『アイアンマン』との関係、トニー・レオンのバトルシーンも公開に 映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』特別映像解禁

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2021.8.10
 (C)Marvel Studios 2021

(C)Marvel Studios 2021

9月3日(金)に公開される映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』から、特別映像が解禁された。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU/映画『アベンジャーズ』などを中心とした一連の作品)では初となるアジア系ヒーローをメインロールに据えた作品。MCUのフェーズ4作品のひとつで、『アイアンマン』シリーズや、『アントマン』にも登場した犯罪組織“テン・リングス”の謎が明かされる映画だ。主人公のシャン・チー役で『96時間 ザ・シリーズ』などのシム・リウが主演するほか、『恋する惑星』や『インファナル・アフェア』シリーズのトニー・レオンがシャン・チーの父親ウェンウー役で出演。オークワフィナ、ミシェル・ヨー、メン・ガー・チャンらがキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、『ショート・ターム』『黒い司法 0%からの奇跡』などのデスティン・ダニエル・クレットン監督。

 


今回解禁されたのは、本編の一部とメイキング、キャスト・制作陣が作品の魅力を語る様子が収められた特別映像だ。マーベル・スタジオの社長で、本作のプロデューサーでもあるケヴィン・ファイギ氏は、「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻ることになる。そこには重要な出来事があった。その出来事とは、トニー・スタークがアイマンマンになったこと。トニーは自社の武器が、ある組織に利用されている事を知る。その組織というのが、テン・リングスだ。そこに、私達が心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それが、シャン・チーなんだ」と、MCUの第一作である『アイアンマン』との関係について語っている。また、主人公シャン・チーの背景について、「シャン・チーのバックストーリーはとてもユニークで、彼の父親が悪に染まった犯罪組織のリーダーだということを知る。テン・リングスは“力”の象徴だ」とも。

シャン・チーを演じたシム・リウは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と、振り返る。続けて、「彼は父親のところに連れ戻される。そして彼と正面から対峙しなければならない。しかも、父親はとても非情な父親だ。そして、とんでもないことが起きる」と解説。トニー・レオン演じるウェン・ウーが、装着した腕輪でシャン・チーを圧倒するアクションシーンも公開されている。

また、シャン・チーの親友・ケイティ役のオークワフィナは「彼はこのキャラクターに強烈な情熱を注いでいる。シャン・チーはシムのために作られたキャラクターだし、彼の情熱を肌で感じることができる」とコメント。クレットン監督は「間違いなく心血を注いでこの作品をつくりました。私の信念に即しているようにさえ感じました。そして、それは、とてもクレイジーでワイルドな巨大なライドでした」とアピールしている。

同時に公開された本ポスタービジュアルでは、主人公のシャン・チーのほか、腕輪(テン・リングス)を身に付けたウェンウー(トニー・レオン)の、シャン・チーの妹シャーリン(メン・ガー・チャン)、シャン・チーの親友・ケイティ(オークワフィナ)らが姿を見せている。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)全国公開。

 

作品情報

映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 
原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings
監督:デスティン・ダニエル・クレットン(『ショート・ターム』、『黒い司法 0%からの奇跡』他)
出演:シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨー 
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 
(C)Marvel Studios 2021
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