Official髭男dism、BE:FIRST、ドレスコーズ、オリヴィア・ロドリゴなど新曲続々!『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』が注目の新作11曲を紹介

特集
音楽
2023.9.13
『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』

話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、200万回再生を突破した同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。

今週は、Official髭男dismが新曲「日常」をリリースしてカバーに! BE:FIRST、WANIMA、スカートの新曲に、ドレスコーズ、Elle Teresaのニューアルバムもリリースに!「Early Noise」アーティストのSkaaiやDURDNもピックアップ! 海外からはオリヴィア・ロドリゴやザ・ローリング・ストーンズなど、今週注目の新作11曲を紹介!  また紹介アーティストのライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!

Official髭男dism「日常」

Official髭男dismの新曲「日常」がリリースになりました。ダブルAサイドシングル「Chessboard/日常」としてリリースされています。(「Chessboard」は8月9日に配信がスタートした、第90回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲に書き下ろした楽曲で、リリース時にこの『New Music Wednesday M+T Edition』でもピックアップしました)

今作は日本テレビ系『news zero』のテーマソング、Official髭男dismがニュース番組に曲を提供するのは今回が初となります。

BE:FIRST「mainstream」

BE:FIRSTの新曲「Mainstream」がリリースになりました。9月11日(月)にリリースされSpotifyでは既に急上昇チャートのトップ10にランクインしています。今作は流行に左右されず、自分たちのスタイルを貫き、それが「Mainstream」を生み出していくという決意から生まれた楽曲で、コレオグラフはメンバーのSOTAと、Stray KidsやNCT Uの振付などを手がけてきたReiNaの2人が担当しました。

MVは歌詞の一節である「From the bottom to the top」をリアルに描いた、地下深くから上空までを上り続けながらパフォーマンスする表現となっており、地下50mの治水施設、地下鉄、高架下、建設中の高速道路、立体駐車場、エレベーター、高さ123mの高層ビル屋上など、通常では撮影できない場所を特別な許可を得てロケを敢行しています。Spotifyでは日本で活躍するボーイズグループを特集する『Boys Group Japan』のカバーを飾っています。

Skaai「PRO」

SkaaiのニューEP「WE'LL DIE THIS WAY」がリリースになりました。今年はSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』に選出され、ヒップホップフェス『POP YOURS』に2年連続出演、yonawo × 鈴木真海子 × Skaai3組でのツアー、同名義での『SUMMER SONIC』への出演など勢いに乗るSkaai。今作は昨年9月にリリースされた1st EP「BEANIE」に続く2nd EPとなります。先週EPに先駆けてリリースされた「F.N.A.P」も『New Music Wednesday』内でよく聴かれていました。EPにはその「F.N.A.P」、今年リリースされた「WE’LL DIE THIS WAY」、Bonberoを迎えての「SCENE!」など全3曲が収録されています。Iamdl(「WE’LL DIE THIS WAY」)、HYESUNG(「PRO」)など韓国のプロデューサーが参加している事も注目です。

他にもDaichi Yamamotoへビート提供やプロデュースを行うQunimune、Shin Sakiura、Skaai作品ではお馴染みのuinらがプロデューサーとして参加しています。『New Music Wednesday』には韓国のHYESUNGがプロデュースした「PRO」がリストイン。シーンに対する意見を激しく、時にユーモアを交えてラップする楽曲です。Spotifyではヒップホッププレイリスト『+81 Connect』のカバーも飾っています。

(『New Music Wednesday M+T Edition』では、今年の『POP YOURS』のバックヤードでインタビューを実施。その際にも韓国ラップが大好きでむちゃくちゃ詳しい、などたくさん話をしてくれていました。Skaaiさん自身も日本語、英語に加えて韓国語でもラップをしています)

DURDN「Regrets」

DURDNの新曲「Regrets」がリリースになりました。今年はSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』に選出され、『GREENROOM FESTIVAL'23』、『SUMMER SONIC 2023』、『SWEET LOVE SHOWER 2023』など様々な大型フェスに出演するなど勢いに乗るDURDN。今年は「Drink!」や「TOKIDOKI」など多くの新曲をリリースしSpotifyでもよく聴かれていますが、またしても新曲をリリースしました。

この『New Music Wednesday M+T Edition』では『SWEET LOVE SHOWER 2023』のバックヤードでDURDNへのインタビューを敢行しています。Spotifyではプレイリスト『RADAR: Early Noise』のカバーも飾っています。

(最近それぞれが影響を受けているアーティストもお聞きしまして、SHINTAさんはあえて名前をあげるとすれば、エド・シーラン、チャーリー・プース、ザ・ウィークエンド。yaccoさんは宇多田ヒカル、BAKUさんはジャスティン・ビーバー。そういう話を聞いた後に曲を聞くと、yaccoさんの歌詞は宇多田ヒカルさんに影響を受けている気がしますね……!)

オリヴィア・ロドリゴ「get him back!」

オリヴィア・ロドリゴのニューアルバム『GUTS』がリリースになりました。オリヴィア・ロドリゴは2021年にデビュー曲「drivers license」をリリースし、US&UKシングル・チャートで初登場1位を獲得。史上初めて「初登場から8週連続USシングル・チャートで1位」という記録を打ち立て、2022年のグラミー賞では最優秀新人賞にも輝いています。今作は2021年5月にリリースされ大ヒットを記録したデビュー・アルバム『SOUR』に続く待望のセカンドアルバムとなります。

アルバムから先行でリリースされていた「vampire」はUSシングルチャート1位、UKシングルチャート1位を含むグローバルヒットを記録。8月にリリースされた「bad idea right?」も、USシングルチャート10位、UKシングルチャート6位を記録しています。今回の作品もデビュー・アルバム『SOUR』と同じくダン・ニグロがプロデューサーを担当しています。『New Music Wednesday』には「get him back」がリストイン、既にグローバルチャートでもトップ10にランクインしています。

ザ・ローリング・ストーンズ「Angry」

ザ・ローリング・ストーンズの新曲「Angry」がリリースになりました。10月20日(金)にニューアルバム『Hackney Diamonds』リリースすることも発表されており、今作はアルバムからの先行シングルとなります。(MVが公開されていますが超かっこいいですね。メンバー80歳とか。ミックジャガー80歳、キース・リチャーズ79歳、ロン・ウッド76歳。マジでかっこいいです。最高!)

近年は過去作のリイシューやベスト盤のリリースが続いていたザ・ローリング・ストーンズ、オリジナル曲中心のアルバムとしては2005年の『A Bigger Bang』以来のリリースとなります。アルバムにはポスト・マローンやジャスティン・ビーバーなど多くのアーティストを手がけるプロデューサーアンドリュー・ワットがプロデューサーとして参加。2021年に80歳で死去したドラムのチャーリー・ワッツが参加した曲が2曲収録されていることも明らかになっています。

ドレスコーズ「在東京少年

ドレスコーズのニューアルバム『式日散花』がリリースになりました。今作は昨年10月にリリースされた『戀愛大全』と対になる作品で、夏や恋愛をテーマにした『戀愛大全』に対し、『式日散花』では死や別れがテーマとして存在します。

(Spotifyでドレスコーズのページに行っていただいて、前作『戀愛大全』のジャケットを見て、今作のジャケットと見比べてください。かなり似ています。ジャケットワークは前作『戀愛大全』に引き続き、漫画家 不吉霊二の描き下ろしイラストが使用されています)

『New Music Wednesday』には「在東京少年」がリストイン。志磨遼平にとって憧れの町だった東京を歌った曲で、少し大人のディスコソングをイメージして制作されています。Spotifyではプレイリスト『ブルーにこんがらがって』のカバーも飾っています。

(80sカルチャーを意識したサウンド。5曲目「メルシー、メルシー」を大滝詠一の楽曲「空飛ぶくじら」になぞらえ“くじら系”と語っていたり。「罪罪」は、志磨遼平の子ども時代に流行っていた楽曲を意識したそうで、「1980年代後半から90年代の頭ぐらいの日本のヒットチャートに入っていた音楽から無意識に影響を受けているので、その頃のポップスをイメージして作ってみました」とコメントしています)

スカート「期待と予感

スカートの新曲「期待と予感」がリリースになりました。昨年リリースされたアルバム『SONGS』以来となる新曲です。25歳以下限定のお笑い賞レース『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』の大会主題歌として書き下ろした楽曲で、スカートの澤部渡は佐久間宣之らと共に本大会の決勝審査員を務める事も発表されています。

澤部渡はコメントで、「大会のテーマソングとはなにか… みなさんも過去の経験から(お笑いに限らなくても)あらゆる大会のテーマソングや、かかる音楽が思い浮かび上がっていると思います。それはやはりどこか扇情的な音楽であったはずです。しかし今回作った曲はそれらのどれとも違う気がしてなりません。この曲は普段のスカートと比べると多少は華やかな曲になりましたが、勇ましい音楽でも、壮大な音楽でもないのです。しかし「予感」をもった音楽にはなったという手応えを感じています」とコメントしています。

GeG、にしな、唾奇「EDEN」

GeGがにしな、唾奇を迎えた新曲「EDEN」をリリースしました。変態紳士クラブのメンバーで数多くのアーティストプロデュースも手がけるGeG、GeG名義では約2年ぶりの新曲となります。GeGと唾奇のコラボは2019年の「Merry Go Round feat.BASI,唾奇,VIGORMAN&WILYWNKA」以来となります。Spotifyではプレイリスト『Dance Pop:Japan』のカバーも飾っています。

(唾奇がGeGと飲んでる時に、「久々に曲やらない?」と言ったのが始まり。そのタイミングでちょうどにしなと楽曲を制作しており、3人でやる流れに。なるべくにしなの感性に寄り添える様にアルバムや情報を調べて研究していたら唾奇はにしなのいつの間にかファンになっていたそう。にしなもラッパーとコラボしたい願望があった様です)

Elle Teresa「To My Bed feat. Tohji, gummyboy

Elle Teresaがニューアルバム『KAWAII BUBBLY LOVELY Ⅲ』をリリースしました。2018年の『KAWAII BUBBLY LOVELY 』、2019年の『KAWAII BUBBLY LOVELY Ⅱ』の続編とも言える作品で、全10曲が収録されています。『New Music Wednesday』には「GOKU VIBES」でも共演したTohji、そしてgummyboyを迎えた楽曲「To My Bed」がリストイン。Elle Teresaは今年の『POP YOURS』にも出演していますが、この『New Music Wednesday M+T Edition』では、『POP YOURS』のバックヤードで行ったインタビューも公開されています。

WANIMA「夏暁」

WANIMAの新曲「夏暁」がリリースになりました。9月7日からNetflixにて世界配信が開始された『GAMERA -Rebirth-』の主題歌&エンディングテーマとなっている楽曲で、『New Music Friday Japan』にリストインし、『New Music Wednesday』にもリストインしています。(1965年の『大怪獣ガメラ』(1965年)以降、作品を重ねてきたガメラシリーズ。ガメラは特撮、実写のイメージがありますが、怪獣『ガメラシリーズ』としては初のアニメ作品)Spotifyでは既に急上昇チャートにランクイン。日本のロックシーンの話題曲を集めたプレイリスト『J-Rock Now』のカバーを飾っています。

文=竹内琢也、Y.SHOGO


『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……

毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!

メッセージテーマは「 #売れる前から注目しているアーティスト は?」

ライブ情報

BE:FIRST
<フェス、イベント出演情報>
■『WILD BUNCH FEST.2023』
日程:2023年9月16日(土)・17日(日)・18日(月祝)
会場:山口・山口きらら博記念公園
 
■『バズリズム LIVE 2023』
日程:2023年11月3日(金祝)、4日(土)、5日(日)
会場:神奈川・横浜アリーナ
https://www.ntv.co.jp/buzzrhythm/live/

ライブ情報

Skaai
<フェス、イベント出演情報>
■『EPOCHS 〜Music & Art Collective〜』
日程:2023年9月30日(土)、10月1日(日)
会場:長野・RISING FIELD KARUIZAWA(ライジングフィールド軽井沢)
https://epochs.jp/

ライブ情報

DURDN
■『DURDN ONE MAN LIVE "The prove"』

・2023年11月10日(金)大阪・梅田 Shangri-La
・2023年11月15日(水)東京・Shibuya WWW X

<フェス、イベント出演情報>
■『chilldspot』
日程:2023年10月26日(木)
会場:鴬谷 東京キネマ倶楽部
ゲスト:tonun/DURDN 

ライブ情報

ドレスコーズ
■ワンマンツアー「the dresscodesTOUR 2023 『タイトル未定』」
10月9日(月・祝)<宮城> SENDAI CLUB JUNK BOX
10月13日(金)<福岡> BEAT STATION
10月14日(土)<岡山> YEBISU YA PRO
10月21日(土)<愛知> 名古屋CLUB QUATTRO
10月22日(日)<大阪> 心斎橋BIG CAT
10月28日(土)<北海道> 札幌cube garden
10月31日(火)<東京> Zepp DiverCity(TOKYO)
 

<フェス、イベント出演情報>
■SHIN-ONSAI 2023
開催日:2023年10月7日(土)・8日(日)
※ドレスコーズの出演は10/7(土)
会場:新宿区新宿文化センター 大ホール、小ホール(新宿区新宿6-14-1)
HP:http://shin-onsai.com

ライブ情報

WANIMA
<フェス、イベント出演情報>
■『MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!23』
日程:2023年11月3日(祝・金)・4日(土)・5日(日)
会場:沖縄県宜野湾市 宜野湾トロピカルビーチ特設会場
https://www800.asia/

ライブ情報

ポッドキャスト番組
『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』
毎週水曜日・17:00配信
#NMWミュージックアンドトーク
 
プレイリスト
『New Music Wednesday』
毎週水曜日・00:00配信
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