年の想いのつまった新感覚のオペラの感動がよみがえる。
NHK BSプレミアム
プレミアムシアター
歌劇『フィガロの結婚』~庭師は見た!~【5.1サラウンド】
2015年12月14日(月)【12月13日(日)深夜】 午前00時10分~
【演目】
歌劇「フィガロの結婚」(全4幕) モーツァルト 作曲
【演出】
野田秀樹
【出演】
フィガ郎(フィガロ): 大山大輔
スザ女(スザンナ): 小林沙羅
アルマヴィーヴァ伯爵: ナターレ・デ・カロリス
アルマヴィーヴァ伯爵夫人: テオドラ・ゲオルギュー
ケルビーノ: マルテン・エンゲルチェズ
マルチェ里奈(マルチェリーナ): 森山京子
バルト郎(ドン・バルトロ): 妻屋秀和 ほか
【合唱】
新国立劇場合唱団
【管弦楽】
読売日本交響楽団
【総監督・指揮】
井上道義
【公式サイト】
http://www4.nhk.or.jp/premium/