内田雄馬、初の日本武道館ライブでファンとの絆を確かめあう「まだまだこの先、僕らの旅は続いて行きます」(写真19点)
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
内田雄馬が11月12日(土)・13日(日)の2日間にわたり、初の東京・日本武道館で単独ライブを開催した。
ライブでは12日を「Gratz!」、13日を「your world, our world」と銘打ち、それぞれで異なるコンセプトのステージを披露。過去最大規模のキャパシティとなる会場にて、初めて生バンドを携えて”内田雄馬の音楽”を届けた。
11月12日(土)DAY1【Gratz!】
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
初日のライブコンセプトである“パーティー”を意識したオープニングムービーから、ヒットナンバー「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」のポップなイントロとともに、煌びやかなシルバーのナポレオンジャケットを纏った内田雄馬が登場。「今日は楽しんでいきましょう!」と笑顔を弾けさせると、武道館中のファンから大きな拍手が湧く。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
「DNA」「VIBES」と立て続けに切れの良いダンスやエネルギッシュな歌声で魅了すると、今回から初参加となる生バンドのメンバーによる「BE MY BABY」のアレンジセッションや、「Looook UP!!!」「equal」といったポップで賑やかなナンバーが次々と披露される。続く「Loser」のリミックスに合わせ、5人のダンサー、通称“うちダンサーズ”の紹介を兼ねたソロパフォーマンスが展開した。白黒にオレンジが映えるモードな衣装にチェンジし、「ERROR」「Can you keep a secret ?」で雰囲気たっぷりに。9thシングルのバラードナンバー「Good mood」では歌声を武道館中に響き渡らせる。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
幕間映像では、“オリジナルソング作っちゃおう”と題し初めての作詞・作曲企画に挑戦。ピアノやギターを駆使し悪戦苦闘しながら「Not Fighter」という楽曲を作り上げ、会場を笑いと驚きの渦に巻き込んだ。
映像で今回のライブでも自身の活動の軸として掲げる「挑戦」をしっかりと見せると、続いて披露されたバラード「your words」ではリフターが上昇し、高い位置から伸びやかな歌声を誠実に届けた。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
そのまま華やかなストリートファッションで、「向かうべき場所へ」「スタートライン」とセンチメンタルなムードから熱気あふれるアッパーチューンを連続で繰り出し、「僕のアーティストとしてのスタートは5年前。5年経って、こうして武道館に立たせていただける日が来るとは……本当にこれは皆さんのおかげです。内田雄馬は一人では本当に何もできないんです。ただ、そんな僕には支えてくれるたくさんの仲間、そしてみんながいます。ここは、そんなみんなと一緒に歩いてここまで来た武道館です」とアーティストデビューから今までの道のりを振り返ると、「この大切な場所で、僕のスタートになった曲を歌わせてください」と切り出し、デビューシングルである「NEW WORLD」をパフォーマンス。続いて、シームレスにイントロが鳴り響く中「続いてが最後の曲です。みんなの気持ち、全部ください!!」と声高らかに叫び、最新シングル「Congrats!!」でパーティーは締めくくられた。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
ファンからの鳴り止まないアンコールに応え、ライブタイトル“Gratz!”をテーマとしたライブグッズの白いTシャツにコーチジャケットを羽織い、勢いよくステージに舞い戻り「Comin' Back」を披露。ここで、内田から2023年1月にニューシングルをデジタルリリースすることを発表した。「Happy-go-Journey」と名付けられたこの曲は、同じく1月より放送予定のTVアニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のエンディングテーマに使用される。内田は「以前アニサマでTom-H@ckさんとはコラボさせていただいた仲で、まさかこのタイミングで楽曲を制作していただける機会をいただけるとは……本当に嬉しいです」と感謝。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
「You Are Special」「JOURNEY」と、これからの行く末を示したところで、パーティーは無事大団円を迎えたかと思いきや、興奮冷めやらぬ観客の拍手に彼は再びステージに。「今日、全部出し切って行きたいよね!?限界超えていこうぜ!」とパワフルに叫び、最後に「Over」でスタンドマイクを蹴り飛ばし、熱くもクールなパフォーマンスを見せた。歌い終えた内田は「本日は本当にありがとうございました」とダンサー・バンドメンバーとファンに向かって挨拶し、ステージを後にした。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY1 (C)キングレコード
11月13日(日)DAY2【your world, our world】
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
赤いロングジャケットにストールを纏い、昨日明るかった髪色が黒に変化し印象がガラリと変わった内田雄馬がステージに現れ、「NEW WORLD」のサビの一節をアカペラで力強く歌い、突き抜けるような爽やかなヴォーカルを武道館に響き渡らせた。その後、新しい世界へ向かうように、真っ白な扉を開くオープニングムービーが流れ、初の武道館ライブ2日目がスタート。
瞬時にブルーメタリックの衣装に着替え、スモークの中から再登場した内田は、「Horizon」「JOURNEY」を続けて披露し、MCでは、「あなたたち一人ひとりのパワーで、今日は最高のライブにしてください!!」とともに武道館ライブを作っていくことへの決意を言葉に。「DNA」では、同曲のミュージックビデオにも登場したブレイクダンスチーム・KOSÉ 8ROCKSが登場し、クールなブレイクダンスで会場を魅了する。続く「Relax」では、ダンサーと共に息の合ったパフォーマンスを披露した後、「BE MY BABY」のバンドセッションコーナーへ。ニットファッションの出で立ちからキュートナンバー「Angel」を楽しそうに歌い上げる。そして、続く「Go Roly!」では、同曲が主題歌に起用されているアニメ『ROLY POLY PEOPLES』での企画がきっかけで、ダンスの振付を担当したYouTuberのきょん(きょんくま)がゲスト参加。チルな曲調に合わせて2人でかわいさあふれるダンスを披露した後は、「VIBES」でダンサーと共にエネルギッシュなダンスと歌声で客席中のバイブスを上昇させる。そして、「Loser」のダンスリミックスにのせ、4人の “うちダンサーズ”のソロダンスコーナーへバトンタッチ。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
モードな装いでステージに帰ってきた内田は、「Stardust」「Good mood」といったバラード曲をドラマチックに熱唱し、雰囲気を一変させる。「You & I」ではマイクを持たず、ダンサーと1対1でお互いに言葉を交わすかのような流線的なダンスを披露し、2ndアルバムの流れを汲むかのごとく「equal」へとつなぐ。アッパーチューン「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」では、再びKOSÉ 8ROCKSが参加し、会場のボルテージを一気に上昇させた。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
幕間映像では昨日に続き、内田が作詞・作曲に挑戦する映像が流され、クラップをテーマに、爽やかでムードある「Foot on the melody」を披露した。ストリートテイストの衣装で内田がステージに戻ると、「your words」「FROM HERE」と続き、その後のMCでは「何よりも、このパフォーマンスを受け止めてくれる”あなた”がいるから、今内田雄馬はここにいます」とファンへの大きな感謝を語り、1stシングル「NEW WORLD」をバンドを従えて再び歌唱。シームレスに「Congrats!!」へと繋ぎ、本編最後の楽曲「Echo」へと続けた。この2曲は、事前にファンからコーラスや掛け声のボーカルデータを集め、無発声な会場の中でもファンとの一体感が表現する演出に。これからの未来を祝福するように明るい歌声を響かせた後、内田はステージをあとにした。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
その後のアンコールには、白いシャツにライブタイトル“your world, our world”をテーマとした黒いツアーTシャツに着替え、「I'm not complete」を歌唱。
昨日に続けて新曲のお知らせに加え、サプライズの告知映像からは来年2023年より開催されるライブツアーの開催とスケジュールを発表した。内田にとって、2019年以来約3年半ぶり2度目となるライブツアーは、6都市9公演という史上最大規模で開催される。大盛りあがりの会場の歓声を受け、さらに「みんなとこうしてライブができるだけでも本当に楽しいんですが、まだまだこの先、僕らの旅は続いて行きます。ついてきてくれますか!」と呼びかけ、ファンとの絆を確かめた。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
続いて披露するのが、新曲「Happy-go-Journey」であることに触れると、さらにこのライブの様子が同曲のミュージックビデオになることを告げ、初パフォーマンスへ。シティ・ポップ調の軽快なリズムが心地よい新曲を披露した後、「Wonderful World」へと移る。うちダンサーズに加えて、KOSÉ 8ROCKS、きょん(きょんくま)も加わり、ステージは大団円を迎えた。
鳴りやまない拍手を受け、内田はダブルアンコールに応えるべく再登場。「MAJESTIC」ではダンサーがフラッグを携えて登場した。2日間のライブを締めくくるナンバーとしてラストを飾ったのは、内田の音楽に対する思いが込められた楽曲「ボクらのカタチ」だ。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
ファンから送られる鳴り止まないクラップの中、何度も2日間の感謝を述べながら会場中を歩き回り、最後の最後までファンとのコミュニケーションをとりながら、”内田雄馬”らしく初の武道館公演は幕を下ろした。新曲のタイトル「Happy-go-Journey」にふさわしい、内田とファンのさらなる幸福な旅路が示されたメモリアルライブとなった。
YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」 DAY2 (C)キングレコード
今回の武道館ライブの模様は、DAY1は11月13日(日)21時より、DAY2は11月14日(月)21時からdTVにて配信スタート。11月23日(月)までアーカイブが配信される。また、2023年ライブツアーのファンクラブ先行申込みが、11月30日(日)23時59分まで受付中だ。
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