ガレキの太鼓、ひとりの女性の恋愛物語を痛快に描いた『「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛』が開幕

2022年10月5日（水）下北沢OFF・OFFシアターにて、ガレキの太鼓 『「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛』が開幕し、舞台写真＆出演者コメントが届いた。

2009年に旗揚げされたガレキの太鼓。「演劇をやりたい人の気持ちを大事にしたい」そんな思いから、誰もが名乗って演劇を行える「オープン屋号」として、昨年新しくスタートを切った。前回公演ミュージカル『We can fly』から約1年ぶりの新作公演となる『「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛』は、「恋愛ホラースペクタクル」と銘打ち、その名の通りとあるひとりの女性の恋愛物語。東京と田舎を舞台に、恋愛と結婚を痛快に描く。

主人公は36歳の独身女性・美実花（異儀田夏葉）。東京でひとり生活を謳歌していたが、ひょんなことから地方で出会った孝人（富川一人）と出会い、熱烈なプロポーズを受ける。しかし待ち受けていたのは、田舎の洗礼…！？個性の強い村人たちを稲葉佳那子、小角まや、ホリユウキ、奥田 努、日高ボブ美が演じきる。

『没愛』は下北沢のOFF・OFFシアターにて10月9日までの上演。10月6日(木)19時公演に都市ボーイズ・はやせやすひろさん、10月7日(金)19時公演に哲学者・清水友輔さんをお迎えし、アフタートークも開催。また、前作に続き、配信と、サテライト上演を開催。石川、沖縄、宮城、そしてカンボジアに向けて「生」に近い演劇体験をおくる。上演時間は1時間40分。なお「Streaming+」にて、初日の模様が自宅などで観れる配信も実施している（10月11日（火）23：59までアーカイブ配信あり）。

稲葉佳那子　コメント

開幕できる事を、とても嬉しく思います。
嬉しい、と、ありがとう、を交互に連続で伝えたい。そう思います。このOFF・OFFシアターというぎゅっとした劇場でみても、配信でみても、きっと『没入』してもらえる！はずです。
魅力的な俳優陣とミラクルなスタッフ陣の総力戦、楽しんで下さい。

小角まや　コメント

稽古場で、共演者の演技に釘付けな日々でした。アイデアが凄くて、味があって、繊細なのに大胆で。特に、恋愛に没入していろいろ怖い思いをした主人公が迎えるラストシーンには、理屈を超えた感動があります。演じる異儀田さんの目に宿る光が、素晴らしくて。
ぜひぜひ、劇場で見届けてください！

ホリユウキ　コメント

この作品を観てくれた方が、一体どんなことを思い、どんなことを考えながら劇場を後にすることになるのか、正直予想しきれません。観る人によって全然違う感想になる作品な気がしていますし、だからこそとてもワクワクしている自分もいます。どこに行くかは分からないけど、でもこの『没愛』という作品を通して、どこか遠くの場所に、作品が始まる前は思いもよらなかった場所に劇場全体で行くことが出来たら。今はそんなことを考えています。
劇場で、配信で、体感して頂けたら嬉しいです。