『のだめクラシックコンサート』が10月開催決定　茂木大輔監修・かつての「のだめオーケストラ」主要メンバーが集結

2022年10月28日(金) サントリーホールにて『のだめクラシックコンサート』が開催されることが決定した。原作漫画『のだめカンタービレ』（著：二ノ宮知子）の連載開始20周年＆新装版刊行を記念して行われるもので、茂木大輔が監修、かつての「のだめオーケストラ」主要メンバーを中心としたオーケストラが特別編成される。

二ノ宮知子著『のだめカンタービレ』は、天才的なピアノのセンスを持つ一風変わった女子・のだめこと野田恵と、指揮者を目指す完璧主義者の青年・千秋真一が繰り広げるラブコメディ。「Kiss」（講談社）にて2001年から2010年まで連載され、単行本は全25巻が刊行。ドラマ・アニメ・映画化で話題を博したクラシック音楽漫画の金字塔だ。連載開始20周年を記念して、全巻カバーを二ノ宮が描き下ろす他おまけページも追加された新装版（全13巻）が、昨年9月から毎月1冊ずつ刊行されている。

今回決定した『のだめクラシックコンサート』は、この新装版の刊行と連載開始20周年を記念したもの。監修は、もちろん原作やCDでも大きな貢献をしてきた元N響首席オーボエ奏者で、現在は指揮者として活躍中の茂木大輔。オーケストラは、かつてのドラマやアニメシリーズで茂木と同様、演奏やテレビでも活躍をしてきた「のだめオーケストラ」の主要メンバーを中心に、日本のクラシック音楽界で活躍をしている若手のソリストたちも加わったスーパー・オーケストラがこのコンサートのために特別編成される。コンサートマスターは、かつて「のだめオーケストラ」でコンサートマスターを担い、現在読売日本交響楽団のコンサートマスターである長原幸太を迎える。さらに今後、協奏曲や「ラプソディ・イン・ブルー」などでは、現在の日本の若手トップクラスのピアニストをゲストに内定しているという。