俳優・演出家の渡部朋彦が主宰・Prayers Studioによる名作『かもめ』を“みんなで”紐解くオンラインイベントの第二弾が開催
俳優・演出家の渡部朋彦が主宰するPrayers Studioがスタートした、ロシアの劇作家アントン=チェーホフの名作『かもめ』を“みんなで”紐解き楽しむオンラインイベント第二弾の開催が決定した。
本プロジェクトは、観て・語って・演じてみる、創作の過程までをも楽しむ企画。出来上がった作品を見せる従来の演劇スタイルを打破し、作品を創作段階から公開し、観客同士で考えたことをシェアしたり、観客自身が俳優体験をしたりしながら「戯曲を紐解いていく過程」まで、たくさんの人を交えて演劇を楽しみ尽くそうという試み。
生でしか楽しめないと思われた演劇をZoom配信することにより、より手頃に楽しむ企画、第一弾のオンラインリーディング公演を公開するや、わかりやすい! 今迄に観た『かもめ』の中で一番面白い! と話題になった。古典名作を敬遠していた世代にも楽しんでもらいたいと、リーディング公演の合間に毎週、動画を配信している。
二回目の配信は、2月21日(日)19:30からを予定しており、録画で好きな時間に視聴することも可能。また、2月23日(火・祝)13:00/18:00は、観客も俳優気分になってセリフを読んでみる“ぷち俳優体験”ワークショップを開催、どちらもオンラインのため気軽に参加できる。
かもめ第一弾配信画像
■主宰・渡部朋彦コメント
一見して悲劇的なこの作品をチェーホフは「喜劇」だと言っていて、これは、世界的にも多くの人が首を傾げる「謎」でもあります。そんなことも含めて、「戯曲を紐解いていく楽しみ」自体を観客の皆さんと一緒に味わい楽しんでみる、そんな演劇の楽しみ方を模索してみたいと考えています。是非たくさんの方にご参加いただければ幸いです。
皆様にとって「かもめ」とはどんな作品か?どこが好きか?嫌いか?共感するか?など、お声を聞かせていただけたら嬉しく思います。もちろん「かもめ」をご存知ない方もお気軽にどうぞ。古典は難しいとされがちですが、皆で紐解くことで、そのハードルを少しだけでも下げられるかもしれません。