90歳の主人公が50年暮らした家を離れ、1,300キロの旅へ 映画『君を想い、バスに乗る』予告編を解禁

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2022.4.22
 (C)Last Bus Ltd 2021

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6月3日(金)公開の映画『君を想い、バスに乗る』から、予告編が解禁された。

『君を想い、バスに乗る』は、『ウイスキーと2人の花嫁』などのギリーズ・マッキノン監督による最新作。マイク・リー監督『人生は、時々晴れ』、ダニー・ボイル監督『ヴァキューミング』など、多数の作品への出演で知られるティモシー・スポールが主演した映画だ。本作で描かれるのは、最愛の妻を亡くした90歳の主人公が、50年暮らした家を離れて旅に出る物語。脚本を手掛けたジョー・エインズワース氏は、自身の父と義父の「高齢者向けの無料バス乗車券を使ってどこに旅をするか」との会話から着想を得て、物語を書き上げたという。

(C)Last Bus Ltd 2021

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本作は2021年夏にイギリスで公開。特殊メイクなしで実年齢より30歳近く年老いた主人公トム・ハーパーを演じたスポールは、同年イタリアで開催された『バーリ国際映画祭』にて最優秀主演男優賞を受賞している。また、トムの最愛の妻・メアリーを『ダウントン・アビー』のフィリス・ローガンが演じている。

 

 

解禁された予告編では、主人公・トムが「ランズエンドまで」と言いながらバスに乗り込む場面からスタート。馴染みの運転手に「1,300キロも先だぞ」と驚かれつつ、「わかってる」と強い意志を持って旅を始める様子が描かれている。「バスで旅する謎のお年寄りが話題ですね」とラジオから流れてくる声。旅が始まると、予告映像はトムが旅に出る決意をした出来事にフラッシュバックし、若かりし頃のトムとメアリーの姿が。「あの時あなたと行くべきだった」と弱々しい声で吐露する妻に対し、「私が連れていく」「約束するよ」と返したが、無情にも妻は天国へと旅立ってしまったのだ。それでも、亡くなった妻との約束を果そうと旅に出る。トムは、行く先々でトラブルに巻き込まれながらも勇敢に立ち向かい、時に新たに出会った人々に支えられながら前進し、妻への想いを貫こうとする様子が収められている。

『君を想い、バスに乗る』は6月3日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

作品情報

映画『君を想い、バスに乗る』 
原題:THE LAST BUS
出演:ティモシー・スポール、フィリス・ローガン
監督:ギリーズ・マッキノン
配給:HIGH BROW CINEMA
後援:ブリティッシュ・カウンシル
映倫指定:G区分
公式サイト:https://kimibus-movie.jp/
(C)Last Bus Ltd 2021
 
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