神谷浩史・森川智之・津田健次郎・諏訪部順一が死体役で参加 実写映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』日本語吹替版・追加声優陣を発表
左から、神谷浩史、森川智之、津田健次郎、諏訪部順一
3月31日(金)公開の映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』に日本語吹替版声優として神谷浩史、森川智之、津田健次郎、諏訪部順一が参加していることが発表された。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を映画化した作品。人間、エルフ、ドワーフ、様々なモンスターなどが共存する世界を舞台に冒険を繰り広げるファンタジーゲームである同作は、世界初のRPGともされ、世界中で親しまれてきた。1980年代を舞台にしたNetflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でも、主人公たちが夢中になるゲームとして重要な役割を果たしている。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』では、主人公のバード=吟遊詩人/盗賊のエドガン役でクリス・パイン(『スター・トレック』シリーズ、『ワンダーウーマン』シリーズなど)が出演。彼の相棒で戦士のホルガをミシェル・ロドリゲス(『ワイルド・スピード』シリーズなど)が演じる。また、ふたりがパーティを組む仲間として、ハーフエルフのソーサー=魔術師・サイモン役でジャスティス・スミス(『名探偵ピカチュウ』や『ジュラシック・ワールド』シリーズ)、モンスターと混血のティーフリング“ドルイド”ドレク役でソフィア・リリス(『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』)、エドガンの娘・キーラ役でクロエ・コールマン(『マリー・ミー』)、キーラを誘拐するエドガンのかつての友人・詐欺師のフォージ役でヒュー・グラント(『ブリジット・ジョーンズの日記』や『ラブ・アクチュアリー』『ジェントルメン』など)が出演。盗賊稼業に勤しむエドガンらは、フォーゴトン・レルムと呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、宝を巡る冒険や、ドラゴンやクリーチャーを相手にした戦いを繰り広げる。監督・脚本は、『スパイダーマン:ホームカミング』で原案・脚本を担当したジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタインのコンビ。
様々な種族、モンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガン(クリス・パイン)と彼の相棒である戦士のホルガ(ミシェル・ロドリゲス)は、ある目的のために旅に出る。特殊能力を持った魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス)と自然の化身ドリック(ソフィア・リリス)、そして聖騎士のゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ)とパーティを組み、全世界を脅かす巨大な悪の陰謀に対峙することになる。
本作の日本語吹替版では、主人公の盗賊(クリス・パイン)を武内駿輔が演じるほか、戦士ホルガを甲斐田裕子、半人前ながら秘めたる力を有する若き魔法使いサイモンを木村昴、敵の手を逃れ流浪の身となった聖騎士ゼンクを中村悠一が演じるほか、エドガンの娘・キーラ(クロエ・コールマン)の声を逢田梨香子、エドガンの盗賊仲間でただならぬ因縁もある詐欺師フォージ(ヒュー・グラント)を森田順平、世界征服をたくらむ悪の魔女ソフィーナ(デイジー・ヘッド)を沢城みゆき、アンデッド集団を操り世界を牛耳ろうとする悪の親玉ザス・タム (イアン・ハンモア)を岩崎ひろしがそれぞれ担当。日本語吹替版の演出・音響監督を依田孝利氏(『トップガン マーヴェリック』)が担当することが発表されていた。
あらたに日本語吹替版声優として発表された神谷ら4名は、主人公パーティが墓場で出会う、死体となった戦士たち。 神谷浩史(『進撃の巨人』『ONE PIECE』など)が死体・トーク、森川智之(『トップガン マーヴェリック』日本語吹替版、『鬼滅の刃』など)が死体・スタンハード、津田健次郎(『呪術廻戦』、『ゴールデンカムイ』)が死体・スヴェン、諏訪部順一(『ユーリ!!! on ICE』、『呪術廻戦』など)が死体・ヴェンをそれぞれ演じ、“死体パーティ”として登場するとのこと。
神谷ら4名のコメントは以下のとおり。
神谷浩史(死体トーク 役)
D&Dと言えば僕が中学生くらいの時にTRPGのルールブックやリプレイを夢中で読んだのを覚えています。剣と魔法の世界に想いを馳せ、様々な種族の仲間との冒険にワクワクしていました。でも当時、僕には友達がいなかったので、そんな仲間も居らず冒険の旅は夢に終わりました…。しかし今回、『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の吹き替えに参加できて、森川さん、津田さん、諏訪部さんと言う仲間ができました!中学生の時の夢が叶ったようです…!みんなゾンビだけれど!
アフレコは原音通りにやっています。僕はそんなに手応えを感じていません。でも音響監督の依田さんは笑っていたので、きっと良かったのだと思います!
そんなゾンビのシーンにも注目しつつ、ぜひ劇場で「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」吹き替え版でご覧ください!よろしくお願いします!
森川智之(死体スタンハード 役)
神妙な顔したスタッフからの出演依頼が秀逸でした。「どうしても帝王森川さんにやってもらいたいんです。この作品のポイントとなる重要な役です!もちろん吹き替えの共演者もすごいラインナップです」と。そこまで言われては断るわけもありません。気持ちよく引き受けましたよ。そして台本開いてびっくり「死体役かぁーい!」
声優やって37年目、最高の死体を吹き替えました!字幕はもちろんですが吹き替えは、さらに最高の声優どもの感性を注入した最強の吹き替え版になっていることでしょう!?レッツ死体パーリー!!
津田健次郎(死体スヴェン 役)
今回、面白いパートを演じさせて頂き収録が非常に楽しい時間でした。ファンタジーの面白さが詰まったこの映画、元々の音声が楽しめる字幕版も勿論良いのですが、文字より情報量が多く日本語がダイレクトに心に響いてくる吹き替え版でも是非ご覧下さい。出来れば字幕版と吹き替え版の違いも楽しんで頂きたい(笑)。劇場でお待ちしています。
諏訪部順一(死体ヴェン 役)
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と言えば、RPGの元祖として世界的に有名なタイトル。その名を冠した本作は、面白要素てんこ盛り。ハラハラドキドキゲラゲラの痛快エンタテインメントムービーです! タイトルを聞いただけで日本語吹替の出演オファーに即「ぜひ!」とアンサーしたところ、台本が届いたら死体役で「!?」。そして、死体たちの役どころを知って「!!」。心を込めて演じましたので、ぜひ日本語吹替版でも彼らの勇姿をご覧いただけますと幸いです。死んでますけど。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は3月31日(金) 全国公開。