バレリーナ芸人・松浦景子の緊急参戦が決定！　『NEO PIANO』シリーズ、石井琢磨・菊池亮太・ござ・Budo出演で関西初上陸

2024年10月14日（月・祝）京都・平安神宮にて開催される『NEO PIANO』シリーズ初の関西公演に、バレリーナ芸人として話題の松浦景子がゲスト出演することが発表された。

コロナ禍真っ最中の2020年7月、その時代状況を逆手にとって、オープンしたばかりのZepp Hanedaから無観客生配信にて初開催されたピアノ・ラボラトリー・ライブ『NEO PIANO』。インターネットの動画配信等で活躍する４人の若手ピアニスト、角野隼斗（かてぃん）、菊池亮太、けいちゃん、ござによる、新しい形でのピアノの実験的なライブとして大きな話題を呼んだ本シリーズは、その後、構成メンバーを変えながらも毎年開催され好評を博している。

初の関西上陸となる今回は、10月12日（土）～14日（月・祝）の3日間にわたり開催されるイベント『平安神宮 月音夜』のプログラムのひとつとして行われるもの。出演には、今年9月にリリースしたCD『Diversity』が3作連続のクラシックNo.1を記録、来年2025年にはベルリン交響楽団とのツアーも決定するなど世界的な活躍をみせる石井琢磨、先日YouTubeチャンネルのフォロワー数が70万人を超えた菊池亮太、アレンジャーとして石井からの信任も篤い ござ、そしてサントリーホール公演を完売し、全国ツアーを成功裏におさめた2024年のクラシック・ピアノ界の台風の目 Budoと、今シーンもっとも注目されるピアニスト4人が集合。4台のピアノで音楽の冒険を繰り広げる。

演奏するのは、生誕150年を迎えたイギリスの作曲家・ホルストの有名な組曲「惑星」より「木星（ジュピター）」、そして、ラヴェルの「ボレロ」。重層的なオーケストレーションや楽器の音色の変化を4台のピアノでどう表現するのか注目だが、この度「ボレロ」のステージに華を添えるゲストとして、バレリーナ芸人・松浦景子の登場が決定。

10月6日（日）に大阪シアター・ドラマシティで開催される松浦初のプロデュース公演はすでに完売と話題を集めている彼女が、ピアニストたちの指名を受けて、どんなバレエを見せてくれるのか。『NEO PIANO』シリーズ初の試みに注目だ。

文＝神山薫