アルスマグナ 神生アキラと小日向タケルの初WボーカルDVDシングル「Bim Bim Bump!」で広がりを見せたグループの表現の幅と可能性
アルスマグナ
4月21日(水)にDVDシングル「Bim Bim Bump!」をリリースするアルスマグナ。熱血男子たちの熱い気持ちが込められたダンスチューン「Bim Bim Bump!」では、神生アキラと小日向タケルの初Wボーカルが実現した。
本インタビューでは最新作を紐解くとともに、前回SPICEで実施したインタビュー(2020年8月掲載)で話していた“新メンバーの印象”が約8ヶ月経った今ではどのように変化しているのか……その検証と合わせてお届けする。
――2020年3月に小日向タケルさん、東郷スバルさん、津田ダイチさん、津田リクさん、弓削ミコトさん、宇迦野リンネさんの6人が加入してから、1年経ちました。前回のDVDシングル「My Little HERO」の取材に参加したタケルさん、ダイチさん、リンネさんが、約8ヶ月経ってどう変わったのか変わっていないのか、まずはその検証からしてみたいと思います。タケルさんについては、「どんなことも最初に「いいっすよ!」「やります!」って大きな声で言ってくれる」とのことでしたが、その後いかがでしょうか。
小日向タケル:みんながどう思っているか、めっちゃ気になります!(笑)
神生アキラ:いやぁ、前回の取材時には、まだ一生懸命夢を追う恐れるものなどなにもない青年で。チャレンジしてできなくても「あはは!」って笑えていたタケルが、最近は恐れることを知るようになったなと感じています。知識だとか責任だとかプレッシャーだとか、たくさんのものを抱えるようになってきたというのは成長のひとつでもあると思うんですけどね。11人の和を乱さないように平均点を目指すような、クラスで一番目立たないような存在になりつつあります(笑)。
津田ダイチ:それはマズいですね(笑)。
――ただ、「躊躇しないから事故も多い」という心配はなくなりつつあるのではないでしょうか。
神生アキラ:そうとも言えるんですけどね。アルスマグナは、大成功を求めるために大失敗があってもいい、0か100かのグループなわけで。セーフティー運転ほどつまらないものはないぞっていう(笑)。
小日向タケル:自分ではそういうプレッシャーとかって感じていなかったつもりなんですけど……社会というものを知ったんですかね(笑)。
東郷スバル:そういえば、ひとりで考え込んでいるのかな?っていうときがあるもんね、最近。
宇迦野リンネ:うん、確かに。
泉奏:責任感を持つというのはいいことではあるんですけど、負わなくていい責任まで負っている気はします。たとえ誰かが失敗しても野放しにするメンバーではないし、周りが成功させればいいっていうのがアルスマグナなので、もうちょっと安心して活動してもいいんだよ、ということは言いたいですね。
小日向タケル:負わないといけない責任と負わなくてもいい責任をまだ整理できていないかな、とは自分でも思っていて。そう言ってもらえるとありがたいです。
――カウンセリングみたいになってきました(笑)。続きまして、津田ダイチさんについては「なんでもできちゃう天才肌で」……。
津田ダイチ:それはもう、間違いないです!(笑)
東郷スバル:反応が素早い。
――「それを隠すためにチャラく見せているというか。率先して切り込んでいってくれるけど、“置きに行く”ことも多い」とのことでしたが、最近はいかがでしょう。
神生アキラ:たとえば泉はその場で適応して順応していくタイプで、朴(ウィト)は一度持ち帰って仕上げてくるタイプ。ダイチは近くにいる朴に近いんですけど、寮で考えてきたこととまったく違う展開になった場合の予備の引き出しをまったく用意してこないっていうことが、最近わかってきました(笑)。
津田ダイチ:それも間違いありません!(笑)
神生アキラ:この間もね、朴と津田兄弟(ダイチ&リク)の3人で練習していたときに……。
津田ダイチ:小道具を使ってその場にいたメンバーやスタッフにちょっとウケた瞬間、安心してセリフがとんでしまってどうにもならず(苦笑)。
泉奏:たぶん、小道具っていう引き出ししか用意していなかったんでしょうね(笑)。ひとつしかない引き出しも広ければいいんですけど、小物入れくらいのキャパシティしか……。
津田ダイチ:ないんですよ。もう困ったもんです(苦笑)。
神生アキラ:そういうダイチを見ていると、面白いんですけどね(笑)。
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――なるほど(笑)。宇迦野リンネさんについては、「九瓏ケント先生が連れてきた子で、先生にしかなついていないところがあるから、まだ謎は多い」とのことでしたが、謎は解明されつつありますか?
神生アキラ:SPICEさんだから言いますけど、リンネは先生にすらなついているかもわからないですよ?(笑) というのは冗談としても、最近はほかのメンバーへの接し方もだいぶわかってきたのかなって見ていて思います。
東郷スバル:この前のオンラインサイン会のときなんか、アキラに対して「赤髪暴力」って言っていたような(笑)。
神生アキラ:そうそう。リンネの場合、興味がないものだったらそこまで言わないだろうから……興味を持ってくれたっていうことかな?(笑)
――心の距離がぐっと近づいて。
宇迦野リンネ:はい、そうですね。一緒に過ごす時間が増えていく中で、メンバーのみなさんが僕に対して気持ちを開いてくれていることがすごく伝わってきたので、僕ひとりが閉じこもっているわけにはいかないなという考え方に変わっていって。ダンスに関しても、以前はわからないことがあっても誰にどう聞けばいいかわからず戸惑うこともあったんですけど、こういう振付のときはこの人に聞こう、こういう表現をするときはこの人に聞こうっていうこともわかってきたから、練習の仕方も変わってきました。
神生アキラ:っていう矢先に、風邪を引いちゃってね。
宇迦野リンネ:その節は本当に、ご心配とご迷惑をおかけしちゃいました。
小日向タケル:でも、リンネが病み上がりで練習に参加したとき、あとから加入した6人で踊るナンバーに関して自分から積極的に聞いてきてくれて、嬉しかった。
東郷スバル:遅れを取り戻さなきゃっていう焦りもあった?
宇迦野リンネ:うん。体調崩してからの久々の稽古はすごく不安で。なにしに来たんだ?ってみんなに思われていたらどうしようとか……。
リンネ以外:いやいやいや!
神生アキラ:そんなスパルタじゃない!(笑)
泉奏:1年一緒に過ごしてきて私たちのことをどう思っているんですか(笑)。
宇迦野リンネ:いや、そのですね、体調を崩して気持ち的にも暗くなってしまって(苦笑)。でも、みなさんが「おかえり」とか「大丈夫?」って気遣って、優しい言葉をかけてくださったから、とてもありがたかったです。温かい場所に帰ってこられたなって。
神生アキラ:まだまだコロナが収まっていないこのご時世、風邪を引くっていうだけでも相当不安だっただろうし……っていうか、「おかえり」なんて誰に言われたの?
宇迦野リンネ:奏先輩とか、言ってくれましたよね。
泉奏:あれ、言いましたっけ?
神生アキラ:泉はそんなことを言うようなタイプじゃないな(笑)。
宇迦野リンネ:おかえり的なことは言っていただいたような……。
泉奏:お帰り的な「おはよう」だったのかもしれません。
神生アキラ:ありえる(笑)。でも、「温かい場所に帰ってこられた」って思ってもらえてるようでホっとしました。
――あと、スバルさんは前回のインタビューには参加されていなかったのですが、アキラさんが「5人の中で浮きがちだった泉奏は、スバルが入ったことでラクになった部分もある」とおっしゃっていました。
神生アキラ:5人だったころは、風紀委員の泉奏とそれ以外、1対4でコントが生まれて、僕ら4人を羨ましい目で見る泉奏をイジるっていう構図があったんですけど、図書委員長のスバルが入ったことで一点集中しなくなったというか(笑)。泉と同じく、スバルもインテリだし……自分ができることをほかの人ができなかったりすると、不思議に思ったりするでしょ。
東郷スバル:いやいやいや、そんなこと思わないです! なんで僕を陥れようとするんですか!(笑)
神生アキラ:ごめんごめん(笑)。最初はそう思っていたよっていうことだから。まぁ、スバルは器用な人なんですけどね。YouTube配信番組『コス☆メン♂R!!!』に2回連続で2人で出演したときに、これまで泉にやっていたようなイジりをスバルにもやってみたら……全力でつまらなくて(笑)。
東郷スバル:全力でつまらない、はおおいに認めます(笑)。
神生アキラ:本が好きだっていうから、僕が大好きな漫画『SLAM DUNK』を持っていって、最終刊のセリフのないシーンをあたかもセリフがあるかのように読んでくれっていう無茶振りをしたら、主人公・桜木花道のことを「田中!」って呼んじゃったりしてね(笑)。
東郷スバル:名前違うし全然締まらないし、本当に申し訳ないです(笑)。
津田ダイチ:いやぁ、あれは神回(笑)。
神生アキラ:ふふふ、面白かったよね。泉と同じようなことをやってきたら違うぞって思っていたら真逆だったからね、よかった(笑)。でも、最近はまとめ役みたいなところもあって。
泉奏:ひとりだけわかっていてもダメで全員わかっていないと意味がない、と考えているところは僕と似ている気がします。
津田ダイチ:そういうスバルに、新メンバーはみんな頼っちゃいますね。
宇迦野リンネ:新メンバーの“ママ”だもんね、スバルは。
東郷スバル:そう言ってもらえるのはすごく嬉しいけど……。
神生アキラ:なんで“ママ”なの?
泉奏:謎ですよね(笑)。
――まとめ役で頼りがいがあるなら“パパ”でもよさそうですが……。
津田ダイチ:そうなんですよね。でも、優しさがあって受け止めてくれるところが“ママ”っぽいというか。
泉奏:母性があると。
津田ダイチ:それです、母性!
宇迦野リンネ:うん、母性がダダ漏れしていると思う(笑)。
東郷スバル:……なんか恥ずかしくなってきた(笑)。
神生アキラ:ただ、スバルはベテランみたいなストレッチをするよね(笑)。
泉奏:だいたいみんなストレッチは端のほうでするのに、スバルはセンターでしますし(笑)。
東郷スバル:意外に見られているものなんですね、気をつけます!(笑)
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――コロナ禍で思うような活動ができなかった1年でもあったとは思いますが、11人と1匹の結束がより強くなっていたりして?
神生アキラ:6人には6人なりの、元からいる5人には5人なりの課題はあるものの、苦しいこともいいことに変えて、一緒に楽しく、面白くしていける11人と1匹になれているなという自負はあります。6人が入って新体制になったと思ったら、イベントもライブもできずに全部オンラインでの活動になってしまったわけですけど、それもよかったのかもしれないと、今となっては思ったりもするんですよ。アルスメイト(アルスマグナのファンの呼称)の立場で考えたら、配信だからこそ新体制を受け止めることができたんじゃないかなって。新メンバーとしてもいきなりお客さんの前に立つよりかは……。
東郷スバル:そうですね、配信で少しずつ知ってもらって、受け止めてもらうことができたっていうのは、ありがかいことだったかもしれません。
小日向タケル:ライブと違って、配信だとメイトさんのコメントも見られるしね。
――反応が可視化できるというか。
小日向タケル:そうですそうです。
東郷スバル:細かい心境が伝わりやすかったし、それを受け取れるというのは嬉しかったよね。
宇迦野リンネ:うん。カメラを意識して踊ることでの気づきもあったし、アルスメイトさんにはアーカイブ配信で何度も観たり、お気に入りのメンバーに注目して観たりするっていう楽しみ方をしてもらえたのも、配信ならではの良さだったと思います。
津田ダイチ:配信での活動を重ねて、アルスメイトさんからたくさんのコメントをいただくことで、新メンバー6人がよりアルスマグナのことを知ることができて。もともとの5人とも、アルスメイトさんとも距離を縮めるきっかけにもなったと思いますね。
泉奏:有観客で以前のようにお客さんが声を上げることができるライブには高揚感とか一体感があるいっぽう、情報量が多すぎて個々を掘り下げて観てもらうにはどうしても限界があるんですけど、配信では少人数でのトークでキャラクターを観てもらうこともできますし。この人はこういう人なんだっていうことを知ってもらい、楽しみ方の引き出しを増やした上で、昨年12月に久々に開催できたライブ(『ARSMAGNA Special Live 2020 ~Construct Mythology~』)では、新体制のアルスマグナを受け入れてもらいやすかったんじゃないかなと。決めつけるわけではなく、そう思いたいです。
宇迦野リンネ:声を上げることはできなくても、ライブに来てくださったアルスメイトのみなさんの表情やペンライトを振ってくれる姿から、伝わってくるものがすごくあって。溜め込んでいたものが解放されて、これまで味わったことのないような嬉しさがあったし、もっと頑張らなきゃ!っていう気持ちも芽生えました。
――災い転じて福となすというか、どんな状況でも活路を見出すことができるし、ピンチもチャンスに変換することができるということを示してくれるのが、アルスマグナ。あらためてそう思ったりもします。さて、4月21日にDVDシングルとしてリリースされる「Bim Bim Bump!」は、中毒性の高いダンスナンバー。アキラさんとタケルさんによるダブルボーカルに初めて挑んでいるわけですが……どうしてそういうことに?
泉奏:それはきっと、みなさんが気になるところですよね。新メンバー6人の中から、なぜ小日向タケルくんが歌うことになったのか。
神生アキラ:しかし、あらためてそう問われると……なんでだろうね(笑)。
津田ダイチ:さっき、「最近は恐れることを知るようになった」って言っていたりもしたけど(笑)、6人の中でやっぱりタケルくんはフルスウィングでやってくれるキャラクターというか、一番エネルギッシュだからなのかなって思っていたりはします。
神生アキラ:それは確かにある。あと、アルスマグナに対して5人と1匹だったころのイメージを持っている方もきっといるだろうし、こちらからなにかを押しつけるつもりはまったくないんですけど、たとえば5人と6人に分かれて見せるという形があってもいいと思ったんですね。そのときに、6人の代表となるのはタケルなのかなっていう単純な発想から始まったことではあります。僕がボーカルでスバルとダイチと一緒にダンスナンバーをやるなら、次はタケルがボーカルで先生と朴と一緒にダンスナンバーをやるとか、そういう引き出しも増えそうだし。
――表現の幅や可能性がますます広がりますよね。ただ、タケルさんとしてはそれこそプレッシャーを感じたのではないでしょうか。
小日向タケル:ホントにもう、プレッシャーはめっちゃありました!(笑)
東郷スバル:よくぞ聞いてくれた、みたいな顔したね(笑)。
神生アキラ:「My Little HERO」のレコーディングでコーラスを入れたときは気軽にできたし、歌録りのブースにいる姿を見ても緊張していなかったんですけどね。「Bim Bim Bump!」でがっつり歌うことになって、僕がいないときに歌うことが増えてくるだろうなと思ったら……。
小日向タケル:やっぱり、これまでとは意識が変わりました。パフォーマンスをするとき、僕は基本的にアキラの斜めうしろにいることが多くて、歌っている背中を間近で見ているわけですけど、そのアキラと一緒に歌うからには自分もちゃんと責任を背負わなきゃいけないというか。
神生アキラ:今後も僕やタケルがメインボーカルでやっていくかどうかはわからないし、ライブになれば泉や朴や(榊原)タツキのソロ曲もあれば、先生と泉、朴とタツキの曲もあって。そういう引き出しがまた増えたんだよっていうことだからさ。ただ、アルスマグナとしてリリースするシングルで、“初のダブルボーカル”って打ち出すわけだから、そりゃ責任は感じちゃうよね(笑)。
小日向タケル:これまで応援してくださっているアルスメイトさんはもちろん、まだアルスマグナのことを知らない方たちにも聴いてほしいし、より広く、遠くまでアルスマグナの曲が響くように、という想いも強くあるし。でも、歌っていてめっちゃ楽しかったりはします。
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――楽しんで歌っていること、「Bim Bim Bump!」のMVを観るとよくわかります。
小日向タケル:伝わりましたか? よかったです!
神生アキラ:ちなみに、僕が歌ってタケルにつなぐっていう出だしで、最初は「動きをつけずに歌おうか」って言っていたんですけど、「少し動こうか」っていうことになって。いざ撮ってみたときに、僕とタケルでは曲の解釈、イメージがいい意味で全然違うんだっていう驚きがありましたね。
東郷スバル:確かに、全然違いますよね。
神生アキラ:僕はすごくチャラく歌っているのに、タケルはめちゃめちゃ大事に歌っている感じが。僕の歌う歌詞は<マイアガレ Dance Dance ハイになって>で、タケルが歌う歌詞は<止めないで Dancing All Night Long>っていう違いはあるけど……ちょっと腹立ったもん(笑)。
泉奏:でも、その対比がよかったりもするんですよ。歌詞の意味的な違いも表現できているし、もともといた人と新しく入った人の違いもあるのかなっていうとらえ方もできますし。
宇迦野リンネ:ひとりで歌っているところではそれぞれの個性が出ているし、2人で一緒に歌うところではアキラ先輩とタケル先輩の声の相性がすごくいいし、聴いていて気持ちが明るく、ハッピーになれるなって僕は感じます。
泉奏:練習しているとき、アキラもタケルも自分に集中しすぎてお互いを見ていなかったりもしましたけど(笑)、だからこそ個性が際立ったようにも思うんですよね。アキラが歌っているときにはこういう踊り方、タケルが歌っているときにはこういう踊り方っていうふうに、僕たちもそれぞれに合わせたパフォーマンスをするのが楽しかったし、メイトさんにもそういう楽しみ方をしてもらえるんじゃないかなと思います。
小日向タケル:ふぅ、よかったよかった!(笑)
東郷スバル:マジで今、安心したでしょ(笑)。
小日向タケル:うん(笑)。
――なお、同じ動きをする戦闘服バージョンとスーツバージョンの映像が目まぐるしく切り替わっていく「Bim Bim Bump!」のMVは斬新で壮観で刺激的なわけですが、撮影は大変だったのではないでしょうか。
神生アキラ:映像を作るチームからすれば、カメラがセンターにあればどうとでもなるということだったみたいなんですけどね。戦闘服とスーツ、両方でまったく同じ立ち位置で踊るのってなかなか難しいし、不安も抱きながらの撮影でしたよ。
東郷スバル:いやぁ、どうなることかと思いましたよね。
泉奏:でも、カメラと照明のおかげでいい映像になりました。
小日向タケル:撮ったスタジオは背景が真っ白だったけど、カラフルになってね。
――そういう視覚効果もあるとはいえ、アルスマグナはやっぱり異次元のダンスグループだなと再認識しました。
神生アキラ:僕たちのダンスを観て、ダンサーになりたい!って思ってくれたり、同じ振りでもそれぞれの個性が出るひとりひとりにフォーカスしてくれたりするのも嬉しいし、TikTokみたいなところで気軽に「Bim Bim Bump!」を使ってもらえたらいいな、なんていうことも思います。ダイチとかリンネからしたらMVの見どころはそこなの?
津田ダイチ:仕上がった映像を観ると、俺の位置ってそんなによくないんですけど……。
東郷スバル:え、そこが見どころ!?
津田ダイチ:うん(笑)。経験値がまだまだ少ないながらも、苦戦しながらも、必至に食らいついているところを観てほしいなって。
宇迦野リンネ:さっきタケル先輩が言ったみたいに、メンバーカラーのスーツにライティングに、最初から最後まですごくカラフルだし、そういう中でしっかり踊って、アクロバットもあって。もう、ぎゅうぎゅうにいろいろな要素が詰まっているし、観るたびに発見があると思うので、ぜひたくさん観てください!
神生アキラ:しっかり締めくくったね。リンネの頼もしい成長、感じました!(笑)
取材・文=杉江優花 撮影=菊池貴裕
リリース情報
発売日:4月21日
初回限定盤A(DVD+SPECIAL PHOTOBOOK):UPBH-9566 / ¥2,090(本体 ¥1,900 税率10%)
【DVD】
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO (STAGE MIX Ver.)
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO (カラースーツ Ver.)
・SOLO FREE DANCE (ケント/朴/リク/ダイチ/スバル)
【封入特典】
・SPECIAL PHOTOBOOOK(44P)
初回限定盤B(DVD+CD):UPBH-9567 /¥2,090(本体 ¥1,900 税率10%)
【DVD】
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO (STAGE MIX Ver.)
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO (戦闘服 Ver.)
・SOLO FREE DANCE (アキラ/泉/タツキ/タケル/リンネ/ミコト)
【CD】
・Bim Bim Bump!
・Bim Bim Bump! Inst.
通常盤(DVD):UPBH-1497 / ¥1,100(本体 ¥1,000 税率10%)
【DVD】
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO