三宅裕司、70歳記念落語会開催決定 立川志の輔と渡辺正行からの古希プレゼント(コメントあり)
『三宅裕司70歳記念落語会』
2021年12月23日(木)新橋演舞場にて『三宅裕司70歳記念落語会』の開催が決定した。
神田神保町に生を受け、東京のど真ん中で様々なエンターテインメントを享受し育った生粋の江戸っ子・三宅裕司。中学から落語に親しみ、明治大学在学中は落語研究会に所属し紫紺亭志い朝の四代目を襲名した。そして、2学年後輩の立川志の輔が五代目を継ぎ、さらにその2学年後輩のコント赤信号・渡辺正行が六代目を継ぎ、紫紺亭志い朝は今や明治大学落語研究会の大名跡だ。
この会を開催するに至った経緯は、70歳を目前にした三宅が「今までやったことのない挑戦として落語会をやりたい」と思い、明大落研の後輩である志の輔と渡辺に相談。すると二人は「わかりました、三宅さんの為にひと肌脱ぎましょう」と快諾。二人は東奔西走し、新橋演舞場という最高の舞台を用意し三宅を喜ばせ、やるならば特別な記念の時にしか実現しないであろう「志い朝の会」をやろう、となった。
出演者は、紫紺亭志い朝を代々名乗った四代目の三宅、五代目の志の輔、六代目の渡辺の3人のみ。
三宅と渡辺は毎年「熱海五郎一座」で舞台に立ち、志の輔は師匠・立川談志と最初で最後の親子会を実現させた新橋演舞場。明治大学落語研究会が縁で出会った3名が、思い出深い場所で「たった1日1回限りの特別公演」に挑む。
さらに今回、ビジュアル撮影のために集まった3名の貴重な映像が完成し、「三宅裕司YouTubeチャンネル」にて公開されている。
【3名よりコメント】
四代目志い朝こと 三宅裕司
人間生きていれば必ずいつか70歳になる訳で、そうなると人生の通過点でしかないんだけど「初めての企画として落語にチャレンジするのもありかなぁ」なんて思っていたところ、それを知った志の輔とリーダーがひと肌脱いでくれた。松竹さんのご厚意もあって二人が私のために企画してくれたのは、新橋演舞場での「三人だけの落語会」。こういうのって計画を立てている時は楽しいけど冷静に考えると凄い事をやろうとしているんだよなぁ。しかし、ただの通過点ではなく一生の想い出となる最高の70歳になったのは間違いない。
五代目志い朝こと 立川志の輔
私にとっては明治大学落語研究会の先輩、三宅さん! 今年古希を迎えた三宅さんに何かお祝いをと、考えてはいました……大好きなお酒がいいのかな、それとも特選の和牛がいいかな、いやいややっぱり健康グッズかな、後輩のなべは何をあげるのかな。そしたらまさかの落研メンバーで落語会をやる? 恐れ多くも新橋演舞場で! あらあら。根が真面目な私ですから、心配しちゃいましたよ、「落語家は私だけなのに、落語会なんて言っちゃっていいのか」って。新橋演舞場は私の師匠・立川談志との最初で最後の親子会が実現した、とても思い出深い会場なんです。だから次は「どんな落語家との二人会をやろうかな。」と思っていたら……。けれども、まるで学生の時のように無邪気にはしゃぎながら「俺、落語やりたいんだよ」って言う三宅さんを目の前にしたら、とてもじゃありませんが、断れませんですよね~。てなわけで、当日ご来場の皆様には、ちょっとだけ私の立場も思いやっていただきながら、思いっきり笑って、三宅さんの古希をご一緒に祝ってくださいませ。
六代目志い朝こと 渡辺正行
三宅さんが古希を迎えた! お祝いに何かやりましょうと集まったのが、立川志の輔、渡辺正行!! こりゃー落語だ!落語会だ! 「トリはやっぱり名人の志の輔じゃない?」「何言ってるんですか!三宅さんのお祝いの為にやるんですよ、トリは三宅さんに決まってるじゃないですか!!」「そうかー、ま、ナベのトリは無いよな!」もう話してるだけで楽しい! 学生時代に戻ったようだ! しかも場所が新橋演舞場さん! ひゃーーーー! えー始めに皆さんにご忠告しておきます、渡辺の落語に期待はしないように!笑 大丈夫! 三宅さん、志の輔さんが楽しく素敵な落語を見せてくれます! これから楽しい落語会「志い朝の会」が始まるという序の部分でございました。