梅田彩佳、高泉淳子出演 ミュージカル『ピエタ』開幕 「一瞬たりとも見逃さないで欲しい」キャストコメント到着
-
ポスト -
シェア - 送る
撮影:岩田えり
2023年5月18日(木)より俳優座劇場にて、ミュージカル『ピエタ』が開幕。初日公演に先駆けて、公開ゲネプロと取材会が開催され、出演者コメントとオフィシャルの舞台写真が到着した。
1980年代の後半—。30歳になる永井友子は大学を卒業後、大手出版社で人気女性誌の副編集長を任せられていた。友子の母は24年前、駅で友子を捨てたきり、音信不通のままであった。母が残した『いい子でいれば、帰ってくる』という言葉を信じて努力を重ね、友子は優等生となった。再婚した父に気を遣って大学進学を機に自立し、唯一の味方であった祖父が他界したあとも友子は「いい子」でいつづけてきた。しかし母がいつまでも戻って来ないことに心を蝕まれ、自分の中に隠しようのない歪みを自覚した友子は、ついに消息不明の母を探し出したのだった。友子の母はイタリアで観光ガイドとして働いていた。友子は、母の目の前で優等生の自分自身を壊すために、愛していない男を「婚約者」に仕立て上げ、イタリアへ向かうのだった。
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
撮影:岩田えり
【登壇者コメント】
梅田 彩佳 永井友子 役
ピエタへの出演が決まって、初めて台本を読んだ時は原作の本からこんなに膨らんだミュージカルができるのだと、純粋にドキドキしながら最後には涙をするぐらい感動したので自分が出演できるのが嬉しかったです。同時に自分がこの役ができるのかというプレッシャーもありましたが、お稽古が始まった頃からただただ母親役の高泉さんに着いていく一心で一緒にやらせていただいています。
初日を迎えられて、お客様には一瞬たりとも見逃さないで欲しいほど、キャスト13人全員が突っ走って生き抜いていく姿を感じていただきたいです。劇場でお待ちしております。
高泉 淳子 千代子 役
浅田次郎さんの作品はもとから好きでしたが、観る人によって感じ方が変わる作品だと思っています。最初はこの作品をミュージカルでやることに驚きましたが、原作では見えない時間や人物像がより深く描かれていて、今までにないミュージカルができているなと感じています。音楽も踊りも素晴らしくて、この作品を支えてくれていると思うので注目してください。初共演の梅田さんは初めて会った時から歌がすごく良いと思っていて、毎回その瞬間に生まれているセリフで芝居をしていて、とても刺激を受けています。
読者が初めて本のページを開くようなワクワクを感じてもらえたら。母親の世代や娘の世代、いろんな方に観ていただきたいです。
伊藤 裕一 リー・イン 役/友子の元彼氏 役
企画書・スタッフ・キャストの名前を拝見した時から、今日の日の成功が見えていました。この作品は絶対うまくいくだろうなということをその瞬間に感じたので、今日まで心配なくやってくることができました。
台本を読んだ時から友子の話だと感じていたので、本当は友子から目を離してほしくないのですが、カンパニーキャストと呼ばれる6人が、早替えに、コーラスにと信じられないくらいいろんな役で出てきます。すべての人が全力疾走で駆け抜けて作品を創り上げている姿はエモーショナルだなと思うので、そんな部分にも注目していただけたら嬉しいです。
神田 恭兵 リー・イン 役/友子の元彼氏 役
この作品、このスタッフ・キャストのメンバーが集まれたことにワクワクが止まりません。
オリジナルミュージカルの特徴の一つが音楽だと思うのですが、音楽が加わることでものすごく世界観が変わる瞬間を僕らは一番最初に味わえるんです。オリジナルに携わることでしかこの素晴らしい貴重な体験はできなくて、ここで得られる刺激が僕は大好きです。
そんな貴重な体験をお客様に届けることができる初日は、とてつもなく興奮する、ずっと待っていた一日です。
リトル友子を演じる彼女たちの芝居の切実さ、胸に訴えかけてくるものを受け取ってもらえると、この話の骨格が見えてくるのではないかと思います。
畠中 洋 祖父・ミケランジェロ 役
小説を原作にしてそれをミュージカル化するというのは本当に大変な作業だったと思います。作詞・脚本の高橋(亜子)さんは血反吐を吐くような思いだったのでは……。
稽古場でもいろいろと変更があって、産みの苦しみを味わった分、今日の初日は大輪の花が咲くのでは、と楽しみにしています。見どころは幕が開いた瞬間から閉まるまでのすべてです(笑)。
冗談ではなく、イチから作品を創るというのは愛がないとできないことだと思っているので、この作品は愛のかたまりなんです。僕たちの愛のかたまりを受け取ってください。
公演情報
前売7,800円(全席指定・税込)
U-25
/畠中洋