帝劇クロージング企画「帝劇 Legacy Collection」第4弾「帝劇オリジナルギター」の販売が決定
2025年2月をもって一時休館となった“二代目”の帝国劇場。帝国劇場クロージング企画「帝劇Legacy Collection」第4弾として帝劇オリジナルギターの製作・販売が決定した。
帝国劇場の建物としての魅力を再発見し、新たなステージへと継承するプロジェクト「帝劇Legacy Collection」。本プロジェクトでは、劇場解体の際に生まれる様々なマテリアルを活用して商品を開発・販売。帝劇のマテリアルを「ご家庭で使用できるアイテムへとリメイク」する第1弾(2026年冬頃発売予定)、第2弾の「席番プレート記念商品」、豊富なラインナップを有する第3弾の「帝劇プレミアム備品販売」が発表されていた。
このたび発表された第4弾では、日本から世界へ向けて唯一無二のギターを製作するKzGuitar Worksとのコラボレーションが実現。同社は、代表の伊集院香崇尊氏が、Queenのギタリスト、ブライアン・メイが使用する「Red Special」という特殊なギターを製作するために立ち上げ、現在ではKzオリジナルモデル「Kz One」などをはじめ、他に類を見ない唯一無二のギターを製作し続けている日本のギター工房だ。Red Specialはブライアン・メイ本人が手作業で作り上げた究極のハンドメイドギターとして、その材料には多くの廃材が使用されていることが知られている。
このRed Specialというギターの存在に加え、最高の技術力をもって伝統を受け継ぎ、日本から世界へ通じるプロダクトを届けようとされるKz Guitar Worksの情熱が、次世代の帝国劇場へとレガシーを引き継ぎ、日本の新たな演劇を世界へ届けようとする目標とシンクロし、帝劇オリジナルギター「Kz One RS-Joint P-90 “IMPERIAL THEATRE”」の製作が実現したという。
ギタートップ材には、実際に舞台上で長年利用されてきた「平台」、ピックガードにはロビー大階段の手摺り下にあしらわれていた「マホガニーの木を挟み込んだアクリル板」を使用。また、ボディ下部には客席で使用されていた「席番プレート」を配置。Kz Guitar Works独自の技術により、ギターとしての高い演奏性や音質を実現されている。
ギターの基本デザインは、なるべくトップ材となる「平台」の風合いが生かせるよう、シンプルな構造であるKz One RS-Jointを選択。ボディバックとネックにはマホガニーをセレクトし、しっかりとしたギターとしてのサウンドを担保している。さらに内部をチェンバード加工とし、ネックジョイントにKz Guitar Works独自のRS-Jointを採用したことで、スピード感のある音の立ち上がりに、独特の中域の響きが加わった、ユニークな音質のギターとなったという。
平台
また、帝劇客席で使用していたモケット(新品)を使用した帝劇特製ストラップも製作。ギター購入の際は、帝劇特製ストラップ付きで届ける。販売方法等詳細は公式サイトにて確認してほしい。
関連情報
価格:440,000円(税込)
販売方法:期間・数量限定受注生産(上限数量に達した場合、お申し込み締切前であっても受付を終了する場合がございます。)
受注受付期間:2025年10月9日(木)~12月25日(木)
商品受渡:2026年4月以降、オーダー先着順に順次納品(受注状況により、ご注文のタイミングによってはお時間を頂く場合がございます。)
※製品の仕様は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
※写真はイメージです。ご使用のデバイスによっては異なる色味に見える場合がございます。
※郵送の場合、別途送料を頂戴いたします。
※席番プレートNo.はお選びいただけません。また、実際に客席で使用されていたもののため、プレート本体に傷や色味の経年劣化がございます。予めご了承ください。
※客席で使用していたモケット(新品)を使用したストラップ付きでお届けいたします。
https://teigeki.tohostage.com/closing/legacy.html#vol4
【Kz Guitar Works帝劇オリジナルギター特設ページ】
https://www.kzguitarworks.com/others/sp-contents/IMP-Original