キュウソネコカミ、和歌山県警 特殊詐欺防止の広報大使に任命

ロックバンド・キュウソネコカミが、和歌山県警の特殊詐欺の被害を防止する広報大使に就任することになり、2月15日に委嘱式が行われた。ヤマサキセイヤ（Vo/Gt）は和歌山県御坊市の出身。今年1月には和歌山城ホールにてワンマン公演も実施している。

2月15日には和歌山市の片男波海水浴場の砂浜や不老橋で啓発ポスターの撮影の実施後、委嘱式が行われ、メンバーひとりひとりに委嘱状が手渡された。

和歌山県内では今年1月だけでも特殊詐欺の被害額が1億2,600万円とすでに去年1年間の7割に達している一方で、詐欺に加わった若い世代の逮捕も相次いでいる。警察によると、キュウソネコカミを大使に起用することで、詐欺の被害防止とともに若い世代に犯罪に加担しないように呼びかけていくねらいがあるとのこと。

委嘱式のあと、ヤマサキセイヤは「自分たちのファンには老若男女いるので、幅広い年代の人に向けて特殊詐欺防止の発信ができたらと思います。自分の両親にも気をつけるよう伝えます」と話した。

そんなキュウソネコカミは、3月29日にアルバム『私飽きぬ私』を発売。【人間にはいろんな面がある】ことを表した、それぞれ性格が違う楽曲10曲を収録している。