石垣優、東名阪ツアー『石垣優ワンマンライブ2025』が開幕 ソロ活動5年目を迎え初のツアー開催
『石垣優ワンマンライブ2025 -温もり- in 名古屋』
石垣優が、2025年10月11日(土)に愛知・パラダイスカフェ21にて『石垣優ワンマンライブ2025 -温もり- in 名古屋』を開催。本記事では、同公演の2ndステージのオフィシャルレポートをお届けする。
沖縄県石垣島出身のソロシンガー石垣優が、10月11日(土)に愛知・パラダイスカフェ21にて、初の東名阪ツアーとなる『石垣優ワンマンライブ2025』の初日公演を迎えた。
やなわらばー解散後、ソロ活動5年目を迎えた今年は、3月に『夢の種』を配信リリース。その後、2曲連続配信リリースをし、ソロ活動の第二章をスタートさせた。最新曲をリリースするごとに新たなアーティスト石垣優を表現し、迎えた本ツアーでは、愛知・大阪・東京と異なるコンセプトを掲げている。初日の名古屋公演は“温もり”をテーマに、アコースティック編成で70分の2ステージを行なった。ミュージシャンには、臼井ミトン(Pf / Gt /Cho)を迎え、温かく優しい雰囲気の中、美しい音色が終始会場を包み込んだ。
2ndステージのオープニングは、今年5月にリリースした『明日に咲く花』でスタート。続いて、『明日』を歌唱し、客席からは手拍子が響き渡り、会場内は一体感に包まれていった。最初のMCでは、「皆さんこんばんは!ソロになって初めての名古屋でのワンマンライブ、足を運んでくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます!」と笑顔で挨拶。ホームシックの中で故郷を想いながら作った『空をこえて海をこえて』をマイク無しのアカペラで披露し、彼女の生の歌声が観客の心を一気に掴んだ。
その後、清涼飲料水「CHOYA 夏梅」のCMソングに起用されていた『夏色便り』、数年ぶりに歌唱すると話したユニット時代の楽曲『大好きな人』を披露。歌唱後には、『大好きな人』が誕生するまでのエピソードを話し、彼女の天真爛漫なトークに会場からは笑い声が響いた。カバーコーナーでは『楓』、『三線の花』を歌唱。言葉ひとつひとつが心に届き、客席からは手拍子や「イーヤーサーサー」という声が自然に響き渡り、この日一番の盛り上がりをみせた。
「残り2曲です!」と話し歌ったのは、いつも応援してくれるファンに向けて作った楽曲『風の中の光』。ひとりひとりへ届けるようにして歌う彼女の歌声は、心に真っ直ぐと届き、観客の心を震わせているようだった。本編最後のMCでは、「皆さんと一緒に時間を過ごせたこと、そして、こうやって幸せな時間を過ごせることは、私たちの今日が平和であるからこそです。今に感謝をして、皆さんに感謝をして、歌います。」と話し、『平和の歌』を歌唱。パワフルかつ美しい歌声で表現豊かに届け、本編の幕を閉じた。
アンコールの拍手が鳴る中、笑顔で登場した彼女は、「アンコールありがとうございます!」と挨拶し、恒例のグッズ紹介。そして、この日の最後に選んだのは、新たな扉を開くために作った楽曲『夢の種』。まだまだ広がっていく彼女の新しい世界に、アーティスト石垣優への期待を止めることが出来ない。ツアー初日を無事に終え、ここからさらにバンド編成へと形を変えて、大阪・東京公演へと続いていく。聴く人の心に寄り添い、美しく響く彼女の歌声を、是非生で体感してほしい。
ライブ情報
『石垣優ワンマンライブ2025 -歌声- in 大阪』
【日程】2025年10月25日(土)
【時間】開場 16:00 / 開演 17:00
【会場】キャットミュージックカレッジ CAT HALL(大阪府吹田市垂水町3-29-18)
【料金】指定席 ¥7,600(税込)
<東京公演>
『石垣優ワンマンライブ2025 -これまでと、これから- in 東京』
【日程】2025年11月9日(日)
【時間】開場 16:00 / 開演 17:00
【会場】草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21 草月会館地下1階)
【料金】指定席 ¥7,600(税込)