2021年ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、ブルース・リウがシングル『ラモー:優しい嘆き』6/10デジタル・リリース 

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クラシック
2022.6.10
『Rameau: Les tendres plaintes』ジャケット写真 

『Rameau: Les tendres plaintes』ジャケット写真 


2021年10月、ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、ドイツ・グラモフォン(DG)との専属契約を発表した24歳のカナダ人ピアニスト、ブルース・リウのDG契約後2作目となるシングル『Rameau: Les tendres plaintes』(ラモー:優しい嘆き)のデジタル配信が、2022年6月10日(金)スタートした。 

4月に配信されたショパンの「ノクターン 嬰ハ短調 KK IVa/16」に続く今作は、ドビュッシーが“繊細で魅力的な優しさ”と称賛したフランスの作曲家、ジャン=フィリップ・ラモーの作品「クラヴサン曲集と運指法 第2番(第3組曲)より第1曲:優しい嘆き」。生まれ故郷フランスの音楽を探求するリウが、説得力のある演奏でラモーの革命的な音楽を改めて紹介している。 

ブルース・リウは年内、次々にシングルのデジタル・リリースを予定しており、2枚のアルバムも企画中。1枚目はフランスをテーマに、ショパンやラモーを含むレパートリーが収録される予定。もう1枚は、イギリス・デビューで演奏したチャイコフスキーの協奏曲第2番を収録する予定となっている。 

リリース情報

『Rameau: Les tendres plaintes』(ラモー:優しい嘆き)     
 
発売日:2022年6月10日  
  
■プロフィール  
ピアニストのブルース・リウは、2021年10月、ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、この最も権威あるコンクールの長い歴史の中で、カナダ人として初めて第1位を獲得し、世界の舞台へと躍り出た。コンクールの各ステージを通して彼の演奏を特徴づけていた新鮮で自発的なダイナミズムと完璧なテクニック(「彼の協奏曲ホ短調は……詩情と名人芸を素晴らしいバランスで保持していた」デイリー・テレグラフ)は審査員を納得させただけでなく、以来、世界中のコンサート・ホールで評論家や聴衆を魅了し続けている。  
1997年5月8日、パリで中国人の両親のもとに生まれ、6歳のときに父親とモントリオールへ移住した。中国文化に囲まれて育つと同時に、定期的に中国を訪れ、流暢な中国語を話す。カナダで育ち、ヨーロッパとも密接な関係にあるため、人間的にも芸術的にも文化の多様性に触れてきた。2011年から2018年にかけてモントリオール音楽院でリチャード・レイモンドに師事し、その間、わずか15歳でモントリオール交響楽団コンクールで大賞を獲得した。これまでに仙台、テルアヴィヴ、ヴィセウなどの国際ピアノ・コンクールでも入賞している。現在、ダン・タイ・ソン(第10回ショパン・コンクール優勝者)に師事している。  
すでにクリーヴランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団など世界有数のオーケストラと、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホール、パリのシャンゼリゼ劇場、ウィーン・コンツェルトハウスなどの一流の会場で共演している。
2022年3月  
  
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