大阪で『カイジ』シリーズ史上最大規模の展覧会　『逆境回顧録 大カイジ展』開催が決定

漫画『カイジ』の展覧会『逆境回顧録 大カイジ展』が、4月5日（土）から5月11日（日）まで、大阪・大阪南港ATCギャラリーで開催されることが決定した。

1996年に『週刊ヤングマガジン』で連載がスタートした福本伸行氏による漫画『カイジ』シリーズは、多額の借金を抱えてしまった主人公・伊藤開司（カイジ）が生死を賭けたギャンブルに挑む姿を描いたギャンブル漫画。2023年10月時点でシリーズ累計発行部数は3,000万部を超えており、現在は最新作『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』が同誌で連載中。『中間管理録トネガワ』『1日外出録ハンチョウ』『上京生活録イチジョウ』といったスピンオフ漫画や、TVアニメ、実写映画などのメディアミックスも展開している。

『逆境回顧録 大カイジ展』は、そんな『カイジ』シリーズで描かれる数々の“逆境”を、初公開を含む原画や名シーン展示で振り返る、過去最大規模の展覧会。「鉄骨渡り」「焼き土下座」のほか、限定じゃんけんの敗者に焼き印をつけて収容するエスポワール号内の別室「敗者の部屋」、カイジのロン牌を麻雀卓上に再現した「17歩」、「愛よりも剣」や「友情確認ゲーム」などがフォトスポットとして設置される。さらに、クラウドファンディングにより制作される帝愛裏カジノのパチンコ一発台「沼」の実物大フォトスポットなど、「カイジ」シリーズの世界を堪能できる展示が集結する。

また、クラウドファンディングによって製作された等身大の「カイジ」「一条」「利根川」「大槻」のキャラクターフィギュアで、作中名シーンを再現する。

そのほか、萩原聖人（カイジ 役）、森川智之（利根川幸雄 役）、立木文彦（ナレーション）らキャスト陣による会場限定撮り下ろしボイスも登場。ウエルカムボイスをはじめ、利根川によるエスポワール号での演説や、各フォトスポットでのギャンブル紹介ナレーション、アニメ化されていない『賭博堕天録カイジ』の「17歩」エピソードからカイジが11回連続「ロン」と叫び続けるシーンなどが楽しめるという。実物大「沼」フォトスポットでは、カイジのセリフとナレーション音声、音楽による特別演出も実施。