キリン沢役・野津山幸宏がカメになる!?『カメの甲羅はあばら骨展』アイアイ人間も初登場
野津山幸宏が『カメの甲羅はあばら骨展』を体験!
“体験型”動物図鑑『カメの甲羅はあばら骨』のイベント展『カメの甲羅はあばら骨展』が池袋パルコ・PARCO FACTORYにて8月29日まで開催中。イベント開催初日には、10月28日(金)公開の映画『カメの甲羅はあばら骨』にてキリン沢リン太郎役を務める野津山幸宏が来場し、書籍に登場する動物人間たちと触れ合いを楽しんだ。
動物人間たちの世界へ、ようこそ
動物の体の構造を人間に置き換えたらどうなるか。人間に置き換えることで分かる動物の仕組みを説明するシュールなイラストがSNSで話題となった動物図鑑。野津山自身もSNSでその存在を知ったそう。第1エリアの書籍「カメの甲羅はあばら骨」紹介コーナーでは「勉強になる!」と笑顔。このエリアでは、イラストと紹介文とともに、実際に生活する動物人間を再現した「(空想映像)動物人間生体観察映像」も流れている。おなじみの動物人間たちに加え、本イベントで「アイアイ人間」が初お披露目となっているのも注目ポイントだ。
「キリン人間」を発見!
第2エリアは映画『カメの甲羅はあばら骨』紹介コーナー。書籍から映画用に描き起こされた動物人間たちが紹介され、映画の一部を一足早く楽しめるたくさんの場面写真が展示されている。さらに、各キャラクターのボイスキャストのコメントや、実際のキャラクターモデルから作られた立体フィギュアも展示されている。
背後から声をかけられて…
映画紹介コーナーで場面写真を眺めていると背後からカメ人間の声が! 振り返ると、モニターの中にカメ人間を発見。第3エリアは動物人間の世界が体験できるインタラクティブエリアだ。カメ人間と会話ができる「タートル人間トーク」コーナーでは、動物人間の世界からやってきたカメ人間との会話を楽しむことができる。野津山は、カメ人間から「初めて会った気がしない!」と言われるほど、スムーズなトークを展開した。途中、カメ人間からクイズが出題される場面もあったが、ここまでの展示をしっかりチェックしてきた野津山は楽々回答していた。
好きな骨を訊かれ「鎖骨」と回答
次は、実物大のカメ人間が触れるコーナーへ。海洋堂制作のカメ人間は身長170cm。存在感抜群のカメ人間とは撮影も可能。実際にカメ人間が住んでいそうな場所を再現した背景と合わせて、カメ人間気分で記念撮影をしよう! 担当者曰く、「恥ずかしがらずに、おしりのほうからもしっかりと観察してください」とのこと。滅多にないチャンスなので、すみからすみまでしっかりとカメ人間を観察してみては?
ちょっと不気味だけど…と言いながら近づいていく
インタラクティブエリアでは、動物人間になれるモーションキャプチャー体験も可能。画面の前に立つと、カメ人間やキリン人間など、いつの間にか自分の姿が動物人間に大変身。手や足や、首、自分の体のいろいろな部分を動かすことで、画面の中の動物人間の動きにも変化が。「子どもは絶対楽しいし、大人でもすごく楽しめます!」と話した野津山が体を動かすと動物人間が滑らかに動き、隣で少々息切れしながら動く40代編集担当の動物人間はやや動きに…。数人一緒に画面の前に立てば、さまざまな動物人間の動きを同時に楽しめる。
全身を動かして楽しもう
画面の中で動物人間を体験できるだけでなく、実際に動物人間になれるスポットも。甲羅の大きさは1mから1.3mほどといわれる、ガラパゴスゾウガメ。ガラパゴス島に生息し、リクガメの中では最大級といわれるガラパゴスゾウガメになりきって記念写真を撮ることができる。野津山は慣れた手つき?!ですぐにガラパゴスゾウガメになりきったが、実はこれ、一人で背負うのは意外と大変なことが判明。甲羅はかなり重いので、カメになる人と甲羅を持つ人と二人一組で体験するのがおすすめ。甲羅と奮闘し、一人ではカメになりきれなかった編集担当は、野津山に甲羅を被せてもらい念願のカメ体験をしたのだが、疲れ切った姿だったためか、迫力に欠けるガラパゴスゾウガメになっていた。
余裕の表情を見せる野津山
また、世界に存在する動物の骨を使った楽器「キハーダ」と「ボーンズ」の2種も展示。時祭の動物で作られた楽器を、解説動画を観ながら実際に演奏することができるスポットだ。「キハーダ」とはラテンアメリカの楽器でロバや馬のアゴを使ったもの。「ボーンズ」は動物のあばら骨を使ったもので、アイリッシュ音楽やカントリー音楽に使用される楽器だ。
「難しいかも」と言いながら、素敵な音色を響かせた
そして最後はグッズコーナーへ。『カメの甲羅はあばら骨』書籍や映画グッズはもちろん、イベント展のみでしかゲットできないカエル川のオリジナル定規付きムビチケや、イラストレーターみのじさんによるカメグッズも多数販売されている。
キリン沢リン太郎のグッズも
野津山によると「夏休みの宿題で自由研究のテーマが決められない方は、ここに来れば一瞬で終わります!」とのこと。「最初はちょっと怖くて、不気味かなと思うけれど、入って2分ぐらいで慣れてきて、『なんなら、かわいい』と思えます(笑)。不思議な世界を体験してください!」とおすすめしていた。
映画のキャラ紹介にもサインを。キリン沢くんの首のあたりをチェックです!
イベント展『カメの甲羅があばら骨展』は8月29日まで。イベント展開催期間中は、サンシャイン水族館窓口で、購入時に本イベントのを提示すると、本館入場料が割引になる。また、サンシャイン水族館の入場版権を提示すると、本イベント入場料が200円引きに。さらに、名前の中に「かめ」が入っていると200円引きになる「カメ」割も実施しているので、亀田さん、亀山さん、ワカメちゃん…たちは要チェック!
不思議な世界観も、入って2分で慣れるそう
なお、入場は、カメ田、カエル川、ライオン寺、キリン沢、ワシ崎、ワニ渕、フラミンゴ塚、ウサギ林の全8種類からランダムでのお渡しとなっている。ちょっと不思議な空間で、動物人間気分を味わってみては?
取材・文=タナカシノブ
イベント情報
「カメの甲羅はあばら骨」展
8月5日(金)~8月29日(月)11:00~21:00
※最終入場は閉場の30分前 ※最終日18時閉場
※感染症拡大防止の観点から入場者数の制限、営業時間の変更及び休業となる場合がございます。詳しくは池袋PARCO公式サイト(https://ikebukuro.parco.jp/)をご確認ください。
PARCO FACTORY(池袋PARCO本館7F)
入場料 700円(税込)
※サンシャイン水族館の入場半券を持ってくると200円引き(モバイル画面表示可、利用日当日のみ対応、特別展は対象外)
※「カメ」割。名前の中にかめが入っていると200円引き
「カメの甲羅はあばら骨」製作委員会