「宇宙最強」ドニー・イェンや綾野剛と激闘を繰り広げた俳優・木幡竜が主演 映画『生きててよかった』公開が決定

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2022.1.26
 (C)2022ハピネットファントム・スタジオ

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映画『生きててよかった』が5月13日(金)より公開されることが決定した。

『生きててよかった』は、俳優・木幡竜が主演を務め、『くそガキの告白』の鈴木太一監督がメガホンをとった映画。長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太(木幡竜)は、闘いへの未練と執着を捨てきれぬ中、恋人との結婚を機にボクシングを諦めることに。新しい生活を築くために仕事に就くも、不器用で何をやってもうまくいかず、社会にも馴染めず苦しい日々を過ごす。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受ける。

(C)2022ハピネットファントム・スタジオ

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主人公の楠木創太を演じた木幡は、自身もプロボクサーの経歴を持つ俳優。プロボクサー、サラリーマンを経て俳優となり、オーディションで中国映画『南京!南京!』への出演を勝ち取ると、その後は中国に渡って中国語を学ぶ。2010年の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(アンドリュー・ラウ監督)では「宇宙最強」と称されるアクション俳優=ドニ―・イェンと激闘を繰り広げたほか、2019年の映画『サムライマラソン』では長谷川博己の敵役を演じ、ドラマ『アバランチ』では、綾野剛演じる主人公の“最狂の敵”として登場するなど、日中で活躍している。

 


本作では、木幡が過酷な減量とトレーニングの末、体脂肪率3%の肉体でボクシングと総合格闘技をベースとしたアクションを披露。解禁されたリハーサル映像では、『マンハント』(ジョン・ウー監督)や『ベイビーわるきゅーれ』などで知られる園村健介アクション監督のもと、生々しくも迫力満点の格闘シーンを作り上げている。

主演の木幡、鈴木監督のコメントは以下のとおり。

 

木幡竜(主演)

この映画はいろんな意味で僕自身の人生が詰まったものになったと思います。このような役を頂けたことに感謝し、全身全霊でやりとげました。スポーツ選手は全員が引退を経験します。引退したボクサーは次に何をやればいいのか分からず、さまよう人間も少なくありません。本当の幸せとは何なのか。リングでしか生きられない武骨な男と、そんな男を見守り続けた女の強さに刮目ください!

 

鈴木太一(監督・脚本)

リングの中でしか生きられない人間がいる。木幡竜さんにそのような人間の話を聞いたのはもう6年以上も前のことです。そこから脚本を書き始め、ついに映画が完成し公開できることをとても嬉しく思います。

早くこの映画を創りたい!と切に切に願った6年以上の年月を、僕も木幡さんもジリジリと過ごし、その思いを一気に吐き出しました。まだまだ未熟者の二人でしたが、多くの熟練者の方々に支えていただき、ここまで辿り着きました。

しんどいことも多い世の中、思うようには生きられない、それでも最後は生きててよかったと笑いたい、そんなことを、今、思います。よろしくお願いいたします。

 

『生きててよかった』は5月13日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開。

作品情報

映画『生きててよかった』
主演:木幡竜 
監督・脚本:鈴木太一(『くそガキの告白』)
アクション監督:園村健介(『ベイビーわるきゅーれ』)
製作・配給 ハピネットファントム・スタジオ 
(C)2022ハピネットファントム・スタジオ
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