谷賢一主宰・DULL-COLORED POPの最新作『丘の上、ねむのき産婦人科』が上演 妊娠・出産をとりまく様々なテーマを描く

ニュース
舞台
2021.7.29
DULL-COLORED POP 第23回本公演『丘の上、ねむのき産婦人科』

DULL-COLORED POP 第23回本公演『丘の上、ねむのき産婦人科』


2021年8月~9月にかけて東京・大阪にて、DULL-COLORED POP 第23回本公演『丘の上、ねむのき産婦人科』が上演される。

2005年、主宰・谷賢一が旗揚げしたDULL-COLORED POP。『丘の上、ねむのき産婦人科』は、とある架空の地方都市を舞台に、少子化・晩婚化・ジェンダーロールやジェンダーギャップ・若者の貧困・不妊治療・中絶・ひとり親など、妊娠・出産をとりまく様々なテーマを描く最新作。数十名の実在の声に取材しつつ制作されたという。

物語の中心は、12名の出演者・6組のカップル。「自分と異なる性/生を想像する」というテーマに基づき、男女入替えA/Bキャスト2バージョンが上演される。配役はランダムではなく、“Aパターンで妻役を演じていたキャストが、Bパターンでは自分の相手役だった夫役を演じる”というように、自分の相手役と入れ替わる。この上演スタイルについて劇団は、「自分の相手役の感情や行動を理解し、想像し、自らのものとして演じます。演出や美術・照明・音響などは変えません。外枠を変えないことで、かえって演じる人間が変わることで生まれる違いをお客様に見てもらえるはずです」としている。

上演は、8月11日(水)~8月29日(日)下北沢ザ・スズナリ(東京)、9月1日(水)~9月5日(日)in→dependent theatre 2nd(大阪)にて。通常ののほか、コロナ禍の舞台制作・上演を支援する「コロナ支援」と、贈った後から日時指定ができるギフト用の「ギフト」(東京の一部公演のみ/限定20枚)が販売されている。券種の詳細、上演タイムテーブルは公式サイトにて確認してほしい。

公演情報

DULL-COLORED POP 第23回本公演『丘の上、ねむのき産婦人科』
 
作・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)
 
【城崎試演会】
日程:2021年8月1日(日)~2日(月)
開場:城崎国際アートセンター
 
【東京公演】
日程:2021年8月11日(水)~8月29日(日)
会場:下北沢ザ・スズナリ
※会場にはエレベーターがございません。車椅子でご来場のお客様は事前にお問い合わせ下さい。
※開演後のご入場は、購入いただいた指定席へご案内できない場合がございます。
 
【大阪公演】
日程:2021年9月1日(水)~9月5日(日)
会場:in→dependent theatre 2nd(新生)
※移転・新生したin→dependent theatre 2ndの「新2nd杮落しシリーズ」の一つとして上演されます。
※受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前です。
 
■キャスト
東谷英人、内田倭史(劇団スポーツ)、大内彩加、倉橋愛実、塚越健一、宮地洸成(マチルダアパルトマン)(以上DULL-COLORED POP)、岸田研二、木下祐子、冨永さくら、湯舟すぴか、李そじん、渡邊りょう
 
■スタッフ
脚本監修:北村紗衣 医療監修:稲田美紀(医師)
美術:土岐研一 照明:松本大介 音響:清水麻理子 衣裳:及川千春
舞台監督:竹井祐樹(StageDoctor Co.Ltd.)配信映像監督:松澤延拓、神之門隆広
照明操作:和田東史子 舞台監督助手:澤田万里子
宣伝美術:平崎絵理 制作助手:佐野七海、柿木初美(東京公演)、竹内桃子(大阪公演) 制作:小野塚 央
助成:芸術文化振興基金 協力:城崎国際アートセンター(豊岡市) 主催:合同会社 DULL-COLORED POP
 

・一般(劇場観劇)
一般:4000円
学生:3000円
コロナ支援:8000円
※東京公演:全席指定/大阪公演:整理番号付き自由席
※未就学児童の入場はお断りさせて頂きます。
 
・配信(オンライン視聴)
通常:3300円
特典付き:5000円
 
・ギフト
※先に必要な枚数だけ購入してプレゼントし、贈られた相手があとから日時指定できるです。
対象公演:2021年8月11日(水)~17日(火)の東京公演(限定20枚)
価格:4000円(一般前売り料金と同じ)
お申し込み先:info@dcpop.org
※日時指定は、8/8(日)締め切りとなります。
※締め切り直前での日時指定でも、見やすいお席を確保いたします。
※特定の回に極端に希望が集中した場合は、第2希望にして頂く可能性がございます。
【参考】舞台芸術ギフト化計画 http://fringe.jp/gift/
 
シェア / 保存先を選択