ヴァイオリニスト宮本笑里がmonogatary.comの小説とコラボ 配信限定シングルが公開&秋のリサイタル情報も決定
2007年のCDデビュー以来、クラシックとポピュラーの両ジャンルを横断し、リスナーに新しいヴァイオリンの音楽の楽しみ方を発信してきたヴァイオリニスト宮本笑里が、小説投稿サイト「monogatary.com」の小説とコラボした配信限定シングル「ニライカナイ」が公開となった。GIFアニメのMVも公開され、秋のリサイタル情報も発表となった。
宮本笑里は2007年7月18日にアルバム「smile」でデビュー。クラシックからポピュラーまで、多彩なジャンルを高いレベルで演奏できるヴァイオリニストとして、これまでに9枚のオリジナル・アルバムと2枚の企画アルバム、1枚のベスト盤をリリースしてきた。
monogatary.comは、毎日出される「お題」へ自由に「物語」を投稿でき、それに対して挿絵やコメントをつけるなど様々なリアクションをして遊べるソニー・ミュージックの小説投稿サイト。過去に「モノコン2019」からは、NHK「紅白歌合戦」にも二年連続で出場している“小説を音楽にする“ユニット「YOASOBI」が誕生するなど多くの話題を呼んでいる。
今回の配信限定シングル「ニライカナイ」はmonogatary.comが行った小説投稿コンテスト「【宮本笑里コラボコンテスト】あなたにとって特別な場所・残したい風景」とのコラボ楽曲。大賞作品を宮本笑里が読み作品に寄り添い、そこからインスパイアされた楽曲を発表したものだ。各種配信サービスで公開となっており、8月23日に発売されるリラクゼーション・ミュージックのコンピレーションCD「image23」に収録されることになっている。また、小説を読みながらコラボ楽曲「ニライカナイ」が楽しめるよう、小説をイメージしたイラストを活用した60分のMVも公開となった。
大賞作品となった小説は、天野つばめ作「ニライカナイ」。海を舞台に運命の人との巡りあいを描いた、4章に分かれた短編小説だ。monogatary.comのサイトにて無料で1年間読むことができる。作品を読んだ宮本笑里は「読みやすい文章の運びや言葉が美しい。淡い色のような、ふんわりとやわらかな情景や想いが頭の中でイメージしやすく、第4章最後まで深く引き込まれました。誰もが、きっと胸に秘めているであろう特別なもの。ニライカナイの世界に浸っていたい、そう思える素敵な作品です。」と感想を述べている。
東名阪のリサイタルツアーは、11月4日(土)大阪、11月11日(土)東京、12月24日(日)愛知にて公演