肉体をサイコロステーキ状にカットされる“最初の男”ふたたび 柄本時生が菅田将暉の主演映画『CUBE』に出演へ
映画『CUBE』より 柄本時生 (C)2021「CUBE」製作委員会
10月22日(金)公開の映画『CUBE』に柄本時生が出演していることがわかった。
1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督による『CUBE』は、「ソリッド・シチュエーション・スリラー」と呼ばれる密室サスペンス映画の先駆けとして、世界中でカルト的人気を誇っている。男女6名がある日突然、立方体=CUBEの中で目を覚まし、理由もわからないまま、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった仕掛けに襲われながら、脱出を図ろうとする姿を描いた作品だ。
リメイク元と同名タイトルの日本版では、主演の菅田将暉がエンジニア・後藤裕一役で登場。そのほか。団体職員・甲斐麻子役で杏、フリーター・越智真司役で岡田将生、中学生・宇野千陽役で田代輝、整備士・井手寛役で斎藤工、会社役員・安東和正役で吉田鋼太郎が共演している。メガホンをとったのは、『MANRIKI』の清水康彦監督。脚本を、ドラマ『おっさんずラブ』シリーズや『私の家政婦ナギサさん』の徳尾浩司氏がてがけ、映画『キングダム』やNetflix『今際の国のアリス』のやまだ豊氏が音楽を担当。また、クリエイティブ協力でヴィンチェンゾ・ナタリ監督が参加している。
同作は「CUBE」=「部屋」に掛けて毎⽉18⽇を「CUBE」=部屋の⽇とし、様々な情報を順次解禁していくという。今回解禁されたのは、柄本の出演だ。映画『バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』などで知られる柄本は、本作に“最初の男”役で登場。“最初の男”は、主人公・後藤裕一(菅田将暉)たちよりも前にCUBEに閉じ込められた人物で、その後、網目状のワイヤーナイフトラップによってバラバラに切り刻まれ、サイコロステーキ状となって死亡するという。なお、1997年公開ヴィンチェンゾ・ナタリ監督『CUBE』の“最初の男”も同様の死を迎えている。
柄本のコメントは以下のとおり。
柄本時生
中学生だったと思うのですが、スゴい作品が出てきたなと衝撃を受けたのを覚えております。
現場に入ってセットを見た時、日本でこんなことが出来るのかと感動をしました。
出演させて頂きまして有難う御座いました。
映画『CUBE』は10⽉22⽇(⾦)全国ロードショー。