「みなさんの日々に似合うバンドでありたい」wacci 橋口洋平が語る葛藤と挑戦ーー積み重ねてきた10年、新作『suits me! suits you!』に込めた想いとは

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2022.11.18
『wacci Hall Tour 2022 ~Boost!~』 写真=オフィシャル提供

『wacci Hall Tour 2022 ~Boost!~』 写真=オフィシャル提供

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メジャーデビュー10周年を迎えたwacciが、11月9日(水)に3年ぶり5枚目となるニューアルバム『suits me! suits you!』をリリースした。『第64回 日本レコード大賞』優秀作品賞を受賞した大ヒット曲「恋だろ」(フジテレビドラマ『やんごとなき一族』挿入歌)のほか新曲を含め14曲を収録。ライブバンドとして全国を周り、現在ホールツアーの真っ最中で、残すところ11月20日(日)NHK大阪ホール 、来年1月7日(土)神奈川県民ホールでの公演となった彼ら。そこで今回、10周年というバンドの節目を振り返りつつ、ニューアルバムの成り立ち、そして作詞へのアプローチの変化についてなど、橋口洋平(Vo.Gt)に話を訊いた。なぜwacciの楽曲は胸に響き、我々の日常に寄り添い続けてくれるのか……。そこには、バンドが積み重ねてきた10年と橋口の葛藤と挑戦があった。

『wacci Hall Tour 2022 ~Boost!~』

『wacci Hall Tour 2022 ~Boost!~』

ーーライブハウスツアーを経て、ホールツアーも残すところわずかとなりました。10周年という節目であり、ホールではどういったライブになるのかとても楽しみです。

デビュー10周年というタイミングで回るホールツアーなので、もちろんアルバムからも楽曲を披露しますが 10年の成長を感じていただけるようなライブになっていると思います。ホールが似合う、老若男女問わず1つになれるあったかい空間を作れるバンドだと信じているので、ライブハウスももちろんいいんですけどホールならではのライブができたらと思っています。ホールツアーの9月の福岡公演ですごい手応えを掴めたので、自信を持って、胸を張っていいライブにしたいなと。

ーー福岡公演での手応えというのは?

リハーサルの段階でお客さんがどういう顔をして、どんな感じで聴いてくれて、どれだけ楽しんでくれているかを想像しながらやっていると、ライブが答え合わせみたいな時間になるんですね。9月の福岡公演は、そのイメージとお客さんの息がピッタリと合ったというか。さらに、その想像を超えていくような一体感があったので、ここまでやってきたことは間違ってなかったなと感じました。そこが、すごくよかったんですよね。

ーーライブハウスとはまた違った、ホールのスケールだからこその一体感がありますよね。

それはすごくあったと思います。音の響きもそうですけど、老若男女すべての人たちが安心して楽しめる環境はホールならではだと思います。僕たちのライブを観に来てくださる方の中には、おじいちゃんがお孫さんと一緒に来られたりもするので、そういう方々の顔を観られるのはホールならではかもしれません。いろいろな方に観ていただけるのは、とても嬉しいですからね。

wacci「suits me! suits you!」Trailer

ーーそんなホールツアー真っ最中ですが、ニューアルバム『suits me! suits you!』がリリースとなりました。本作はどういったところから制作がスタートしたのでしょうか?

前作から今作にかけて「1曲入魂」でたくさん配信シングルをリリースしてきたので、10周年というこのタイミングで新曲と合わせて1枚にまとめるのはいい機会だなと、アルバムを作ることになりました。その時々に作った曲だからこそできた曲だったり言葉が溢れているので、そういう意味でも結果的に10周年にふさわしい今を表す1枚になったと思います。

ーー配信リリースが続いたのは、やはりコロナ渦も影響しているのでしょうか?

少なからず影響していると思いますね。コロナ渦でライブを止めざるをえない状況もありましたが、無観客で日本武道館の配信ライブやったり、その後に有観客でやったりと歩みを止めずにライブをしっかりとやってきたバンドではあると思うんです。それでも、これまでに比べてしっかりと制作時間をとることができたのは大きいと思います。このコロナ禍で書いた、まだ日の目を見ていない楽曲は本当にたくさんありますから。お家で過ごす時間も長くなったからこそ、YouTubeやサブスクで聴いていただける機会も増えたでしょうし、そういう意味でも配信でのリリースを続けてこれたのはよかったなと。

ーー10年という節目について、振り返ってみていかがですか?

目の前のことにひとつひとつ、全力で向き合いながら走っていたら、いつの間にか10年経っていたという感覚ではあるかもしれません。一方で、自分達の現在地が思い描いていたところには達していない焦りや悔しさもあったりします。

ーー順風満帆にも思えたのですが、そこには焦りも。

楽曲の広がり方に比べると、まだまだwacciというバンドとして認知されていないことや、それこそコロナ禍になってライブで出会えるはずの人たちと出会えなかった悔しさを常に抱えながらやってきました。だけどこれまでを振り返れば、今まで出会えたお客さんだったり支えてくれたスタッフの人たちがいたりして、いい出会いがたくさんあったからこそ叶えられた夢もある。そういう意味では、これまで歩んできた10年はちゃんと誇っていいし、胸を張ってこれからもやっていきたいなと思います。47都道府県ツアーを2周してるぐらいのライブバンドだという自負もあるので、きっと曲をキッカケにライブに来てくれたら、絶対に楽しんでもらえる自信もある。なので、11年目以降はもっとライブで届けられるように頑張りたいなと思っています。

ーー今回のアルバムもすごくライブを観ているような流れだったり、会場の景色が浮かぶ1枚になっていたように感じます。

ありがとうございます。ライブで楽しんでもらえるようにというのは、意識しているので嬉しいです。

ーー3曲目の新曲「運命じゃない人」は、ドキッとさせられるタイトルとは打って変わって明るい曲調で。

この曲は、ちょっと自信のない情けない男の子が、一生懸命に女の子を好きでいる楽曲で。昔から得意なテーマで、いわゆる「のび太系ソング」と呼んでいるぐらいデビュー当時からたくさん書いてきたんですけど、今の自分が書くならこういう曲かなと。好きな子に心変わりをされないように、必死になって周りのイケメンを隠す、みたいな歌ですね(笑)。

ーーどの楽曲も自分を投影したくなるぐらいに、描かれている景色や人物の輪郭が浮かんでくるのですが、作詞される際には具体的に人物の設定を明確にされているのですか? それとも個人の体験を元に作られているのか……。

想像で書くことが多いのでフィクションではあるのですが、自分が感じたことのある気持ちや見たことのあるような景色を書くようにしています。あとは、周りの友達とか、 誰かの会話からヒントを得て書くことが結構多いですかね。なので、最近は特に歌詞を書くというよりも物語を書くような感覚かもしれません。

ーー「最近は」ということは、作詞のアプローチが少し変わってきたのでしょうか?

そうですね。「別の人の彼女になったよ」がすごいたくさんの方に聴いていただけたということがあって、そこから意識が変わったかもしれません。結成当初は、そういった絵が見えるというか、 物語性のある楽曲が多かったんですけど、デビューしてからは物語性のある楽曲よりも強いワンフレーズをしっかりと届けるような楽曲をたくさん作っていたと思います。

wacci 『別の人の彼女になったよ』Full Ver.

ーーストレートにエールを送る、応援歌となるような楽曲ですよね。

そうですね。そういった楽曲スタイルで頑張ってきたんですけど、「別の人の彼女になったよ」がしっかりとたくさんの人に届いたので、「物語性のある楽曲も受け入れてもらえてるんだ」と気づけて。それからより具体的な描写を歌詞に入れたり、シチュエーションも限定したりして書くことが多くなってきた気がします。

ーーバンドの活動だけでなく、ソングライティングのターニングポイントにもなったのですね。

本当にそうだと思います。この10年、リリースしてきた楽曲でもライブでも、しっかりとみんなのリアクションを受け止めて、ひとつひとつ丁寧に向き合いながらトライアンドエラーを繰り返しながら階段を上ってこれたからだと思います。

ーーリアルすぎるぐらいに具体的な心情や情景が描かれた物語性がある一方で、「自分の人生とは違うな」とならず、聴いていて自分自身を重ね合わせたくなるところに感動しました。それはきっと、具体的なストーリーの中に、自分を投影できる抽象的な余白が残されているからこそなのかなと。その具体と抽象のバランスが絶妙だからこそ、世代や性別を問わず胸を打つ普遍性があり、そして共感を呼び広がっていくパワーがあるのかなと感じました。

そのバランスを褒めていただけるのは、すごく嬉しいですね。自分にとっても励みになります。それはきっと、デビュー後に応援歌のようにたくさんの人に当てはまるフレーズを使った、抽象度の高い楽曲にしっかりとチャレンジしてきたからこそ保てているバランスなのかなと思うので。名曲には、エールを送る強いフレーズが際立つ応援歌が多いじゃないですか。自分はそういう楽曲を作るのが苦手だったんですけど、憧れがあるからこそチャレンジしてきたので、これからもそのバランスは大事にしていきたいなと思います。

wacci 『恋だろ』 Music Video

ーーちなみに、コロナ渦や今の時代だからこそ書くことができたこともあったりしますか?「恋だろ」の<性別も年齢も 家柄も国籍も 外見も年収も 過去も何もかも全部>という歌詞を聴いていると、まさに今の時代にマッチする価値観だと感じる人も多いと思うんです。

あんまり、コロナ禍だからとか、今の時代がこうだからみたいなところは楽曲で描くテーマには影響していないと思います。今の時代や流行りに関わらず、人間の根幹にあるものを描きたいので。だけど例えば、それを描くにあたってのシチュエーションで、黒電話とかではなくてスマホになったりしますよね。それは市民権を得ているフレーズの方が伝わることがあると思うので、描きたいテーマが決まった段階でそれに沿ったシチュエーションやフレーズにしています。

ーーその時代にあった等身大を描くことで今を切り取りつつ、いつの時代も変わらない普遍的な人間の根っこにある感情や違和感を歌われている。だからこそ、聴いていて共感できるのだなと改めてお話を聞いて感じました。ちなみに、SPICEが制作しているポッドキャスト『NUmile』に出演いただいた時に、締切があればそれには必ず間に合わせるとおっしゃっていて。すごく多作なので筆が早い印象なのですが、曲を作るにあたって伝えたいことや描きたい感情みたいなものがやはり絶えずあるのでしょうか?

そんなことないです、絶えますよ(笑)。どんな曲を作ろうか、どういったテーマを描こうかを考えている時が一番大変で時間がかかります。

ーーでは、テーマが決まれば早いのでしょうか?

そうですね、決まりさえすれば早いですね。

ーーどの楽曲も橋口さんにしか描けないこと、橋口さんにしかない言葉があると思うのですが、それはそれだけ自問自答を繰り返して見つけたものなのかなと。ご自身の感情をとことん掘り下げているからこそ、時間がかかる、というよりもそこに時間をかけているのか。

言われてみると、たしかにそこはかなりしっかりやっているかもしれませんね。1つ1つの感情に理由が欲しいタイプなので、その感情に至る理由みたいなものがむしろ歌になってたりするかもしれないですね。僕の書く楽曲に強みがあるとしたら、そこかもしれないですね。

ーー自己をみつめるといいますか、それ自体は昔からずっと自然とやってこられたことなのでしょうか?

大学が社会学部で、世の中の出来事や現象がなぜそうなっているのか言語化するような学科だったこともあり、元々好きではあったと思います。

ーーだからこそ楽曲の物語にもブレがないといいますか……感情と行動、情景やメロディーの整合性が聴いていて違和感にならずスッと入ってくるのかもしれませんね。

そうですね。その道筋だったり整合性はかなり気にしてます。その楽曲の軸となる部分が決まるまでは、すごく時間をかけてきたと思います。

wacci 『僕らの一歩』 Music Video

ーーちなみに、今回のアルバムの中で特に時間をかけられたり、苦労された楽曲となるとどの曲になりますか?

苦労というよりも頑張ったのは、 デビューから挑戦してきた物語じゃない方、さきほどの応援歌になるような楽曲ですね。wacciのひとつの色であり、これまでにたくさんの人が描いてきたテーマではあるので。例えば、「僕らの一歩」や「あなたがいる」のようなメッセージは、僕の中から生まれた言葉というよりもずっと昔からあって、たくさん歌われてきた言葉なので。そこから僕たちが、waccなりに「一歩踏み出していこう」というメッセージをどうすれば届けられるかを考えるのは難しかったですね。

ーーそれだけオリジナリティを出すのは難しくなりますよね。

応援歌になる「1人じゃない」とか「諦めないで」という言葉は、使い古された言葉でもありますからね。だけどそれだけ、胸を打つ言葉でもあると思うので、そういった言葉を使いつつ、自分にしか書けない楽曲にどうやってしていけばいいのかという苦しみは常にあります。そういった使い古されてはいるけれど強いメッセージとなる言葉をサビに持ってくる時は、 AメロやBメロでどれだけ具体的に、寄り添うように描くことができるかをとても大事にしています。そのサビに至るまでに、すごく時間をかけていますね。

ーー「一歩踏み出そう」という言葉を投げかけるに至るまで、そのバックグラウンドやストーリーに懸けていると。たしかに、そのメッセージに至る描写が丁寧であればあるほど、同じ言葉でも聞こえ方、響き方、受け取り方が変わってきますよね。

そうですね。やっぱり僕自身が応援歌で「頑張れ」と言われても「頑張ってるよ」と思ってしまうタイプなので、前向きな言葉にもちゃんと理由が欲しいし、説得力が欲しいんですよね。

ーーwacciの楽曲がとことん寄り添ってくれるワケがわかった気がします。ほかにも新曲の「suits you」は、涙も含めて笑顔が似合うという、すべてを肯定してくれるような前向きな歌詞がとても印象的でした。

この歌は、アルバムのタイトルが決まってから、あったかい曲を1曲入れたいねと話して最後に録った曲で、悩みながら作りましたね。ここでも「笑顔が似合う」とはあまり人にまっすぐ言うようなことではないような気がしていて、だから、笑顔が似合うけど、今はお互い泣く日があってもいいよね。泣き尽くした分、次の笑顔はもっと似合うよ、という着地が1番自分らしいのかなと。

ーーこの楽曲が最後にあることで、すごく救われるといいますか。前向きな一歩をまた歩んでいけるような、アルバムを象徴しているような1曲だなと感じました。

誰かの元気になれたらとか、そういうタイプの人間じゃないのに背伸びして挑戦してきたところがあるので。だけどデビューから10年が経って、そういった励みになるようなことが自然と自分らしくできるようになった、僕らも10年積み重ねてきたからこそできた曲だと思います。

ーーこの曲からアルバムタイトルや方向性が決まったのかなと思っていたので、最後にできた曲だと聞いて意外でした。ちなみに、アルバムタイトルはどの段階で決まったのですか?

自分たちバンドとして、10年目の節目、5枚目のアルバムとしてリリースするタイトルにピッタリのものは何かなと30個ぐらい候補を出して。このタイトルがメンバーみんなと良いねと一致して決まりました。

ーーみなさんの心境としても、バンドの現在地としてもアルバムタイトルとしてもしっくりとくる言葉だった。

「suits me! suits you!」は、「ぴったりだね!」「お似合いですね!」「ふさわしいね!」という意味なんですけど、僕らも10年積み重ねてきた分、年相応で背伸びせずに楽に、今の自分たちを歌えたらと思って。「恋だろ」という曲も釣り合う、釣り合わないという恋の障壁を書いていたりするのでリンクするし、ずっと日常を歌ってきたので聴いてくれる人たちの日常にもピッタリとハマる、みなさんの日々に似合うバンドでありたいという思いから、このタイトルを選びました。

wacci × 松下洸平 『恋だろ』 Live at EX THEATER ROPPONGI 2022

ーー「恋だろ」は、歌手で俳優の松下洸平さんとライブでデュエットされたり、コラボした動画も話題になりましたね。また、ボーナストラックに「恋だろ With ensemble」バージョンも収録されています。

洸平くんは事務所も同じで10年以上一緒にいて。ライブに僕も呼んでもらって歌ったりしたこともあったので、 いつか自分たちのライブでも歌って欲しいなとずっと思っていたんです。それがドラマの挿入歌として僕らが担当することになったので、いい機会だなと一緒に歌わせてもらうことに。この曲がすごく広がってくれたのは、すごく洸平くんにも感謝ですし、10年前の自分たちにも今いっしょにこうして歌っていることを教えたいなと思えるような出来事だったと思います。

ーー曲順についてもさることながら、シングルカットしてきた楽曲が集まっている中でも、アルバムとしての流れも美しくて、ワンマンライブを観ているような感覚に。

曲順は意外とすんなりとまとまって。アルバムで初めて入る新曲が橋渡しになるような、良い役割をもってくれたところはありますね。

ーー個人的には、新曲の「痛い」がまたグッときました。

wacci史上、1番えげつないとこまで書いちゃったともいえる曲なので、どう受け止めてもらえるか反響がとても楽しみな曲でもあります。僕自身はここで歌っているようなところまではないんですけど、こうなりえた日もあったかもしれないなとか。だからこそ僕が歌っていい曲なのかも悩みました。みなさんがどう受けとってくれるのか、ドキドキしますし楽しみな歌です。

ーーこのアルバムのリリースからホールツアーを終えて、来年以降もたくさんの変化があるかと思います。最後に、ここからチャレンジしてみたいことや今後の展望についてお聞かせください。

やっぱり次は、満員の日本武道館でやりたいというのは変わらずにある夢ですね。 あとは、『ドラえもん』がすごく好きなので、『ドラえもん』の主題歌をつくりたいです。誰にも負けない、いい曲をかけると思うので。と、夢を語るのも大事ですけど、 その夢に向かっていく1日、1日だったり、目の前のことこそすごい大事だなと10年やってきて改めて思ったので、1曲でも多く良い曲を書けるように日々頑張りたいと思います。

『wacci Hall Tour 2022 ~Boost!~』

『wacci Hall Tour 2022 ~Boost!~』

取材・文=大西健斗 写真=オフィシャル提供

ツアー情報

『wacci Hall Tour 2022 ~Boost!~』
2022年11月20日(日)NHK大阪ホール【大阪】
2023年1月7日(土)神奈川県民ホール【神奈川】
 
▼全国ワンマンツアーの詳細はこちら
 
■wacci info & SNS

リリース情報

New Album『suits me! suits you!』
2022年11月9日(水)リリース
初回限定版A

初回限定版A

▼CD購入はこちら
https://erj.lnk.to/wssKtA
▼配信はこちら
https://wacci.lnk.to/TS3vgS
■完全生産限定盤(透明BOX仕様)
[CD+BD+GOODS]:ESCL-5710 ¥12,000
(デビュー10周年記念オリジナルクッション+セルフライナーノーツ&メッセージブック付き)
■初回生産限定盤A[CD+BD]
:ESCL-5713 ¥7,000
■初回生産限定盤B[CD+BD]
:ESCL-5715 ¥5,000
■通常盤[CD]
:ESCL-5717 ¥3,000
 
<収録内容>※全形態共通
01 風
02 恋だろ
03 運命じゃない人
04 まばたき
05 痛い
06 劇
07 夜を越えて
08 トータス
09 僕らの一歩
10 東京24区
11 インク
12 フレンズ
13 あなたがいる
14 suits you
bonus track 恋だろ | With ensemble
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