『アンディ・ウォーホル・キョウト』展、早割先行ペアチケットが本日より販売開始 出展作品の構成も発表

2022.6.1
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アート

『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』

2022年9月17日(土)より、京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」にて『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』展が開催される。このたび、出展作品の構成と展覧会の全券種が発表された。

本展は大きく5つの章に分かれており、「ピッツバーグからポップ前夜のニューヨークへ」、「ウォーホルと日本そして京都」、「『ポップ・アーティスト』ウォーホルの誕生」、「儚さと永遠」、「光と影」と題する章で構成。アーティストとして活躍する前のイラストレーター時代の作品から最晩年の作品まで、各章に代表的な作品を配置し、時代背景や作品の主題やコンセプトなど様々な視点からウォーホル作品を楽しむことができるという。また「ウォーホルと日本そして京都」では、作品以外にも着物やポストカードなど、ウォーホルが私的に収集した物品のなかから、日本にゆかりのある品々も展示する。

アンディ・ウォーホル《孔雀》1957年頃 ※日本初公開 アンディ・ウォーホル美術館蔵 (C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

アンディ・ウォーホル《京都(清水寺) 1956年7月25 日》アンディ・ウォーホル美術館蔵 (C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

本展の見どころ

門外不出の《三つのマリリン》、大型作品《最後の晩餐》ほか、京都でしか見られない日本初公開作品100点以上を含む約200点が一挙に来日。アンディ・ウォーホルの内面に迫る注目の作品群―京都ゆかりの作品も公開
 
ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホル。この大回顧展では、1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な「死と惨事」シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などを包括的に展示する。 

1956年の世界旅行中に初めて来日した際に、京都にも訪れたウォーホル。本展では、京都と彼の関係に目を向け、そのゆかりを示す貴重なスケッチなどを展示し、若き日のアンディ・ウォーホルの心を捉えた京都の姿に思いを馳せる。本展はアメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会であり、絵画・彫刻など約200点および映像15点の展示作品のうち、門外不出の《三つのマリリン》を含む100点以上が日本初公開作品となる。

アンディ・ウォーホル《三つのマリリン》1962年 ※日本初公開 アンディ・ウォーホル美術館蔵 (C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

アンディ・ウォーホル《最後の晩餐》1986年 ※日本初公開 アンディ・ウォーホル美術館蔵 (C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

本展開催にあたり、本展で展覧される全作品を所蔵するアンディ・ウォーホル美術館のパトリック・ムーア館長、そして本展キュレーターのホセ・カルロス・ディアズ氏からメッセージが寄せられた。

アンディ・ウォーホル美術館パトリック・ムーア館長コメント

アンディ・ウォーホル美術館のチーフ・キュレーター、ホセ・カルロス・ディアズのキュレーションによる大回顧展『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』にて、当館のコレクションが日本で公開されることをうれしく思っております。京都は、ウォーホルを魅了し、彼にたくさんのインスピレーションを与えた街です。彼が大好きだった日本で再び展覧会を開催できることを光栄に思っています。 

同館チーフ・キュレーター ホセ・ディアズ氏コメント

本展は、アンディ・ウォーホルの多彩な人生とキャリアを紹介するだけでなく、このポップ・アーティストを新しい世代のファンに知っていただく機会にもなります。またこの展覧会が、京都をはじめ、日本中の本展をご覧になる方々にインスピレーションを与えてくれることを願っています。驚かれる方も多いかもしれませんが、ウォーホルは1956年に世界一周旅行をした際に、旅の中で最も長い期間となった2週間近くを日本で過ごしました。今回の展覧会の第2章では、この旅に焦点を当てるとともに、彼の日本に対する関心とその影響を示す、貴重なスケッチ、版画、写真、資料なども展示します。

アンディ・ウォーホル《花》1970年 アンディ・ウォーホル美術館蔵 (C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

アンディ・ウォーホル《キャンベル・スープ缶 I:トマト》1968年 アンディ・ウォーホル美術館蔵 (C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

本展の全券種も発表された。当日券、前売券のほか、本日よりイープラス限定で販売がスタートとなる早割先行ペア、グッズ付き(図録セット、トートバッグ(※2種いずれか)セット、限定デザインのBE@RBRICK ANDY WARHOL "Cow Wallpaper" 100% & 400%セットの3つ。予定数に達し次第終了)が用意されている。

公式図録

公式トートバッグ (C)/(R)/TM 2022 The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Licensed by Artists Rights Society (ARS), New York

BE@BRICK ANDY WARHOL "Cow Wallpaper" 100% & 400% (C)/(R)/TM The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. BE@RBRICK TM & (C) 2001-2022 MEDICOM TOY CORPORATION. All rights reserved.

早割先行ペアの販売期間は、本日6月1日(水)より7月14日(木)まで。また、グッズ付きは7月15日(金)より9月16日(金)まで、前売券は8月17日(水)から9月16日(金)までの販売となる。詳細は公式サイトで確認を。

展覧会情報

アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO
会期:2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
開館時間:10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
主催:京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO
協賛:DNP大日本印刷、アクセンチュア
後援:米国大使館
企画制作:イムラアートギャラリー / ソニー・ミュージックエンタテインメント
公式SNS:@andywarholkyoto
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