現代最高のチェロ奏者、ヨーヨー・マが日本ツアーを実施 9/20サントリーホールにて東京公演を開催

ニュース
クラシック
12:34
ヨーヨー・マ

ヨーヨー・マ


現代最高のチェロ奏者と称される、ヨーヨー・マの日本ツアーが決定し、2025年9月20日(土)にサントリーホールにて東京公演が開催される。

パリで生まれ、4歳の時にチェロを始めたヨーヨー・マ。その後、7歳の時に家族でニューヨークに移住し、ジョン・F・ケネディの前で演奏したり、レナード・バーンスタインのコンサートでアメリカのテレビ番組に出演するなど神童的なエピソードを残している。ジュリアード音楽院でレナード・ローズなどの師事。さらに伝統的な教養科目を受けることを望んでハーバード大学を卒業。1982年にバッハの「無伴奏チェロ組曲」をニューヨークでレコーディング。 翌1983年に「バッハ:無伴奏チェロ組曲全集」としてリリースされたものがグラミー賞を受賞。バッハの「無伴奏チェロ組曲」は彼の代表作の一つとして挙げることができ、1994年から1997年にかけて2度目の録音を行い、この時期は様々な分野のアーティストたちとコラボレーションを行なっており、坂東玉三郎をはじめ、舞踏、アイスダンスなど異ジャンルの人たちとも共演。そして2018年に3度目の「無伴奏チェロ組曲」全曲のレコーディングを行い、20代、40代、60代でそれぞれ違った表現で聴かせてくれている。

また、2018年からバッハの「無伴奏チェロ組曲」を世界6大陸36ヶ所で演奏する『バッハプロジェクト』を行った。2020年に行う予定だった沖縄公演はコロナ禍のため延期されたが、2021年11月3日に開催された。様々な功績を讃え、2021年には「第32回 高松宮殿下記念世界文化賞」の音楽部門で受賞。

これまでのグラミー賞受賞回数は19回、今年の10月には70歳を迎えるヨーヨー・マ。2024年3月に発売した「ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第4番/大公」(第67回グラミー賞ノミネート)のほかに、同年10月には実力派ピアニストのキャサリン・ストットとのデュオ・アルバム『メルシー』をリリースするなど、ますます精力的に活動を行っている。

そんなヨーヨー・マの今回のソロコンサートのプログラムは、J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調、第5番 ハ短調、第6番 ニ長調、チャオ・ジーピン(趙季平):Summer in the High Grassland(草原の夏)、アフメト・アドナン・サイグン:チェロのためのパルティータ、ジョージ・クラム:チェロのためのソナタを予定。

熟成し、洗練された演奏を会場で体験しよう。

公演情報

『ヨーヨー・マ 無伴奏 チェロ リサイタル東京公演2025』
 
日程:2025年9月20日(土)
会場:サントリーホール
 
出演:ヨーヨー・マ
 
【プログラム(予定)】
Zhao Jiping Summer in the High Grassland
チャオ・ジーピン(趙季平):Summer in the High Grassland (草原の夏)
Bach Cello Suite #1 in G major
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調
Ahmet Adnan Saygun Partita for solo cello
アフメト・アドナン・サイグン:チェロのためのパルティータ
Bach Cello Suite #5 in C minor
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調
George Crumb Sonata for Solo Cello
ジョージ・クラム:チェロのためのソナタ
Bach Cello Suite #6 in D major
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調
 
※プログラムは予定です。今後、予告なく変更になる場合がございます。ご了承ください。
 
:S席¥29,000 A席¥27,000 B席¥25,000 C席¥20,000 学生¥6,000
お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799
 

【ツアー公演】
福岡公演:2025年9月17日(水)19:00開演(開場18:00)福岡シンフォニーホール
名古屋公演:2025年9月19日(金)18:45開演(開場18:00)愛知県立芸術劇場 コンサートホール

主催 キョードー東京/電通ミュージック・アンド・エンタテインメント
協⼒ 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
後援 アメリカ⼤使館
企画・制作 LEGARE
シェア / 保存先を選択