宮沢りえが吼える! 映画『決戦は日曜日』から音尾琢真らが「一票入れる」と評した屋上演説シーンを解禁
(C)2021「決戦は日曜日」製作委員会
2022年1月7日(金)公開の映画『決戦は日曜日』より、本編映像の一部が解禁された。
『決戦は日曜日』は、ことなかれ主義の議員秘書と、政界に無知な二世候補の選挙活動を描いた社会派コメディ映画。窪田正孝が主演し、宮沢りえと初共演を果たした作品だ。メガホンをとるのは、『ピンカートンに会いにいく』などで知られる坂下雄一郎監督。窪田が演じるのは、そつなく仕事をこなすが政治への熱意を失ってしまった衆議院議員の私設秘書・谷村勉。また、宮沢は、父親の地盤を引き継いでやる気満々だが、世間知らずで奔放な行動で周囲の人々を振り回す二世候補・川島有美を演じている。そのほか、赤楚衛二、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真らがキャストに名を連ねている。
今回公開された本編映像は、宮沢りえ演じる二世候補・川島有美が事務所の屋上で演説するシーンを切り取ったもの。スタッフらから不平不満を聞かされた有美は、怒りのあまり熱のこもった言葉を連発。戸惑う秘書たちに向かい、有美は「日本の政治は終わってる!誰も興味が無い。それはなぜだか分かりますか?それは私たちなんです。わ・た・したちなんですよ!理由は!これが普通だから。これまでこうやってやってきたから。そうやって何も考えずにやってきた結果が今の日本の状況なんです!誰も魅力を感じない。若者も政治に期待しない。ただただ景気は停滞していく一方。日本はスゴイとむなしく言い続けているこの状況。それを変えるには他人事ではなく自分たちのことなんだと国民に自覚してもらうんです。それにはまず、私たちから変わらなきゃいけないんですよ!改善を要求します!対応が変わらないのなら、私は辞めてやるから!」と一気に思いを吐き出している。
現場で下から見上げていた音尾と小市は、このシーンを振り返り「これは一票入れる」と思わず口にしたとのこと。本編でも、秘書チームが「川島さんって政治家に向いてるんじゃない?」「無茶苦茶正論言ってくるじゃん」と関心し、頷く一幕が収められている。
『決戦は日曜日』は2022年1月7日(金)全国公開。