『ドイツ・グラモフォン創立125周年 Special Gala Concert 』プログラムおよびチケット販売詳細が決定
円盤式蓄音機(現在のレコードの原型)を発明し、特許を取得したドイツ出身のアメリカ人エミール・ベルリナーが1898年に創立した世界最古のクラシック・レーベル=ドイツ・グラモフォン。2023年9月5日(火)にサントリーホールにて行われる『ドイツ・グラモフォン創立125周年Special Gala Concert』の演奏曲目および、販売詳細が決定した。
同レーベルが50年以上にわたりハリウッド映画音楽のトップランナーとして君臨する作曲家/指揮者のジョン・ウィリアムズと、セントルイス交響楽団音楽監督、ニューワールド交響楽団芸術監督を務める世界的指揮者ステファン・ドゥネーヴを招き、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏で行われる今回のコンサート。ジョン・ウィリアムズが約30年ぶりに来日して行う記念的な公演となる。
サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)は、偉大な教育者であり桐朋学園創設者のひとりである、故齋藤秀雄の没後10年となる1984年に弟子の小澤征爾の発案により、門下生100余名が集まり開催したメモリアルコンサートが礎となって生まれたオーケストラ。世界中からメンバーが集い、総監督である小澤征爾と共に、毎夏、長野県松本市で開催されるセイジ・オザワ 松本フェスティバルを中心に活躍している。
SKO(C)Michiharu Okubo
演奏曲目は、『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』『E.T』など、ジョン・ウィリアムズが手掛けてきた映画音楽を中心に、天皇皇后両陛下ご成婚の際に贈られた「雅の鐘」そして、80年代から友情を育んできた小澤征爾に捧げる特別プログラムになっている。
開催に向けてジョン・ウィリアムズは「90年代初頭に来日して以来久しぶりにサントリーホールの舞台に立つことをとても楽しみにしています。そして、親愛なるセイジに会えること、彼の大切なオーケストラであるサイトウ・キネン・オーケストラと共演できることを光栄に思っています。」と語っている。
ジョン・ウィリアムズ
主催となるドイツ・グラモフォンのプレジデント=クレメンス・トラウトマンは開催に向け「私たちは、ジョン・ウィリアムズの30年ぶりとなる日本での素晴らしいコンサートを、世界中の観客と共有できることを大変光栄に思っています。」、日本国内で同レーベルの配給を行うユニバーサル ミュージック社長兼CEO藤倉尚も「特別な節目である“イエロー・レーベル”創立125周年を祝うガラ・コンサートを日本でも開催できることを心から嬉しく思います。ドイツ・グラモフォンを象徴するアーティストも来日、素晴らしい演奏を披露する特別な一夜となるガラ・コンサートで、皆様と共に音楽の感動を分かち合えることを楽しみにしています。」とコメントしている。
は明日6月30日(金)より一次抽選を開始、7月19日(水)の二次抽選を経て8月5日(土)に一般発売となる。スケジュールやについては特設サイトを確認してほしい。
ジョン・ウィリアムズ コメント
90年代初頭に来日して以来久しぶりにサントリーホールの舞台に立つことをとても楽しみにしています。そして、親愛なるセイジに会えること、彼の大切なオーケストラであるサイトウ・キネン・オーケストラと共演できることを光栄に思っています。
藤倉尚 (ユニバーサル ミュージック合同会社 社長 兼 最高経営責任者)コメント
1898年の創立以来、ドイツ・グラモフォンは最高水準の音楽作品を提供し、テクノロジーとも共存しながら革新的な取り組みを続けてきました。特別な節目である“イエローレーベル”創立125周年を祝うガラ・コンサートを日本でも開催できることを心から嬉しく思います。ドイツ・グラモフォンを象徴するアーティストも来日、素晴らしい演奏を披露する特別な一夜となるガラ・コンサートで、皆様と共に音楽の感動を分かち合えることを楽しみにしています。
クレメンス・トラウトマン (ドイツ・グラモフォン プレジデント) コメント
ドイツ・グラモフォンの豊かな歴史の中で、ジョン・ウィリアムズや小澤征爾、そしてサイトウ・キネン・オーケストラといったアーティストと芸術的な関係を築くことができました。
サイトウ・キネン・オーケストラは2018年のレーベル創立120周年記念のコンサートでもサントリーホールで素晴らしい演奏を披露していただきました。
その後の数年間は、世界的ヴァイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムターや、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、そしてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの一流アーティストや名だたるオーケストラと共に、ジョン・ウィリアムズの映画音楽やコンサート作品の素晴らしいレコーディングをドイツ・グラモフォンからリリースしてきました。私たちは、日本のユニバーサル ミュージックの尊敬すべき同僚と協力して、ジョン・ウィリアムズの30年ぶりとなる日本での素晴らしいコンサートを、オーディオのリリースや革新的なビデオ・ストリーミング・プラットフォームである“STAGE+”を通じて世界中の観客と共有できることを大変光栄に思っています。