大阪松竹座11月公演『松竹新喜劇 錦秋公演』本ビジュアル解禁 新たな曽我廼家が39年ぶりに誕生、新ビジュアルが公開

2021.9.10
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2021年11月6日(土)~21日(日)大阪松竹座にて上演される松竹新喜劇 錦秋公演』の本ビジュアルが解禁となった。本公演は『お家はんと直どん』『お祭り提灯』の豪華二本立てで上演される。

また、喜劇の祖と呼ばれる曽我廼家五郎・十郎の名跡を継承し、新たな“曽我廼家”が39年ぶりに誕生することになった。松竹新喜劇の若手俳優、植栗芳樹が曽我廼家一蝶桑野藍香が曽我廼家いろは竹本真之が曽我廼家桃太郎を名乗り、11月大阪松竹座『松竹新喜劇錦秋公演』にてお披露目する。

昭和50年代から公演番附などで長い間馴染みのある「松竹新喜劇」の白い制服に、初めて袖を通した3人の新しいビジュアルも解禁された。

藤山扇治郎と一緒に未来の「松竹新喜劇」を担う若手世代に期待したい。

(写真左より)竹本真之改め曽我廼家桃太郎、植栗芳樹改め曽我廼家一蝶、桑野藍香改め曽我廼家いろは (C)松竹

曽我廼家一蝶コメント

松竹新喜劇に入団し、劇団の歴史を調べた所、『曽我廼家』がルーツだと知り、『曽我廼家』に憧れを持つようになりました。今回自分がその名前を継承出来ることになり夢のようです。松竹新喜劇はここにしかない魅力がある劇団だと思ってます。ここの芝居を愛する気持ちは負けません!名前に恥じない様に精進したいと思います。

曽我廼家いろはコメント

継承のお話を頂いた時、思いがけないことで、お受けするかどうか悩みました。でも、よくよく考えて「今より何か変われるかもしれない、自分への活力になるだろう、そして何よりこんな光栄なお話はない」と決意しました。名前が変わったからといってお芝居が急に上手になる訳ではありません。『曽我廼家』という名前に相応しい女優になれるようこれからも謙虚な気持ちを忘れず、精進したいと思います。

曽我廼家桃太郎コメント

楽しく真面目に生きることを心掛けてきたら、今回このようなことになり、大変光栄に思っております。その心掛けは忘れずに、より一層気を引き締めて、周りの方々を笑顔にできるように努めます。何分不器用で、努力しなければならないことが人一倍ありますが、一生喜劇の道にまい進させていただきます。何卒、お手柔らかにお願いいたします。

公演情報

大阪松竹座11月公演『松竹新喜劇 錦秋公演』
 
■2021年11月6日(土)~21日(日)大阪松竹座(大阪市中央区道頓堀1-9-19 )
【ご観劇料(税込)】1等席:11,000円2等席:6,000円3等席:4,000円
一般発売日:10月4日(月)10時より電話予約・WEB販売開始
 
 <曽我廼家とは>
日本の喜劇の祖と呼ばれる曽我廼家五郎と曽我廼家十郎は、明治37(1904)年に初めて“喜劇”と銘打った劇団を道頓堀で旗揚げします。この曽我廼家の流れを汲み、松竹家庭劇など、幾度かの変遷を重ねたのち、昭和23(1948)年、曽我廼家十吾や二代目渋谷天外を中心に「松竹新喜劇」が創立されました。昭和57年には藤山寛美の発案により、5名の劇団員が“曽我廼家”に改名しました。そしてこの度、39年ぶりに若き3人の劇団員が上方喜劇の伝統を次代につなげるべく、新たに“曽我廼家”の名跡を継承します。
“令和の曽我廼家”誕生にどうぞご期待ください!
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