勝みなみら出場選手が発表! 『明治安田生命レディス』は3/9~12開催
『明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント』は3月9日~12日に、土佐カントリークラブで開催
『明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント』が3月9日(木)~12日(日)、高知県の土佐カントリークラブで行われる。
同大会は今季のJLPGAツアー第2戦で、大会ホステスプロの勝みなみ、小倉彩愛、鶴岡果恋ら出場選手が発表された。
大会ホステスプロの勝みなみ(中央)、小倉彩愛(左)、鶴岡果恋(右)
総額1億円、優勝1800万円の賞金を選手たちが争う。開催に先駆けてホステスプロの勝みなみ、小倉彩愛、鶴岡果恋がインタビューで、それぞれ本大会への意気込みを語った。
大会ホステスプロの勝みなみ
2021、22年と日本女子オープンを2連覇、4シーズン連続賞金ランクトップ10入りの勝は「昨年は年間3勝以上という目標を達成できず、ちょっと悔しい思いをしました」という。
新たな目標達成に向け、現在は「飛距離も安定性もさらに欲しいので、身体の“軸”を太くできないかと、取り組んでいる」とコメント。
今シーズンから米女子ツアーへ参戦することもあり、新しいトレーニングを導入した。「私は飛距離が出る方ですし、米ツアーでも戦っていけるとは思っていますが、さらに向上させたい」と準備に余念がない。
米女子ツアーに向けては「不安も怖さも少しあるのですが、参戦は自分が決めたことですし、今は『やってやろう!』という気持ちの方が強い」という。自分が持っているものを全て出し切って、現在の自分の限界を知る考えを持つ。「課題が見つかれば、また、自分がさらに成長するためのトレーニングや練習をしてレベルアップすれば良い」と前向きだ。
そして、所属先の明治安田生命への感謝も忘れない。
「私のゴルフが良いときも悪いときも変わらずに支えていただいて、いつも『カッちゃんらしく、ノビノビとやってね』と温かく見守っていただいていると感じています。また、そのようなお言葉のおかげで、私もツアーで戦いやすくなっていますし、結果もついてくるという良いサイクルになっていると思います。心強いですし、本当にありがたいです」(勝)
明治安田生命は、あらゆる人の健康づくりをサポートする「みんなの健活プロジェクト」に取り組んでいるが、勝も"健活”を心がけている。食事では「お肉は脂身が多いとすぐに気分が悪くなってしまうので、鶏肉や魚が中心です」といい、先日の健康診断ではオールAだった。
その一方で、米ツアーでの生活について聞かれると「アメリカサイズのピザを一枚ホールで全部食べたい。日本サイズは完食できるので。あとは大好きな新日本プロレスも海外興行があるので、観に行きたいです」とお茶目な面も見せた。
渡米が迫る中での試合となる本大会。勝は決意を新たにしている。
「過去2大会の成績が振るわなかったので、もっと上位で活躍して大会を盛り上げたいという思いがあります。ここ数年は、シーズン序盤で調整ができておらず、準備も整っていなかったと感じていますので、今年はそうならないように、オフはトレーニングを頑張ってきました。できる限りの準備をして挑むつもりです」とホステスプロとして負けられない覚悟だ。
大会は今年から4日間競技となった。しかし、4日間大会で実績のある勝に不安はない。
「3日間競技に比べて、プラス1日あることで4日目にスコアを伸ばし順位を上げられるチャンスがあるので好きなんです。それに米ツアーは4日間大会が多いので、その練習にもつながりますから、一石二鳥かなと思います。笑顔で楽しく回って、結果も出したいです」(勝)
勝は本大会開催地である四国からパワーももらい、優勝を狙う。
「四国の人は温かいですよね。私の出身地の九州も四国も島なので、九州と似ていてご飯も美味しいし、ホッコリします。来て良かったと思える場所ですね。ギャラリーのみなさんを楽しませるプレーができたらと思います。応援よろしくお願いいたします!」と観戦を呼びかけた。
大会ホステスプロの小倉彩愛
今季のシード権を獲得している小倉彩愛は、さらなる躍進を誓う。
昨季は初のフル参戦。「転戦が続いて疲労や体調の変化が出やすいだろうと思い、栄養士さん達と話し合い、試合に挑みました。前半戦は予選落ちが多かったのですが、バンテリンレディスで2位タイになれたのは良い経験でした」という。
昨季のプレーについて「難しいセッティングになると、自分の実力では対応しきれないところがあった」と反省した。年末年始は地元の岡山県総社市に戻って、リフレッシュ。「久しぶりに愛犬にも会えたので、よく散歩していました」という。その後は、「ゴルフの練習よりもトレーニングの方をメインにしていて、身体の調子もすごく良い」と万全の準備で本大会に臨む。
「昨年は風のジャッジやグリーン上で苦戦したので、今年は予選を通過して4日間プレーしたいですね。高知のカツオも食べたいです。現在は筋力トレーニングとスイング改造に努めています。その辺が上手く噛み合ってくれば飛距離も伸びてくるので、アグレッシブなゴルフをめざしたいと思います。“安定性”と“爆発力”、どちらも備わったゴルフを完成させたいですね」(小倉)
大会ホステスプロの鶴岡果恋
本大会では2021年12位タイ、昨年は19位タイの鶴岡果恋は、本大会について「相性が良いかもしれないです。苦手意識も全くなくて、大好きな大会です」という。
一方で、昨シーズン全般については「1打差の予選落ちが多くて、心が折れそうなシーンがたくさんありました」と振り返った。それゆえ「オフは絶対に頑張る!」という気持ちになったという。
オフは地元の横浜で友人と食事などを楽しんだ。「プライベートも楽しまないとゴルフの調子も良くないので、オフは大切にしています。楽しんだら、切り替えてゴルフに集中です」とスイッチを入れた。
毎日、青汁を必ず飲み、また、「最近は牛乳をやめて豆乳を飲むようにしています」と体を気遣うことも忘れない。最近のゴルフの調子は「非常に良いです。『シーズン中にこれが欲しかった!』という感じです」とこちらも万全の態勢だ。
「まずは、前半戦で出場できる大会で好成績を残して後半戦に出場することを目標にしていますが、本大会で優勝して、一気にシード権が取れれば最高。優勝めざして全力で頑張ります!」(鶴岡)
本大会に出場する選手は以下の通り。
■出場選手
青木 瀬令奈
穴井 詩
阿部 未悠
新垣 比菜
荒川 怜郁
石井 理緒
石川 明日香
泉田 琴菜
@稲垣 那奈子
稲見 萌寧
岩井 明愛
岩井 千怜
植竹 希望
植田 希実子
上田 桃子
上野 菜々子
内田 ことこ
エイミー・コガ
大出 瑞月
大里 桃子
大西 葵
岡山 絵里
奥山 友梨
小倉 彩愛
尾関 彩美悠
柏原 明日架
勝 みなみ
金澤 志奈
金田 久美子
神谷 そら
川岸 史果
川﨑 春花
河本 結
菊地 絵理香
岸部 桃子
木下 彩
木村 彩子
桑木 志帆
小祝 さくら
小林 夢果
後藤 未有
サイ ペイイン
斉藤 愛璃
佐久間 朱莉
櫻井 心那
ささき しょうこ
佐藤 心結
篠原 まりあ
澁澤 莉絵留
申 ジエ
新海 美優
全 美貞
菅沼 菜々
鈴木 愛
鈴木 麻綾
高橋 彩華
竹田 麗央
但馬 友
田中 瑞希
田辺 ひかり
種子田 香夏
田村 亜矢
辻 梨恵
鶴岡 果恋
鶴瀬 華月
テレサ・ルー
仲宗根 澄香
永井 花奈
永嶋 花音
永峰 咲希
仁井 優花
西村 優菜
野澤 真央
浜崎 未来
原 英莉花
蛭田 みな美
黄 アルム
フェービー・ヤオ
福田 真未
藤田 さいき
藤本 麻子
古江 彩佳
ペ ソンウ
堀 琴音
堀 奈津佳
松本 珠利
松森 彩夏
三ヶ島 かな
宮澤 美咲
森田 遥
安田 彩乃
安田 祐香
@山下 アミ
山下 美夢有
@吉﨑 マーナ
吉田 優利
吉田 弓美子
葭葉 ルミ
吉本 ひかる
リ ハナ
笠 りつ子
若林 舞衣子
脇元 華
渡邉 彩香
※2月22日時点の出場予定選手
※@はアマチュア選手
計108人が出場予定で、第2ラウンド終了時50位タイまで(予定)が決勝ラウンドに進出する。ホステスプロ3人の4日間の戦いを、しっかり見守り、応援したい。