トニセンから美 少年に、岩﨑大昇、那須雄登、金指一世が主演つとめる舞台『トンカツロック』上演決定

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2024.1.16

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舞台『トンカツロック』の主演を「美 少年」の岩﨑大昇、那須雄登、金指一世がつとめ、4月19日(金)から大阪、東京、愛知、石川の4都市で上演されることが決まった。

『トンカツロック』は2002年に全国3都市で上演された作品で、自分の信念に従って守るべきものを守ろうとする真っすぐで熱き男たちと、りりしく美しい女たちの姿を描いた青春群像劇。初演は坂本昌行、長野博、井ノ原快彦によるユニット20th Centuryの3人が主演をつとめた。人を傷つけ自分も傷ついた過去を抱えながらも、再生し、今を必死に生きていく若者たちを好演し、心に訴えかける演技で大きな話題を呼んだ。

そして約20年の時を経て20th Centuryが演じた3役を、昨年初の単独全国アリーナツアーの開催や単独初主演舞台『少年たち』を成功させるなど、今もっとも勢いのあるグループ美 少年の岩﨑大昇、那須雄登、金指一世がつとめる。人気アイドルとしての階段を駆け上がりながら、個々での映像、演劇作品への出演も果たしている3人が、先輩らが演じた作品の歴史を継ぐこととなる。当時の青春の眩しさと激しさはそのままに、時として空回りしながらも、それぞれの信念と熱意によって、次第に人の心を動かす若者たちの青春を、2024年度版にブラッシュアップ。共演には、これからの演劇界で期待される森迫永依、山﨑玲奈、柳美稀。そして舞台、テレビ、映画と多岐にわたり活躍する星田英利、楠見薫、有馬自由、伴美奈子が脇を固める。

作・演出は横内謙介を迎える。横内は1982年に劇団・善人会議(現・扉座)を旗揚げし、1992年には『愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸』で第36回岸田國士戯曲賞を受賞。劇団公演をはじめ、20th Century の『青春』三部作や、『スーパー歌舞伎 II ワンピース』(脚本・演出)、『スーパー歌舞伎 II 新版オグリ』(脚本)など、外部公演への作・演出も多数手掛けてきた。

2002年の初演時にも上演した東京・大阪に、初上演となる愛知・石川を加え、全国4都市に巡回する。4月19日(金)~26日(金)は大阪松竹座、5月4日(土)~19日(日)は新橋演舞場、5月23日(木)~27日(月)は御園座、6月1日(土)~2日(日)は本多の森 北電ホールにて上演される。

は3月9日(土)10:00から販売開始。

公演情報

舞台『トンカツロック』
2024年4月19日(金)~26日(金) 大阪松竹座
<観劇料(税込)>1等席 12,000円 2等席 5,000円
主催:松竹/東京グローブ座
2024年5月4日(土)~19日(日) 新橋演舞場
<観劇料(税込)>1等席 12,000円 2等席 8,500円 3階A席 5,000円 3階B席 3,000円 桟敷席 13,000円
主催:松竹/東京グローブ座
2024年5月23日(木)~27日(月) 御園座
<観劇料(税込)>S席 12,000円 A席 8,000円
主催:御園座
2024年6月1日(土)~2日(日) 本多の森 北電ホール
<観劇料(税込)>S席 12,000円 A席 8,500円
主催:北國新聞社
 
※未就学児童入場不可
 
出演者:
篠崎 優    岩﨑大昇
花川助三郎 那須雄登
井口 平    金指一世
花川君子  森迫永依
森村麻衣  山﨑玲奈
千絵      柳 美稀
山田孝造  有馬自由
国正てる代 伴美奈子
高沢真紀子 楠見 薫
国正藤吉  星田英利
 清水麻璃亜 友部康志
 岩本晟夢 中田翔真 都築亮介
 保 可南 和泉大輔 棚橋麗音 山下聖良 後藤恭路
 
スタッフ:
作・演出  横内謙介
美術    金井勇一郎
照明    塚本 悟
音楽    深沢桂子
効果    青木タクヘイ
衣裳    木鋪ミヤコ
ヘアメイク miura
演出助手  鈴木里沙
舞台監督  畑山英俊 長久保裕二
製作 松竹/東京グローブ座
 
物語:
東京の東のはずれにある川沿いの下町、忠平橋商店街。
花川助三郎(那須雄登)は、暴走族のリーダーだったが、今はトンカツ屋「助六」の店主として真面目に働いている。「弱きを助け強きを挫く」、江戸っ子憧れの助六のようになりたいと思い、町内の揉め事に首をつっこんだり、ボランティアをしたりと、日々あちこちで世話を焼いている。「若者が元気じゃねえ町に未来はねえ」が口癖で、地元のもんじゃ焼き屋の夫婦(星田英利、伴美奈子)、美容院の店主(楠見 薫)、商店街の会長(有馬自由)らを巻き込み、春の商店会のフェスティバルを盛り上げようと目論んでいる。そんな助三郎も恋女房で元暴走族の君子(森迫永依)には頭が上がらない。腹が据わったしっかり者で姉のように母のように助三郎を支えている。
店の常連客の篠崎 優(岩﨑大昇)は、近所の中学校教師。どこか頼りない男だが、知的でエリート新聞記者の村田友美が自慢の恋人。そんな優が勤める中学校には不登校の森村麻衣(山﨑玲奈)が在籍しているが、親から見放され不良グループとつるんでいることを知り、教師として救ってあげたいと思っている。しかし、仕事に打ち込む友美との心の距離がどんどん広がっていて、どうすることもできず・・・。
店のキャベツ切りと出前担当の井口 平(金指一世)は、プロボクサーだったが、手の痺れと舌のもつれがおこり、心配性の助三郎にボクシングを辞めさせられた。苦しい減量もなく好きなものを飲んで食べて、キャバクラにつとめる恋人の千絵(柳 美稀)とも遊び放題の天国のような毎日。しかしそんな日々に違和感をいだきはじめ、再びリングに戻りたいという思いを捨てきれずにいた。
お調子者の助三郎にも悩みがあった。おまけに商店街でも揉め事続き・・・。自分は町のスーパースターだと豪語しながらも、憧れの助六の半分、助三郎にしかなりきれない「川向こうの半端者」なのだと思い知らされる。
そんなどうしようもない悩みをかかえた3人は果たして―――――。
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