清春「今年も僕と過ごしてください」ファンに飛躍誓った年越し公演

レポート
音楽
2016.1.4
清春「TOUR 天使の詩 2015『21』」大阪・なんばHatch公演の様子。 (写真提供:ワーナーミュージック・ジャパン)

清春「TOUR 天使の詩 2015『21』」大阪・なんばHatch公演の様子。 (写真提供:ワーナーミュージック・ジャパン)

2015年12月31日、清春が全国ツアー「TOUR 天使の詩 2015『21』」の1公演として大阪・なんばHatchにてカウントダウンライブを行った。

約3年ぶりの全国ツアーの2本目にあたるこの公演は、22:00頃に開演。颯爽とステージ中央に現れた清春は、三代堅(G)、中村佳嗣(G)、沖山優司(B)、楠瀬拓哉(Dr)による演奏を背に「JUDIE」「ベロニカ」を届け、「全国でたくさんカウントダウンライブがある中、よく選んでくれました。ソロでは意外とやってないので、楽しみにしていました」と挨拶する。その後、3月30日にリリースするニューアルバム「SOLOIST」の楽曲を軸にライブを進めていった。

本編中盤では、三代と中村のギターを従えたトリオ編成で「rally」「アロン」「ゲルニカ」を披露。各楽曲のクライマックスで、マイクを通さず肉声を響かせる清春に観客は熱い視線を送る。また、疾走感あふれる曲で畳みかけた終盤では、「星座の夜」のイントロを少し奏でたところで清春が演奏を中断。「あと19秒!」と叫んだ彼にオーディエンスも歓喜の表情で応え、全員でカウントダウンを行った。

年越しの瞬間を迎えて、清春は「ハッピーニューイヤー! 大阪! おめでとう! 間に合った(笑)。2016年も一緒に歌ったり、楽しんだり、泣いたり、とにかくついてきてください。そして、一緒に飛ぼう!」とメッセージを送る。2016年最初に届けたのは「SLIDER」。場内にはコール&レスポンスの声がこだまし、最高潮の盛り上がりのまま「COME HOME」で本編が終了した。

3度にわたるアンコールでも、初披露となるニューアルバム収録予定の新曲、sadsの「SANDY」など多彩な楽曲群で魅せる清春。「今年も一緒に、ぜひ僕と過ごしてください。たぶんいい気持ちになれます!」「いつかみんなの中のスタンダードになれる曲をひたすら作りたいと、今の清春は思っております」と今後の飛躍をファンに誓う。そして26:10になる頃、「来年もまた大阪でカウントダウンやりたいです!」という言葉を残して約4時間のステージに幕を下ろした。

なお、このツアーは1月10日の宮城・Rensa公演から再開され、アルバム発売直前にあたる3月20日の福岡・DRUM LOGOS公演まで行われる。

TOUR 天使の詩 2015「21」(※終了分は割愛)

2016年1月10日(日)宮城県 Rensa
2016年1月11日(月・祝)宮城県 darwin
2016年1月16日(土)京都府 KYOTO MUSE
2016年1月17日(日)京都府 KYOTO MUSE
2016年1月23日(土)広島県 広島CLUB QUATTRO
2016年1月30日(土)埼玉県 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2016年2月6日(土)静岡県 LiveHouse 浜松 窓枠
2016年2月7日(日)岐阜県 岐阜club-G
2016年2月9日(火)愛知県 DIAMOND HALL
2016年2月13日(土)千葉県 KASHIWA PALOOZA
2016年2月14日(日)千葉県 KASHIWA PALOOZA
2016年2月19日(金)栃木県 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
2016年2月20日(土)埼玉県 HEAVEN'S ROCK Kumagaya VJ-1
2016年2月26日(金)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2016年2月27日(土)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2016年3月5日(土)石川県 金沢EIGHT HALL
2016年3月11日(金)東京都 渋谷CLUB QUATTRO(※ファンクラブ限定)
2016年3月13日(日)群馬県 高崎club FLEEZ
2016年3月18日(金)愛媛県 松山サロンキティ
2016年3月20日(日・祝)福岡県 DRUM LOGOS

音楽ナタリー
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