人々が謎の変異ウィルスに感染、街が殺人と拷問で溢れかえる 台湾発ホラー映画『哭悲/THE SADNESS』R18+での日本公開が決定

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2022.4.16
 (C)2021 Machi Xcelsior Studios Ltd. All Rights Reserved.

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台湾のホラー映画『THE SADNESS(英題)』が『哭悲/THE SADNESS』の邦題で7月に日本で劇場公開されることが決定した。あわせて、ティザービジュアルと特報映像が解禁されている。

『哭悲/THE SADNESS』は、ロブ・ジャバズ監督の初長編映画。大のホラー映画好きであるジャバズ監督は、様々な名作ホラーからインスピレーションを得て、パンデミックを経験した後の世界で目を背けたくなるような暴力が横行する様子を描き出す。

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舞台は、謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに「アルヴィン」と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果たそうとする男女の姿があった。感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める。

 
 

本作は、ジャンル映画を扱う『シッチェス・カタロニア国際映画祭』のMidnight X-Treme部門に正式出品されたほか、『ファンタジア国際映画祭』では初監督作品を対象とするNew Flesh Award for Best First Feature部門で最優秀映画賞を受賞している。

解禁された特報映像では、怪我を負った女性たちに感染者が迫り来る様子を映し出す。体勢を崩し倒れ込んでしまう女性たちとそれを追い詰めるように現れるスーツ姿の男。男は「やっと見つけたぞ」と難なく人の言葉を発するものの、真っ黒に染まった瞳と大量に付着した血、さらに手に凶器を握っている。怯える女性たちめがけ男が走り出し、狭い通路に狂ったような声が響き渡ったところで映像は突然切れてしまう。

なお、本作は日本では18歳未満鑑賞禁止のR18+指定で公開される。

『哭悲/THE SADNESS』は7月、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

作品情報

映画『哭悲/THE SADNESS』
(2021年/台湾/カラー/2:1/5.1ch/100分/中国語)
原題:THE SADNESS
監督・脚本・編集:ロブ・ジャバズ 撮影:バイ・ジエリー 音楽:TZECHAR
出演:レジーナ・レイ、ベラント・チュウ、ジョニー・ワン、アップル・チェン、ラン・ウエイホア
日本語字幕:神部明世
レーティング:R18+
配給:クロックワークス
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