ACIDMAN 不朽の名盤『Loop』、再現ツアーとアナログリリースを前に20年ぶりにメンバーが振り返る
ACIDMAN 撮影=高田梓
ACIDMANのセカンドアルバムであり、その後のバンドの方向性を決定づけたと言える傑作『Loop』が、再現ツアーとアナログ盤リリースという形で20年振りに蘇る。『ACIDMAN 2nd Album Loop再現 TOUR “re:Loop”』は、6月から7月にかけて全国5公演をおこない、新たにリマスタリングされたアナログ盤2枚組のリリースは8月9日に。「飛光」「リピート」「アイソトープ」「swayed」など、今もライブで絶大な人気を誇る名曲を多数収めた『Loop』とは一体どんなアルバムなのか。ギリギリの緊迫感とハイテンションに彩られた当時の記憶を振り返りながら、メンバー3人に語ってもらおう。
――あらためて再現シリーズのコンセプトについて聞かせてください。
大木伸夫:そもそものきっかけは、アルバムを何枚も出していくにつれて、「過去の楽曲たちの中で(ライブで)やれない曲が増えて行くのは寂しいな」と思ったことですね。それと10年くらい前に、GRAPEVINEさんとくるりさんが過去のアルバムの再現ツアーをやっていて。その発想が素晴らしいなと思っていたこともあって、4年前に『創』の再現ツアーをやりました。今後4年に一度ぐらいのペースでやって行けたらいいんじゃないかと現時点では思ってます。(デビュー)当時はアルバムを年に1枚作っていたんですけど、今はそんなペースで作れる時代じゃないし、フェスやイベントも増えてきたから、ライブが日常になって行く中で制作にじっくり時間をかけるためには、(リリースの)合間にコンテンツを増やしたいなと思っていた時に、良いと思ったのが再現ツアーだったんですね。あれから4年経って、コロナも落ち着いて、次は何がいいかなと思った時に、『Loop』再現ツアーだなということです。
――メンバー個々に訊きます。ACIDMANのヒストリーの中で、あるいは個々の音楽歴の中で、セカンドアルバム『Loop』はどういう位置づけになるのか。
浦山一悟:この前アナログ盤のマスタリングに立ち会って、あらためて聴いたんですけど、単純に「このバンド、すごいな」と思いました。いろんな曲がありすぎるんだけど、がちゃがちゃしてなくて、ちゃんとストーリーがあって。この頃は週6で毎日5時間とか7時間とか、みんなでスタジオに入って作ったアルバムなので、エネルギーが詰まってるというか。荒ぶる、弾ける、いろんなものが放たれている、すごいアルバムだなと思います。
――まさに、「飛光」のような荒ぶる曲から、「リピート」のようなスローで繊細な曲まで揃っていて。
浦山:同じバンドとは思えない(笑)。当時「リピート」みたいな曲をやっていたバンドはいなかったし、それをシングルで出して、ある意味尖ってるなと思います。
佐藤雅俊:僕もこの前、マスタリングの時にあらためて聴いて、これは当時のシーンにとっても衝撃的だっただろうなと思いました。バラエティに富んでるし、「この作詞作曲してる人、まだ25歳とかだよなぁ」とか思いながら客観的に聴けましたね。今もまったく色褪せることがないし、当時から確固たる世界観を大木が作ってくれていたんだなと思ったし、あらためて素晴らしいアルバムだなと。
――自分のプレーについては?
佐藤:ちょっとそれは……言えないです(笑)。
――あはは。なぜ。
佐藤:「粗いな」って、恥ずかしくてしょうがない。すいません。
――大木さん、どうですか。『Loop』の自己評価は。
大木:僕もこの間のマスタリングであらためて聴いたんですけど、自分が作ってきたとは思えないというか、「この人は、自分の中にあるアイデンティティが深いアーティストなんだな」と思いました。僕自身はけっこうポップに生きてるんですよ、普段は。だけど作品に対してはめちゃくちゃ重く考えてきたつもりなので、20年の時を経ても、「このアーティストは人間力がすごいな」と思いましたね。それは手前味噌で言ってるわけではなくて、時が経って"違う人格"という感じで見れるんですよ。このボーカルが今デビューしたら、僕は絶対応援したいと思うぐらい、「この人の考えてることってすごいわ」と思いながら聴いてましたね。
浦山:圧倒的なオリジナリティですよね。ほかに本当にいない。
大木:もちろんデビューアルバムの『創』にもすごく思い入れはあるけど、この2枚目はそこから脱しようとしてたのか……僕の記憶では脱しようとしてたんですけど。当時明確にディレクターに伝えたことがあって。『創』というアルバムがある程度売れて、でも僕は芸能人になりたいわけじゃない、と。売れることが目標ではなくて、「自分の自我や、作品を作る意欲を満たしたいんだ」ということを伝えて、その時にACIDMANの進む方向が決まったと思うんですね。もっとマジョリティに行くのか、マイノリティに行くのか……マイノリティというか、自己表現の方向に行こうと思った、それがすごく記憶に残ってます。
――めちゃくちゃ重要なアルバムですね。ターニングポイント。
大木:魂を売らなかったアルバムです。でも、魂を売ってたら、もっと大金持ちになってたかもしれないし。
浦山:わからんよ(笑)。それはわからん。
大木:それはそれで面白かったのかもしれないけど。
佐藤:それと当時、フェスがすごい盛り上がってきてて、そこで『Loop』に入ってる曲たちが大活躍して、各地でトリを取らせてもらったりとか、ライブバンドとして確固たる位置に行けたアルバムでもあるので。すごく重要なアルバムだなと思います。
――当時僕がやらせてもらったインタビューを振り返ると、さっきの話のように、週6でスタジオに入って、昼から夜までやって、家に持ち帰って個々でネタを考えて、翌日また持ち寄る。そういう日々だったと一悟さんが言ってます。
浦山:確かに、そんな日々でした。
大木:でもね、まるで良くやってるみたいな言い方だけど、実際は違って、この頃には僕がバンドを解散しようと思ってたので。『創』を出したあと、この二人が何も動かなくなったんです。だからずっと怒ってました、週6で。「もっとネタ作って来いよ!」って。
佐藤:大木のギアがガツン!と上がって、まったくついて行けなくて。
大木:すごく差がついた時期ですね。(一悟は)どんどん太りだしたし。
――それは別に関係ないような(笑)。
浦山:いや、関係あります(笑)。
大木:今までバイトしてたのが、初めて音楽で生活できるようになって、10キロ太ったみたいで。非常に怠惰な生活になっていたところで、僕はさらに突き進んでいたから、差がグッと広がってしまった。だからこそ、いい意味でのヒリヒリ感が(音に)出てると思うんですけど。僕は本当にブチ切れてました、メンバーに対して。今だから言えるけど。
――『Loop』の収録曲には、新曲に加えて、インディーズ時代にやっていた「今、透明か」「ドライドアウト」も入ってますけど。どういうふうに選曲して行ったんですか。
大木:選曲はどうだったか覚えてないですけど、とにかく衝動的な作品にしようと思ってました。「今、透明か」に関しては、リアレンジして入れたかったんです。『創』というアルバムが評価されて、「ポップバンドなのかロックバンドなのかパンクバンドなのかわかんない」っていう批評をされて、ありがたいんだけど、僕はそっちじゃないんだと、芸術なんだと。ロックだとかポップだとかパンクだとか関係なくて、内から出る生命のエネルギーみたいなものなんだよなって思いながら、選曲をしていったと思いますね。
――「飛光」は、今もライブで絶対的なパワーを放つ曲ですけど、この曲が出来た時って覚えてますか。
大木:すごく明確に覚えてます。本当に衝動的に出来たというか、僕が弾き語りしながら、ドラムを叩いてもらって、ベースはコードを見ながら僕のギターを追っかけて来てくれと。まだメロディも何も決まってないところで、歌いながらサビがバーン!と出て、「来た!」みたいな感じ。それはなかなか起きない、ラッキーな瞬間だったと思います。
佐藤:そういうふうに衝動的に、とにかく全力でブワッ!と出すから「とにかくついて来てくれ」という場面はよくあったので。そういう時期だったと思います。
浦山:僕は「波、白く」が出来た時のことを明確に覚えていて。ずっと3人で同じ空間にいたから息苦しかったのか、大木が一旦外に出て、車に行って、30分ぐらいして戻って来て、「こうしてくれ」って言ったら、あっという間に組み上がったんですよ。キメとか、サビの行き方とか、全体の組み立てを。覚えてる?
大木:全然覚えてない。
浦山:「波、白く」はサビで転調するんですけど、そういうところも全部、ものの5分で出来上がった。あれは魔法みたいな瞬間で、未だに覚えてる。
大木:俺が車に行ってたの? そんな記憶はないけど。
浦山:そんなことほとんどないんだけど、「波、白く」の時だけ行ったの。だからよく覚えてる。
――「リピート」も人気の高い代表曲ですよね。これは一悟さんがきっかけを作ったんでしたっけ。
大木:そう。ギターのフレーズをネタとして持ってきて、「これ、めちゃくちゃいいじゃん」って。それを曲にしようということで、ベースのフレーズは僕が作って、メロディも僕が作りました。もうこのままで良くない?って、余計なことをしないで作れた曲ですね。イントロのコードだけがめちゃくちゃ気に入って、普通だったら転調したり、コードを変えたりするところを、「このまま行こう」ということで、たぶんメロディもその場ですぐ歌ったと思います。「ちょっとラップっぽくしたいんだ」って言いながら。サビのメロディも、その場で出た気がする。ノンストレスで作ったというか、生みの苦しみがほぼなかった曲という記憶があります。
――今もライブでやってますからね。そういう曲のほうが息が長いのかも。
大木:「飛光」も同じで、そんなにアレンジしてないんですよ。流れのままに作った曲は生き残りやすいんだろうなと思います。
――そして、アルバム全体を表す『Loop』というタイトルとコンセプトはどこから?
大木:『創』と同じように、一発で覚えやすくて、だけどちょっと気になるワードにしようと思ってたんです。そこで、僕のテーマである生命の流れや輪廻転生と、あとは「リピート」でも歌ってますけど、「木々」というテーマがあって、木々が水を得て、根を張って、二酸化炭素を吸って酸素を出して循環していく、そのおかげで僕たちは生きているということを表すために、何かいいワードはないかな?と考えた時に、シンプルに「ループ」というワードが、感覚的に一番ピンと来たということですね。
――当時のインタビューを紐解くと、大木さんがもう一個言ってるんですね。ライブにおけるお客さんとのエネルギーのやりとり、循環という意味もあるんだと。
大木:ああ、確かにそうですね。それで言うと、実は「飛光」を録り直してるんですよ。たぶん『創』ツアーのファイナルで、アンコールで初めて「飛光」をやって、めちゃくちゃ良く出来たんですけど、レコーディングではそれがいまいち駄目で。一回OKを出したんだけど、無理を言って、演奏からやり直したんだっけ?
浦山:うん。クリックを外したんだよ。
大木:あの日のライブがとても良かったから、あれ以上のものが録れてないのは何でだろう?って。とにかくエモーショナルが足りないから、クリックを外したり、歌い方のテンションを高めたり、やり直したバージョンがここに入ってます。やっぱりライブというものは、お客さんとのエネルギーの循環があって、テンションが上がって表現出来るものだから、僕一人では出来ないんですよね。エネルギーの交換というのは目に見えないけど、ライブというのはとてもすごいことなんだなということを、リアルに感じていた時期だったと思います。
――当時のことで、ほかに何か覚えていることはありますか。佐藤さん。
佐藤:ちょいちょい思い出してきたんですけど、とにかく大木のエネルギーがすごかったのと、「こう弾いてくれ」と言われるままに弾いてみたら、「こんないい曲になるんだ!」という驚きですよね。「O(オー)」は、「サビはずっとAを弾いてて」と言われて、弾いてみたら、「ルートしか弾いてないけどこんなにかっこよくなるの?」みたいな。当時は言われるがままだったけど、それだけでこんなすごい曲が生まれるんだ、ロックってすごいんだなって思った時の感動を思い出しました。
大木:「O(オー)」のサビをワンコードにするアイディアは、僕がずっとやってみたかったんです。本来はベース(のコード)が変わって、ギターがステイする手法が多いんだけど、土台になるベースがずっと一緒で、上にあるギターが変わっていくというのをやりたくて。あれはすごくハマったなって、今言われて思い出しました。それで言うと、「swayed」もハマったよね。変拍子なんだけど、何小節かに1回まとまって、それがタテのノリになるんだよということを、僕はけっこう感覚的に言ったんですけど、それがバチっとハマった。なんとなくうまく行きそうな気がして、「ちょっとやってみて」って言って、「でもこのままだとズレるよ」「いいからそのまま行ってくれ」って。(一悟には)「四つ打ちをやってくれ。(何小節かあとに)ここでハマるから」って。
佐藤:こっちは必死に自分のことだけをやってるけど、「何かすごいことが起こってるぞ」みたいな。結果、「swayed」はすごいかっこいい曲になって、感動しました。
――アルバムのラストを締める「turn around」には、どんな思い出がありますか。
大木:全然覚えてないけど……歌詞でも言ってるように、ループしていく世界観を、回りながらも俯瞰したくなったんだと思うんですよね。かっこいい言い方をすると、解脱している視点なんです。だから<ちょうど今は千年前で>とか、時間の概念を超えたワードを使っていて、“今は千年前”と言ってる時点で破綻してるんですよ。時間のループの流れを、一つ上の視点から、ブッダのように解脱した人間がとらえているような締めにしたかったんだろうなって、今はそう思ってます。ちょうど、そういうのが大好きな頃だったんですよね。『火の鳥』(手塚治虫)とか、今も好きですけど。アルバムのジャケットを和的な、水墨画っぽくしてるのも、そういうこと。あと「turn around」に関しては、壮大なラストにするべきか、もっと違う世界のラストにするべきかで迷って、「違う世界のラストにしたい」と思ったのは覚えてます。この次が『equal』の「廻る、巡る、その核へ」になるんですけど、「turn around」の反動がそっちに出たというのもなんとなく覚えてます。
――繋がってるんですね。
大木:そうなんです。
――「turn around」はほとんどライブでやらないですよね。
大木:やらないですね。
浦山:「ANTHOLOGY2」ツアー(2019年)で一回やったぐらい。
大木:でも好きな曲ですよ。ただアルバムの最後の曲って、普通にやるには重たいかな?って勝手に思っちゃうんですね。シングルに比べて知ってる人も少ないし。だからこそ“re:Loop”ツアーで出来るのが嬉しい歌の一つです。
――「type-A」もまた聴きたいですね。これもあんまり聴いたことないので。
大木:やってないですね。なんでやんないのか、わかんないけど。
浦山:速すぎるんじゃないかな(笑)。
――ここからツアーの話に移って行きますけども。4年前の“創、再現”ツアーは、当時のツアーのセットリストを再現する内容でしたけど、今回はどうなりそうですか。ネタバレにならない程度に。
大木:実はまだ何も決まってないんですよ。考えてはいるんですけど、なかなか浮かばなくて、どうしようかと思ってる最中です。『Loop』の曲だけやって、あとはトークショーとか。
佐藤:斬新だな(笑)。
大木:斜め上からというか、裏切りたいというか。まあ、なんとか面白くしたいなとは思ってます。もちろん『Loop』の曲は全曲やりますんで。
――一悟さん、当時の自分と今の自分を比べて、『Loop』の曲を今やるとどんな感じになると思いますか。
浦山:でも本当にこの当時って、大木の世界観や伝えたいことよりも、ドラムのことばっかり考えていたので。
大木:理解してなかったよね。何を歌ってるか知らなかった。
浦山:そうそう(笑)。ボンクラの中のボンクラだったんで。
大木:何を歌ってるか知らないままリズム隊が演奏してたって、面白いよね。それでよくこんなアルバムが出来るなって。
浦山:だから今回初めて、ちゃんと理解した上で出来ますね。20年振りに演奏する機会をいただけて幸せです(笑)。
佐藤:本当にそう。
浦山:当時は本当に失礼なモチベーションで臨んでいたことを反省しつつ、あらためて、しっかりとやりたいなと思ってます。
――そして今回も『創』と同じように、アナログ盤がリリースされます。前回はあっという間に入手困難になったので、みなさん予約はお早めに。
大木:アナログは、僕の勝手なこだわりで盤面を水色にしてます。アナログ好きって、(レコードを)出した時に派手だと嬉しいじゃないですか。
――リマスタリングで音もいいです。あと、そうだ、最後に発電所の話もしておいたほうがいいんじゃないですか。「大木伸夫発電所」というものがありまして。
大木:ああ、そうですね。UPDATERさんという再生可能エネルギーを販売してる会社さんとのプロジェクトです。僕自身はもう7、8年ぐらいのお付き合いはあったんですけど、僕の自宅と事務所の電力を再生可能エネルギーに変えたのが4、5年くらい前だったかな。福島県の飯舘村で作られたソーラーエネルギーを使わせてもらっています。電気を買うなんてすごく難しいことだと思ってたんですけど、面倒な手続きをせずに契約を切り替えるだけで良いので、すごく簡単なんですよ。それでUPDATERさんからご提案いただいたのが、アーティストが自分名義のソーラーパネルを立てて、作ったエネルギーをファンのみんなとシェアし、売り上げの数パーセントをアーティストの活動費用にすることができるということ。それはいいなと思ったんですけど、実際は僕らの収入はほぼなくて(笑)。ビジネスとしては成り立たないけど、やることに意義はあるなと思ってスタートすることにしました。福島県の矢吹町というところにソーラーパネルを立ててもらって、そこの電力を使うことでみんなの環境意識の問題や、太陽と自然と共に生きるという感覚が少しでも芽生えればいいなと思って、協力させてもらっているプロジェクトですね。
――それが「大木伸夫発電所」。現代的な発想だと思いますし、しかも『Loop』=循環というテーマともどこか通じ合っていて。
大木:たまたまこのタイミングではあったんだけど、ちょうど“re:Loop”だし、これを機にやらせていただきますと。エネルギーはループして行くんだよということですね。電力は争い合って奪い合うものではなくて、太陽からいただいているものなんだという本質にそろそろ気づかないと、今あるような負のループからは抜けられないと思うので。それを今度はプラスのループに変えていく時代だと思ってます。
――ACIDMANが毎年出演している『THE SOLAR BUDOKAN』の思想にも繋がりますし。
大木:そうそう。『THE SOLAR BUDOKAN』に賛同したのも、ソーラーパネルで電力を賄うという話を聞いて、「出たい」と思ったのがきっかけだし。去年の『SAI』も再生可能エネルギーを使っているし、この“re:Loop”ツアーも全公演、再生可能エネルギーの電力でやろうと思ってます。
――なんたって「大木伸夫発電所」という字面がすごいですよね。
大木:強いですよね(笑)。どういうことだ?って。
――ということは、「浦山一悟発電所」も出来るわけですよね。やろうと思えば。
浦山:いやー、でも弱いですね。
大木:弱そうだよね。たまに電気がチカチカするとか(笑)。
――まとめとしては、『Loop』を久しぶりにじっくり聴くといういい機会をもらえて、ありがとうと言いたいです。あらためてすごいアルバムだと感動しました。20年前のアルバムなんで、正直、最近あんまり聴いてなかったんですけどね。失礼な話ですけど。
大木:いや、嬉しいですよ。普通はそうですよね。僕らも20年振りにちゃんと聴いたので。『Loop』をまた聴いてもらえることは、本当にありがたいことだと思います。
取材・文=宮本英夫 撮影=高田梓
ツアー情報
2023/6/16(金)Zepp Osaka Bayside
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2023/7/28(金)Zepp Nagoya
◆SSエリア(最前ブロック) ¥8,000(税込) Sold out!
◆1Fスタンディング ¥6,000(税込) On Sale
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※6歳以上有料。座席が必要な場合は6歳未満も有料
※ドリンク代別途必要
※イベント制限により開場・開演時間が変更になる場合あり
リリース情報
[完全生産限定盤]
発売日:2023.8.9
価格:5,500円(税別)
品番:PDJV-1012/3
UNIVERSAL MUSIC STORE販売サイトURL:https://store.universal-music.co.jp/product/pdjv1012/