幸四郎×染五郎父子それぞれが導き出した“鬼”の形相~劇場版「鬼平犯科帳 血闘」ティザービジュアル&特報映像解禁
劇場版「鬼平犯科帳 血闘」ティザービジュアル
時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送株式会社と、時代劇文化の継承の志をともにする池波正太郎生誕100年企画「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ総勢10社は、去る2023年6月7日に京都・松竹撮影所で開催された「レギュラー出演者発表会見」にて、「鬼平犯科帳」SEASON1(シーズンワン)の製作ならびに主演・松本幸四郎(十代目)をはじめとするレギュラー出演者総勢10名を発表した。とりわけ“若き日の鬼平”長谷川銕三郎役を幸四郎の長男である市川染五郎(八代目)が演じることで、世間から注目を集めた。
「鬼平犯科帳」 SEASON1と銘打ち新たに製作されるのは、テレビドラマ(3作品)と劇場版(1作品)。2024年1月放送・配信(※)予定の2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」、同年5月公開の劇場版「鬼平犯科帳 血闘」、また劇場版と同時期に放送・配信予定の連続シリーズ「鬼平犯科帳 でくの十蔵」「鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛」。原作の時代小説『鬼平犯科帳』は、1968年、文芸誌「オール讀物」で連載が開始された池波正太郎三大シリーズ(『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』)の一つで、累計発行部数3,000万部を超える大ベストセラー。1969年に初代・松本白鸚主演で初めて映像化され、以来4度映像化された。中でも二代目・中村吉右衛門が主演した「鬼平犯科帳」シリーズはいまなお多くの人に愛され続けるテレビ時代劇の金字塔。
そして、このほど、劇場版「鬼平犯科帳 血闘」の公開日を2024年5月10日(金)に決定したことが発表された。また、そのティザービジュアル、さらに2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」と劇場版「鬼平犯科帳 血闘」の特報映像も併せて解禁された。
場面写真 ©「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ
■父子それぞれが導き出した“鬼”を映し出したティザービジュアル
ティザービジュアル(当記事冒頭画像)では、放蕩無頼(ほうとうぶらい)な青春時代を送り、「本所の銕(てつ)」「鬼銕(おにてつ)」の異名で恐れられていた“若き日の鬼平”長谷川銕三郎を演じる市川染五郎と、時を経て、江戸市中内外の凶悪犯罪を容赦なく取り締まる「火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)」の長官となり、盗賊から「鬼の平蔵」「鬼平」と恐れられる長谷川平蔵を演じる松本幸四郎の姿が映し出されている。その“鬼”気迫る表情から本作のキャッチコピーである「鬼、新時代。」を感じさせる仕上がりとなっている。
これまでの映像作品でほとんど描かれることのなかった長谷川平蔵の“過去(=長谷川銕三郎)”と“現在(=長谷川平蔵)”を対比させることで、「放蕩無頼のならず者」から「火付盗賊改方の長官」となるまでの時の経過が表現されており、「新たな鬼平」にふさわしいビジュアルとなった。
また、「鬼平犯科帳」の象徴ともいえる“火盗提灯(かとうちょうちん)”もビジュアルの随所に散りばめられ、池波正太郎ファン、鬼平ファンの期待が膨らむことは間違いなさそう。
場面写真 ©「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ
場面写真 ©「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ
■「鬼、新時代」を予感させる、黄色を使用したスタイリッシュな特報解禁
一方、特報映像では、2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」、劇場版「鬼平犯科帳 血闘」の2種類が解禁された。池波正太郎生誕100年企画として、今年2月と4月に二部作連続公開した映画「仕掛人・藤枝梅安」でも用いられた“梅安と鬼平のテーマカラー”である「黄色」をキーカラーとして構成された画作りとなっており、力強い和太鼓の音とともにスピーディーに切り替わる映像のなかで、松本幸四郎、市川染五郎のビジュアルが紹介される様は、まさに【時代劇】、そして【鬼平犯科帳】の“新時代”の到来を予感させる。
【動画】2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」特報映像
【動画】劇場版「鬼平犯科帳 血闘」特報映像
「鬼平犯科帳」SEASON1 作品概要
【1】2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」(2024年1月放送・配信予定)
【2】劇場版「鬼平犯科帳 血闘」(2024年5月10日(金)公開予定/配給:松竹)
【3】連続シリーズ「鬼平犯科帳 でくの十蔵」(2024年5月以降放送・配信予定)
【4】連続シリーズ「鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛」(2024年5月以降放送・配信予定)
※テレビドラマの放送は「時代劇専門チャンネル」/配信プラットフォームは後日発表
※2024年5月に撮影予定の「鬼平犯科帳」SEASON2(シーズンツー)の製作も発表されている。
松本幸四郎
仙道敦子 中村ゆり 火野正平
本宮泰風 浅利陽介 山田純大 久保田悠来 柄本時生
市川染五郎
■監督:山下智彦
■脚本:大森寿美男
■音楽:吉俣良
■エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之(日本映画放送)
■プロデューサー:田倉拓紀 永富康太郎 足立弘平
■アソシエイトプロデューサー:秋永全徳
■原作監修:菅谷和紀
■撮影:江原祥二(JSC)
■照明:杉本崇
■美術:倉田智子
■録音:松本悟
■編集:野澤瞳
■装飾:中込秀志
■スクリプター:竹内美年子
■助監督:堀場優
■ラインプロデューサー:溝口豊
■VFXシニアスーパーバイザー:尾上克郎
■VFXプロデューサー:結城崇史
■衣裳:真柴紀子
■メイク・床山:大村弘二
■メイク・結髪:北川真樹子
■殺陣:清家三彦 清家一斗
■料理監修:野﨑洋光
■グラフィックデザイン:青木克憲 豊島恵輔 土屋佳太
■フォトグラファー:太田好治
■コピーライター:前田知巳
■スチール写真:北脇克己 大木仁博
■アシスタントプロデューサー:山田倫子 清水拓哉
■製作担当:小西剛司
■企画協力:オフィス池波 石塚晃都 鶴松房治 株式会社文藝春秋
■制作協力:松竹撮影所 松竹映像センター
■制作・配給:松竹
■「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ:日本映画放送 NTTドコモ REMOW クオラス 関西テレビ放送 松竹 BSフジ アシスト 東海テレビ放送 文藝春秋
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