2016年スタートダッシュ!アルスマグナ、初武道館で熱狂の「迎春祭」

アルスマグナ

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アルスマグナが昨日1月3日に東京・日本武道館にてワンマンライブ「アルスマグナSpecial Live私立九瓏ノ主学園『迎春祭』」を開催した。

彼らがこの会場でワンマンライブを行うのはこれが初めて。グループ結成以来目標の地としてきた武道館のステージに立った5人は、集まった約7000人のアルスメイト(ファンの総称)とともに華々しく2016年のスタートを飾った。

始業チャイムの音が会場に響くと、学園を再現した舞台セット上方のLEDモニターにアルスマグナのこれまでの軌跡を描いたアニメーションが映し出される。メイトがこの映像に注目していると、モニターが左右に割れ、奥からメンバーが登場。神生アキラの「迎春祭、楽しんでいくぞー!」という叫びとともにオープニングのダンスパフォーマンスが展開されると、会場には大歓声が響いた。

5人は背後のモニターに映るコミックタッチのグラフィックとソロダンスを融合させるダイナミックな演出でメイトを圧倒すると、カラフルな法被を羽織って「ひみつをちょーだい」をキュートに踊る。神生の「武道館、楽しんでいくぞ!」という煽りからスタートした「ボカロメドレー ver.3」では、ダブルダッチやアクロバットを採り入れた多彩なダンスが披露され、会場も一気にヒートアップ。メドレーの中に盛り込まれた彼らのキラーチューン「ギガンティックO.T.N」では、広い会場にメイトによる大きなコールが響き渡った。

この日のステージには私立九瓏ノ主学園の教員職員や生徒も登場し、アルスマグナの晴れ舞台をダンスで彩った。またメンバーのソロステージも展開され、5人はそれぞれに個性あふれるパフォーマンスを見せつける。先陣を切った泉奏は風紀委員の2人をバックに「バレリーコ」を披露。優雅な身のこなしでピルエットも華麗に決め、彼のイメージカラーである青色の光で満たされた客席からは大きな喝采が送られる。続いて登場した神生はヤンキー風のダンサーと対峙するアクションを織り交ぜながらアリス「チャンピオン」に乗せて力強く踊る。朴ウィトの“友人”のK-POPスター・パクドルは大勢のバックダンサーを引き連れて「SupaStar」をパフォーマンス。彼が曲のクライマックスでジャージを破り去り、電飾を付けたエナメルのショートパンツ姿になると、オーディエンスからは驚きの歓声が上がった。

シチュエーションが韓国から日本へと移行する映像演出ののちには、和装に身を包んだメンバーがステージ上に姿を見せる。ここで披露されたのは「和物ボカロメドレー」で、5人は扇子を優雅に操りながら「千本桜」などを舞い踊った。神生が自身の声から生まれたボーカロイド「アルスロイド」とコラボし、モニターに映し出される自身の2次元ビジュアルと一緒に歌声を響かせる「記憶ノスタルジア」、炎の特効演出の中で九瓏ケントがエモーショナルなソロダンスを披露した「黒魔術ダンス」と、中盤には多彩なシーンが舞台上に広がっていく。続けて舞台設定が榊原家に変化すると、ステージ上には榊原家の使用人たちが登場。「榊原家のテーマ」に乗せ榊原タツキのソロパフォーマンスが披露されたあとに届けられた「ココロWORLD」では、榊原家の人々に加えアルスのメンバー、さらにはハローキティとマイメロディも登場し、賑やかでメルヘンチックな光景が観客の目を楽しませた。

ライブ後半戦は、力強いダンスビートとともに幕開け。レーザーの光が飛び交う中、5人は「姫に届け」で息の合ったダンスを見せつける。「先生の言うコト、ぜーったいっ▽」ではコール&レスポンスで会場がひとつに。九瓏の「先生の言うコトはー?」という呼びかけに「ぜーったい!」という大きな声が返ってくると、彼は「フフ。いい生徒だな」と笑顔をのぞかせた。続くMCでメンバーは会場をぐるりと見渡し、榊原は「この景色 心に焼き付け がんばるぞ」と五七五で今の心境をメイトに伝える。朴は「お正月からこんなに集まってくれるとは……。みんなヒマ人なんですかね?(笑)」とおどけてみせ、メンバーから「やめろ!」と総ツッコミを受けていた。

5者5様の甘いセリフに客席が沸いた「勝手に親衛隊 武道館ver.」、榊原が「アリーナー! 1階席ー!」と客席を煽った「世紀末スクールウォーズ」が届けられると、神生は「この曲がなかったら、こうして日本武道館のステージに立てることもなかったと思います」と語り、5人はメジャーデビュー曲「ミロク乃ハナ」を歌い踊る。桜吹雪が舞う中、力強い眼差しでパフォーマンスするメンバーの姿に、メイトも熱狂する様子を見せた。本編ラストの楽曲を前にマイクを握ったのは九瓏。彼は「最後は俺たちが大好きな曲。思いがいっぱい詰まってる曲です。絶対みんなも好きなはず」と思いを伝える。この言葉のあとに「クラウドライダー」のイントロが鳴り響くと、会場には大歓声が沸き起こった。メンバーは一様に万感の表情を浮かべ、泉は涙をこらえるような顔つきでダイナミックなソロダンスを披露する。熱狂の中で本編を締めくくった彼らは「ありがとう!」と感謝を伝えてステージをあとにした。

大きなアンコールの声に迎えられてメイトの前に戻った5人は「HIGH FIVE ~Type A.R.S~」でステージを再開させ、舞台の端まで移動しながら客席に手を振った。ここで、神生の口からは今秋にアルスマグナの映画が公開されること、さらに3月9日に4thシングルがリリースされることが伝えられる。5人はアンコールの2曲目にこの4thシングルの表題曲「マシュマロ」を初披露し、メイトを驚かせた。

そして、ラストナンバーを前に5人はそれぞれの思いをメイトに伝える。泉は「まだ少し夢みたいです。ライブが終わってから実感が湧くのかな、と思います。今日ライブをしてみて、朴、タツキ先輩、先生、アキラがメンバーで本当によかった。メイトのみんながいてくれて、本当によかったと思いました。でもこれから。俺はこれからもメンバーとメイトのみんなと過ごしていく気満々なんで、これからもよろしくお願いします!」と冷静な語り口の中に熱い思いを込める。朴は「たくさんのメイトさんとこんなに楽しい時間を過ごすことができて、本当に幸せです。これからもどんどん進んでいくんで、付いてきて!」と客席に呼びかけた。また榊原は「皆さんが応援してくれるからいろんな景色が見れて、本当に感謝しかありません。これからも皆さんといろんなところに行きたいです!」と笑顔を見せる。神生は「武道館を成し遂げたからゴールじゃない。ここがスタートです。みんなと2016年、いいスタートを切れたと思っているから、これからもアルスに付いてきてください!」と呼びかけた。

九瓏は「ここが俺たちのずっと来たかった場所。これが夢の味なんだなあ……」と喜びを噛みしめ、今5人が立っているメインステージ前のサブステージが、グループ結成当時に踊っていた場所と同じ大きさの舞台であることをメイトに伝える。彼は「武道館にまた帰ってきたいです。そのときはまた、みんな笑顔で会おうぜ!」と呼びかけた。メンバーは最後の楽曲「Smile again」をこの小さなステージの上でパフォーマンス。5人は満面の笑みを客席に向け、メイトは大合唱で彼らの熱演に応える。神生が音頭を取った「おやすマグナー!」という声でステージは締めくくられ、メンバーは何度も手を振りながら退場。5人がステージから姿を消すと、LEDモニターには「またな武道館 まってろ紅白」という文字が大きく映し出された。

アルスマグナ「アルスマグナSpecial Live私立九瓏ノ主学園『迎春祭』」
2016年1月3日 日本武道館 セットリスト

・オープニングダンス
01. ひみつをちょーだい
02. 恋の容量∞
03. ボカロメドレー ver.3
04. バレリーコ 泉と風紀委員のJAZZ
05. チャンピオン / アリス
06. エコ慕情
07. SupaStar
08. 和物ボカロメドレー
09. 記憶ノスタルジア feat.アルスロイド
10. 黒魔術ダンス
11. 榊原家のテーマ コンちゃんとタツキのダンス
12. ココロWORLD
13. Preasure! Treasure! 1
14. JUST 2Aアイドルステージ
15. Preasure! Treasure! 2
16. 姫に届け
17. GAN×2! ACTION
18. 先生の言うコト、ぜーったいっ▽
19. 勝手に親衛隊 武道館ver.
20. 世紀末スクールウォーズ
21. ミロク乃ハナ
22. 夏にキスしていいですか?
23. ボクはつづく
24. クラウドライダー
<アンコール>
25. HIGH FIVE ~Type A.R.S~
26. マシュマロ
27. Smile again

※文中▽は白抜きハートマークが正式表記です。

音楽ナタリー
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