『東京芸術祭 2023』にて『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』が開催 第一弾としてバラエティ豊かな4作品を上映
『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』
『東京芸術祭 2023』が、2023年9月1日(金)~10月29日(日)豊島区池袋エリアを中心に開催される。この度、『東京芸術祭 2023』において、『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』が、10月11日(水)〜10月22日(日)東京芸術劇場 シアターウエストに行われることが決定した。
2020年より舞台に関わる資料の収集・デジタルアーカイブ化やそれらの利活用のサポートを行なってきたEPAD。「上演された時間」を残していくために舞台作品の高画質&高音質収録や、各所に散らばっている舞台映像の収集、舞台映像の可能性を探る上映会の開催などを実施している。
EPADでは、舞台美術の質感や劇場での生の空気感も含めて「100年後の未来に残せないか?」という思いから、超高精細8K映像での収録や立体音響での編集など、最新技術を使用しながら舞台映像を残してきた。今年度からはその映像を使用し、劇場での上映会に本格的に取り組んでいる。今年の7月には渋谷・PARCO劇場にて、三谷幸喜やいのうえひでのり、野田秀樹など豪華演出家による過去作・最新作を大スクリーンで上映し、いずれのプログラムも好評を博した。
今回開催する『EEPAD Re LIVE THEATER in Tokyo』では第一弾として、バラエティ豊かな4作品を上映する。
上映作品には、た組『綿子はもつれる』、マームとジプシー『cocoon』、公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』、維新派『トワイライト』と、舞台作品の見本市ともなる4作品が決定。
た組『綿子はもつれる』 撮影:岡本尚文
マームとジプシー『cocoon』 撮影:岡本尚文
公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』 撮影:HASEGAWA PHOTO Pro.
維新派『トワイライト』
『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』は、最新の技術を使用し、舞台映像で「劇場空間」を再現できるのか検証する。
上映情報
会場:東京芸術劇場 シアターウエスト
2023年上演
作・演出:加藤拓也
出演:安達祐実 平原テツ 鈴木勝大 田村健太郎 秋元龍太朗 天野はな 佐藤ケイ
2022年上演
原作:今日マチ子(「cocoon」秋田書店) 作・演出:藤田貴大
出演:青柳いづみ 菊池明明 小泉まき 大田優希 荻原 綾 小石川桃子 佐藤桃子 猿渡 遥須藤日奈子 高田静流 中島有紀乃 仲宗根葵 中村夏子 成田亜佑美 石井亮介 内田健司 尾野島慎太朗
2022年上演
出演:塩谷綾菜 林田翔平 鴻巣明史 東秀昭 周防サユル 前田望友紀 佐竹永吉 海老原詩織 早乙女愛毬 東真帆 山内優奈 井後麻友美 岩崎醇花 冨岡玲美 加地暢文 佐野朋太郎西澤優希 渡辺大地 関口啓 秋山和沙 鈴木就子 友杉洋之 福原大介 榎本文 若宮嘉紀 金子紗也 橋本まゆり 南亜紗子 天木真奈美 荻野曰子 岸川まや 関口武 比嘉正 田平敬生 大野亜子 大野大樹 小川咲良 齋藤柚佳 柴垣南実 仲田怜希 永田一真 中根望来 山室泰史 西原友衣菜 宮司知英 森田理紗 石山沙央理 仲田直樹 久野直哉 愛澤佑樹 井上興紀 天上遼太郎 大野大輔 岩本悠里 和田瞬 石川聖人 小澤倖造 野口煕子 角屋みづき喜入依里 杉山桃子 フルフォード佳林 小山恵美 新井香乃 青山悠希 髙橋麗/田中良和テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ ゆりがおか児童合唱団
2015年上演
構成・演出:松本雄吉 音楽・演奏:内橋和久
出演:森正吏 金子仁司 井上和也 福田雄一 うっぽ 石本由美 平野 舞 吉本博子 今井美帆 桑原杏奈 奈良郁 松本幸恵 長田紋奈 石原菜々子 伊吹佑紀子 松本はるか 坂井遥香 松永理央 衣川茉李 平山ゆず子 室谷智子 山辻晴奈 下村唯 樽谷佳典 伊藤拓也 池田遼 大石英史 松井壮大 新井郁 福井裕孝 松田翔 三澤一弥 中田美優 日下七海 かきのはなら 柴山美保 中川翠 村上陸 森桃子 山下あかり 山下裕英 山本深雪 吉田汐里
あらすじ:伊勢をめざす旅に出た少年ワタル。奈良の山中で道に迷ったワタルは、不思議な生き物を見かける。導かれるままに辿りついた曽爾村で、ハルという腕白な子どもに出会う。2人は、村祭りで一緒に獅子舞を見たり、秘密の洞窟を探検したり、ワタルは迷子になっていたことも忘れ、ハルと村中を巡る。彼らを傍で静かに見つめているのは、成長して曽爾村を再び訪れたワタル。成長した彼もまた人生の岐路に立っていた。