世界的チェリスト ヨーヨー・マ、世界36ヶ所で演奏する「バッハプロジェクト」日本で唯一となる沖縄公演が開催決定
ヨーヨー・マ
現代最高のチェリスト、ヨーヨー・マが世界各地36ヶ所で演奏する『バッハプロジェクト』。2021年10月17日(日)、本公演が日本で唯一、沖縄アリーナで開催される。
1955年にパリで生まれたヨーヨー・マは、4歳の時に父親からチェロを学び、5歳でリサイタルを開くほどの早熟の天才。7歳の時にジョン・F・ケネディ大統領の前で演奏するという貴重な体験もしており、1962年にニューヨークに移住後、9歳からジュリアード音楽院でレナード・ローズに師事。16歳でハーバード大学に入学し、卒業後の1977年から本格的にソロ活動をスタートさせた。クラシックはもとより、映画音楽の巨匠であるエンニオ・モリコーネとの「ヨーヨー・マプレイズ・モリコーネ」、アルゼンチンタンゴ界の革命児と呼ばれたアストル・ピアソラの楽曲を演奏した「ヨーヨー・マプレイズ・ピアソラ」など、ジャンルにとらわれない幅広い音楽を表現。最も大事にしている楽曲はバッハの「無伴奏チェロ組曲」だ。チェロを習い始めた4歳の時に、父親から第1番の「プレリュード」を教わり、1日1小節を練習し、42日目に全42小節を弾けるようになっていたという。「どんな時も私を癒し、苦しい時には慰め、安心させてくれた」と語るように、ヨーヨー・マにとってこの作品は原点であり、ライフワークでもある。
そんな天才チェリストが60代を迎え、自分が社会にどんな貢献ができるのかというグローバルな視野を持ちつつ、平和を祈り音楽でそれを実行するため、2年間かけて6大陸でライブを行うことを決意。それが世界各地36ヶ所で演奏するという「バッハプロジェクト」だ。日本では平和を連想する沖縄での公演をヨーヨー・マ自身が強く希望。沖縄の文化、音楽、自然を崇めるルーツなどに感銘を受け、数年前に上皇様が作られた沖繩に関する詩を演奏する機会があったことで沖縄にますます興味を持つようになり、遂に念願の沖縄公演が開催されることになったという。
本公演は、昨年2020年3月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。今回は、「コロナ禍で大変な思いをされた多くの方に聴いてもらえるように」と、2021年4月にオープンした1万人収容の沖縄アリーナに会場を変更し行われる。
公演情報
【日程】2021年10月17日(日)開場15:30 / 開演 16:30
【会場】沖縄アリーナ 沖縄県沖縄市山内4ー1ー5
【】(全席指定・税込)
SS席 20,000円 S席 10,000円 A席 8,000円 B席 5,000円/C席 2,500円(※2枚以上からの購入)
SS席、 S席は 公式サイトのみでの販売(https://www.thebachprojectokinawa.com)
※4歳以上必要、 3歳以下入場不可
※2枚以上のお申込みの場合、 座席はタテ並びや通路を挟んだ座席となる場合もございます。予めご了承ください。