スヌーピーミュージアムのリニューアルに、ワクワクが止まらない　キーワードは「覚醒」

東京・南町田グランベリーパーク内にあるスヌーピーミュージアムは、展示内容を拡充する大規模なリニューアル工事を行い、2024年2月1日（木）に生まれ変わって再オープンする。この記事では12月5日（火）に配信されたインスタライブから、新しい企画や初めての試みなど、気になる点をチェックしておこう。

なお、リニューアル工事に伴って、2024年1月9日（火）から1月31日（水）までは休館となる。

リニューアルの4つの柱 「みんなでつくる、みんなのミュージアム」に

今回のリニューアルの内容は、大きく分けて4点である。

目玉となる企画は、たくさんのスヌーピーで埋め尽くされた展示室『スヌーピー・ワンダールーム』の新設だ。ミュージアムの中の、まるで宇宙船内部のような真っ白なワンダールームに、赤・青・黄・オレンジなどのカラフルな色が配されている。そこに、ふかふかのぬいぐるみやキュートなランプなど、スヌーピーやピーナッツ・ギャング（スヌーピーをはじめ、スヌーピーでおなじみの人気コミック『PEANUTS（ピーナッツ）』に登場するキャラクターたち）があしらわれたアイテムがずらりと並ぶのだ。

ワンダールームのスヌーピーグッズは、お客様から自慢のアイテムを寄贈いただいたもの。本企画は、思い出を受け取ることで「みんなでつくる、みんなのミュージアム」を目指しており、寄贈の際にはメッセージも受け付けている。オープン後も定期的にアイテムの募集や展示替えを行い、どんどん展示数を増やしていくという。

みんなの思いが詰まったアイテムたちに囲まれるワンダールームは、エモーショナルな空間になること間違いなしだ。寄贈者には入場券が贈られるそうなので、大切なスヌーピーグッズたちがどのように飾られているのか見届けられるのも嬉しい（ただし、展示替えも行う予定のため、必ず展示されるとは限らないとのこと）。なお、寄贈はいったん2024年1月8日（月）で締め切りとなる。

続いては、大きなスヌーピーの中に入るような『いざスヌーピーの中へ。』。ミュージアムのエントランスから驚きの体験が始まる。世界を見渡しても今まで実施されていない仕掛けが凝らされており、これだけでも見に来る価値がありそうだ。

3つめの『世界中が、スヌーピーに夢中。』では、エントランスから中に入ったホールにて、鏡を駆使した、初めて目にするような展示が予定されている。

最後の企画は、ミュージアムの中心にあり、スヌーピーの巨大スタチューが迎えてくれるスヌーピー・ルームの『ここで五感が踊りだす。』。広々とした空間に光と音が加わって五感を刺激する上に、大きなスヌーピーのスタチューたちに何かが起こる。映像や画像だと伝わりきらないような感覚を揺さぶる仕掛けがあるそうなので、是非体感してほしい。

キャッチーなティザービジュアル、キーワードは「覚醒」

アートディレクター・祖父江慎氏によるリニューアルのティザービジュアルは、シックでおしゃれで、ビビッドな紫がひときわ目を惹く。今までのビジュアルは、ニュートラルなイメージにするためにあまり色を使ってこなかったが、今回は期待感を示すために色を組み合わせている。スヌーピーのシルエットは、『PEANUTS』の生みの親であるチャールズ M. シュルツ氏の原作コミックの一コマから起用された。

「スヌーピー、覚醒。」というインパクト大のコピーは、生まれ変わる印象を出すためにコピーライターの国井美果氏が考えたもの。さまざまな思いのこもったティザービジュアルで、今までになかった一面を見られるというワクワク感を呼び起こす。

休館前の2023年12月10日（日）から2024年1月8日（月）までは、ミュージアムや隣接のPEANUTS Cafe（ピーナッツ カフェ）などの来場者にステッカーがランダムに配られる。ステッカーは、ティザービジュアルのデザイン1種類とその他の8種類の合計9種類。スヌーピーミュージアムのこれからを示すような、彩り豊かでスタイリッシュなデザインだ。

※ステッカーのうち、ティザービジュアルのデザイン1種はピーナッツカフェやスヌーピータウンショップなどピーナッツ関連の施設で配布。その他8種はミュージアムで配布。

再オープンが待ち遠しい、スヌーピーミュージアムのリニューアル。今回の変更では、今まで見たことのない場所をつくることを目指している。びっくりするような仕掛けのあるエントランスから、みんなでつくり上げるワンダールーム、五感に訴えて驚きをもたらすスヌーピー・ルームまで、まんべんなく楽しもう。

スヌーピーミュージアムは2024年1月9日（火）から1月31日（水）までリニューアル休館の後、2月1日（木）に再オープン。は12月25日（月）より販売開始。

(C) 2023 Peanuts Worldwide LLC