高城れに、ももクロメンバー初となる2ndソロアルバムリリースを前に語る想いとは
高城れに
2025年10月15日(水)に2ndソロアルバム『OTOGIMASHOU』をリリースする高城れに。ももいろクローバーZのメンバーとしては初となる2枚目のソロアルバムとなる本作は、御伽噺(おとぎばなし)をテーマに昨年ソロ活動10周年を迎えた高城れにが、これまでの歩みの中で出会った様々な“自分”や、その時々に揺れ動いた内面を、御伽のようにファンタジーな世界観で表現した作品となっている。実に4年ぶりとなる2ndソロアルバムのリリースを前に、その作品に込めた想いを存分に語ってもらった。
――4年前、高城さんは初のソロアルバム『れにちゃんWORLD』をリリースしました。今振り返ってみて、これはどんな作品だったと思いますか。
高城れに、ももクロメンバー初となる2ndソロアルバムリリースを前に語る想いとは前回は王道アイドルソング多めな1枚だったと思うんですよ。最初、アルバムのテーマを決めるのが難しくて、「じゃあ、れにちゃんのそのままを表現した1枚ということで、『れにちゃんWORLD』でいいんじゃない?」っていう話になって、特段テーマを決めずにリリースしたんですけど、ライブで盛り上がる曲が多いし、「聴いてるよ」っていう声も周りからたくさんいただいて、とても嬉しい気持ちになりました。
――それ以降、曲作りに対する意識も変わっていったんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。
そうですね。王道アイドルソングももちろんいいんですけど、それをぶち壊すような、新しいジャンルも歌ってみたいなっていう気持ちが芽生えました。あと、『れにちゃんWORLD』をリリースしたのはコロナ禍だったからツアーができなかったですし、コールアンドレスポンスをする曲もなくて、そのことで逆にみんなのコールの力を改めて実感することになったので、今回のアルバムにはそれが反映されてます。ライブでやったらどうなるかを想像しながら、みんなが楽しめることを優先してつくりました。
――去年、1stソロアルバムをリリースするタイミングで玉井詩織さんに話を伺ったんですけど、そのときに彼女は「私は感覚主義で、感覚で生きてるタイプ」だとおっしゃっていました。高城さんはいかがですか。
どう生きているんですかねえ、ノリですかねえ。
――あはは! 玉井さんと同じですね。
はい。私はノリと妄想の世界で生きてるので(笑)。それこそ、今回のリード曲「おとぎましょう」も、「こういう世界があったらいいな」とか、「こういう自分になりたいな」っていう妄想をしたときに、今回のアルバムのような世界観にばっちり合うと思いました。
――「こういうものを見せたい」というよりも、「こういう世界がいいな」という理想が今作には反映されているんですね。
見せたいというのもあるんですけど、こういう世界が好きだし、こういう世界に飛び込みたいと思うし、それを自分がやることでみんなを巻き込めたらいいなっていう感覚ですね。「ポジティブ・アテンションプリーズ!」もそういう曲のひとつで、もっともっとポジティブになりたい自分を意識してつくっていただきました。
――今作の世界観をひと言でまとめるとどんなものになりますか。
アルバムのテーマである「御伽噺」と、「本当の自分」というワードにも結びつきます。
――でも、「御伽噺」と「本当の自分」って相反するものですよね。
そうですね。だけど、私たちは小さい頃、おとぎ話からいろんなことを教わっていて。人への思いやりとか、これをやっちゃいけない、これをやったら怒られるよ、みたいな教訓とか、おとぎ話を通じて人とのコミュニケーションの仕方を学んできたと思うんですよ。おとぎ話って非現実だけど現実的な部分もたくさんあって、子供だけじゃなくて、大人が読んでも学べるんですよね。だから、「本当の自分」と「御伽噺」は相反しているようで、実は一緒なんじゃないかなって。そういういろんな意味を込めて、「御伽噺」と「本当の自分」っていうふたつのテーマに掲げてアルバムをつくりました。
――タイトルだけを見ると、『れにちゃんWORLD』と似通ったファンタジーな世界観を想像しますけど、中身はだいぶ違うんですね。
『れにちゃんWORLD』は背中を押す感じの応援歌が多かった気がしていて。だけど私は、「私が思ってる自分」と「ファンの方が思ってる自分」にだんだんズレを感じるようになったんです。なので、前作はみんなが思ってるれにちゃんが表現されていたと思うんですけど、今回は自分が思ってる自分を表現したアルバムになってます。
――前作を経て、より本当の自分を見せたくなってきたということですか。
そうですね。ズレが気になってきたときに、その違和感を言葉にするのは違うけど、歌にしたら自分の仕事的にもいちばん伝わりやすいんじゃないかと思って、「本当の自分はこうで、今まではそれを出すのが怖かったけど、そういうズレも隠さずにいきたい」ということを作家さんに濃密にヒアリングしてもらってできたのが「じゃないほう」だったんですよ。この曲ができてからは、その時々の自分が思ってるものだったり、自分の内面を毎回曲にしていただいて、最終的に「ポジティブ・アテンションプリーズ!」や「おとぎましょう」に行き着いたっていう感じです。
――本当の自分を見せるのが怖くなくなったということですか。それとも、それ以上にズレが嫌だった?
ズレが嫌だったというよりは、怖くなくなったというのもそうですし、それを見せることによって、私のことを応援し続けてくれている方々にもっと寄り添えると思ったんです。だからといって、「みんなが思い描いている私」も私であって、まったく違う人ではないから、「本当はこう思うときもあるんだよ」っていうものを出すことで、よりみんなとの距離が縮まるような気がしていて。「じゃないほう」をつくったときにそれをすごく感じたので、「本当の自分を出してもいいんだ」って思えたんですよね。
――ということは、「じゃないほう」が今回のアルバムのきっかけになったところはけっこう大きい?
というよりも、「じゃないほう」は自分の楽曲がこれまで以上に濃くなったきっかけだったかもしれない。
――そういう気持ちの変化は、前作から年を重ねたことも大きかったりしますか。
そうですね。10代とか20代前半の頃、先輩方が「年取ったら何も怖くなくなるよ」って言ってたのが今になって脳内再生されて、確かに怖くないなって。もちろん、お仕事に関しては、不安だったり、緊張だったり、怖さっていうのはずっとあるんですけど、それ以外の、プライベートでの考え方はどんどんポジティブになっていくというか、「どうにかなるよね」みたいに、自分をプラスの方向に上げていくことができるようになりました。
――高城さんは以前から、年を重ねることに抵抗はないとおっしゃっていましたけど、それにより拍車がかかったというか。
うん、若いときは若いなりの楽しみ方があったけど、歳を重ねるごとに自分の中から出てくるアイデアのレパートリーが増えているので、抵抗がないっていうよりも、楽しみになってきました。
――以前は、「抵抗はない」と受け身だったのが、今は積極的に楽しめるようになってきたんですね。すごいです。
こういうところに関して周りの方から「ポジティブが過ぎるね」って言われて、去年、「ポジティブがすぎるツアー」(まるっと10年まるごとれにちゃんポジティブがすぎるツアー)を行ったんですよ。
高城れに【MV】おとぎましょう -MUSIC VIDEO-
――では、『OTOGIMASHOU』の音楽的な部分について聞かせてください。今作ではポップスに留まらない幅広いジャンルを歌ってると思うんですけど、こういう曲は自分らしい/自分らしくない、という基準はあるんですか。
なんだろう? あるのかな? あんまりない気はするんですけど……私はこんな感じの人間なので(笑)、ダークな曲は合ってないのかなって気はしますね。自分としてはそういうのも歌いたいんですけど、完全にそっちに振り切れない自分もいて。でも、今回のアルバムにもそういう曲がひとつあって、それが「Lovely Monster」なんです。
――<相反のハート ランデブー/離れないでね/どの姿も“私”だわ>と歌われる、サウンド的にも大人な雰囲気の曲ですよね。
そうなんです。これまで自分がやったことないジャンルですし、歌う前は少しだけ「大丈夫かな?」っていう不安がありました。自分が歌えるのかな、そこまで振り切ることができるかなって。でも、作曲のSPENSERさんと作詞してくださったASOBOiSMさんご本人がディレクションしてくださって、そのときにいろんなアドバイスを受けながら、「こういうふうに歌えばいいのか!」っていうコツを少し習得できた気がするので、ライブではもっと振り切った自分を出せたらいいなと思います。これまでの自分の中にはなかった要素だし、ファンの方の中にもこういう私っていなかったと思うんですよ。
――歌ってみてどうでした? 「意外とやれるじゃん」と思えました?
うーん、どうだろう? イケてる部分とイケてない部分があったんですけど(笑)、これをライブでカッコよくやったら湧くんだろうなっていう想像はすごくできました。
――結果として、高城さんはなんでも歌えますね。
いや、歌えないですよ。歌えないんですけど……楽しければいいかなって。
――でも、それって歌えてるってことだと思うんですけど。
いや、多分思ってるより本当に歌えてなくて。
――自らそんな(笑)。
ボイトレの先生とかもいつも頭抱えてるんですよ。私も自覚はしてるし、絶対歌えたほうがいいとは思ってるんです。だから、最大限努力しつつ、ライブではみんなを楽しませることも大事なので、私らしい歌が届けられたらいいなっていう気持ちではいます。
――この作品も高城さんらしさしかないと思いますけど。
(遠慮気味に声を落として)本当ですか? ありがとうございます。
――ああ、そういう反応ですか。高城さんの無垢な声質ってずっと変わらないし、さらに魅力が増しているように感じますよ。
えー! ほんとにぃ~?
――ほんとに。
目が嘘ついてる!
――いやいやいや(笑)、本当に本当に。
あはは! でも、声に関しては、「れにちゃんの声、好き」って言っていただくことがあるので、そこは大事にしたいなとは思ってます。
――自分の声のどんなところを好きと言ってもらえているのか、理解できていないって感じですか。それともわかってはいる?
はい、わかってます(笑)。理解しきれてはいないと思うんですけど、自分のことはエゴサしていろいろ調べますし、ライブ後は隅々まで検索して、実際どうだったのかっていうのはちゃんと見ます。それも仕事のひとつなので、リサーチするようにはしています。
――エゴサは「リサーチ」という分類になるんですね。
そうですね。こういう意見があったから次はこうしてみようとか、参考にする意見のひとつ。ライブって、自分が思ってることよりもみんなから見えてるものが全てなので、そこは気にするようにしてます。
――でも、見すぎて精神的に食らわないですか。
それが全然食らわなくて(笑)。だからポジティブなんだと思います。あまりにも理不尽でマイナスなことは全部スルーできるので。自分にとって参考になるアドバイスは聞くんですけど、理不尽なことは一切聞かないですっていうスタンスでやってます。
――ライブではライブなりの表現があると思うんですけど、繰り返しになりますけど、この作品に収まっている歌も僕はとてもいいと思うんですよ。
ありがとうございます。自分で言うのもなんですけど、めっちゃいい曲が多いなって感じていて。たまに落ち込んだときとかに聴いて元気づけられることもあったりもして。それにプラスして、今回のアルバムに入ってる新曲はどれも本当に素敵なものばっかりなので、今回のツアーは楽曲を楽しんでいただくものにしたいなってすごく思います。
――自分で聴いても元気づけられるということは、それはやっぱりいい歌だということだと思います。
ですかねえ。
――上手い歌、イコールいい歌かというとそんなことはないじゃないですか。いくらピッチが正確で、声量とテクニックがある歌だとしても心に響かないことはたくさんあるし、その反対に、ちょっと音が外れていても響く歌はいっぱいある。そういうことを踏まえて、高城さんの歌はいい歌だと僕は思います。
ありがとうございます(笑)。でも、楽曲がすごく素敵なので、そこに助けられてます。
高城れに【MV】ポジティブ・アテンションプリーズ! -MUSIC VIDEO-
――高城さんはご自身のことをどんなボーカリストだと思っていますか。
ええ~っ!? どんなボーカリストぉ!? ……安定しないボーカリストだと思います!(笑)でも、「歌は気持ちで歌え」っていう言葉をずっと自分の中に掲げて活動してきているので、それはずっと忘れないでいたいですね。なんかもう、上手い/下手じゃないよっていう。でも、私たちはずっと、口パクをやりたいって事務所に志願していたんですよ。
――あはは! それはいつの話ですか。
もう結成当時からずーっと! だけど一度、「いつまで言ってんだ!」ってものすごく怒鳴られたことがあって、「結成して5年も経ってそんなこと言ってるな! 歌は上手い下手じゃない! 伝わればいいんだ!」って。だから、「下手」って言われることにはもう抵抗はないです。だけど、ライブに来てくださる方々に届ける気持ちは誰にも負けないという気持ちでやってはいます。
――でも、その歌に惹かれて多くの人がここまでついてきているわけで、歌い手としての自信はもっとあるのかな、と思っていました。
うーん、デビューしてからけっこう年数が経ってるから、「もう慣れてるでしょ?」って言われることもたくさんあるんですけど……もちろん、そういう時期もあったんですよ。「歌、イケてんじゃん」みたいな。でも、それを超えて、自分の中でだんだん、「失敗したらこうなる」とか、「こうやったらこういうことが起こる」とか、経験を積んで心の余裕ができてきたからこそ失敗を恐れる部分も増えてきて、今は「ちょっと怖いな……」って思ってる時期です。だから、本当にくじけそうになるときもあるんですけど、ここで辞めたらここ止まりだし、「こんな状態で最後を迎えるのは嫌だ! どうにか乗り越えたい!」って思ってて。でも、それを乗り越えるには「やる」以外ないじゃないですか。だから、そのきっかけが『OTOGIMASHOU』になったらいいなと思いつつ、日々葛藤しています。私、仕事に関しては本当にネガティブなんです。失敗したらどうしようとか、常に「どうしよう!」。
――それって直したいと思ってます?
克服したいなってすごく思うんですよ。これまでは自信があったし、緊張とか不安とかなかったのに、それまでできてたことが急にできなくなっちゃって。でも、やり続けていればいつかは克服できるっていう気持ちでいます。
――先ほど、年齢を重ねることを楽しんでいるという話をしましたけど、それと同時に怖くなることも増えますよね。
増えます! 特に仕事は歳を重ねるごとに責任が重くなってきますし、ソロ活動をする上での心構えとして、自分のソロ活動は全部グループに還元できるものだと思っているので、ソロで何か失敗したらグループに迷惑がかかるから、そういう恐怖がめちゃくちゃあります。
――ソロとはいえ、完全に自分だけの話ではないんですね。
そうですね。ソロでもやっぱり、常にグループを背負ってはいるので。それは私に限らずみんなそうで、それぞれがそれぞれの責任の持ち方をしてると思いますね。
――ソロだから自分の世界観を100%自由に表現できる、というのとも少し違うのか。
もちろん、ソロならではの楽しみ方は最大限にやらせてもらってるけど、クオリティがイマイチでひとりでも満足しない人がいると、それはやっぱりグループの印象が悪くなることにつながってしまうから、やりたいことをやるだけじゃなくて、その後のことも自分でしっかり責任を持って頑張らないとなっていう気持ちです。
――グループとソロで、表現に対する意識とか技術的な意味での歌い方は変わるものなんですか。
うーん、歌い方とか技術的な部分は変わらないんですけど、グループでステージに立つときはグループ内での自分の役割があるし、トークとかでメンバーとの連携プレーが多いからそこはすごく意識してます。だけど、ソロだと4人の役割を全部ひとりでやらなきゃいけないので、ソロならではの気の引き締め方はありますね。でも、ステージ上にほかのメンバーがいないっていうのはすごく心細かったりするんですけど、目の前に紫だらけの心強いサポーターがいるので、それはすごく幸せだなと噛み締めながらパフォーマンスさせてもらってます。
――のびのびと歌えてはいるんでしょうか。
私は極度の緊張しいなので、のびのびと歌えるまでにちょっと時間がかかるんですよ。それでもライブってすっごい楽しいなって毎回思います。
――緊張と楽しいの繰り返しなんですね。
そうです。相当なドMだと思います(笑)。
――あはは! でも、緊張があるからこそ楽しさもより大きくなるんでしょうね。
そうかもしれないです。もともと緊張しいっていうのもあるんですけど、自分自身で緊張状態に追い込んでるところもあるんですよ。
――ステージに上がる前に自分をとことん追い込んで、そこで生まれた緊張をステージで解放させて、「楽しい!」につなげるという。自分で脳内麻薬みたいなものを生成しているんですね。
そうですそうです。そうやって自分をコントロールしてます。多分、それがないと危機感がなくなっちゃって、私のちょっとあっぱれな性格が裏目に出ちゃうと思うんですよ。だから、これくらいでいいのかなって自分では思ってます。
高城れに【MV】レニー来航!! -MUSIC VIDEO-
――楽曲の話に戻りますが、「きみの世界をまもって!」はストレートなロックですけど、こういう楽曲は歌っていてどういう感覚ですか。
私は音楽を聴くのがすごく好きで、特にバンドさんをよく聴くので抵抗はないですね。むしろ、「こういう曲、歌えるんだ! 嬉しい!」みたいな。だから、「いつも聴いてる感じの曲だ!」っていう感覚でした。でも、この曲はゴリゴリのロックですけど、その中に優しさがあるというか。歌詞も、自分自身だけじゃなくて他人も包み込んであげるということを歌っているので、すごく温かい曲になっていると思います。
――ちなみに、最近好きなのはどんなバンドですか。
サバシスター。
――サバシスター! どんなところが好きなんですか。
声が好きです。誰にも真似できないような独特な声っていうか。あと、世界観が強い歌もあるじゃないですか。そういうところが好きですね。でも、ほかにもいろんなジャンルを聴いたりします。
――今日話していただいた様々な想いは、高城さんが作詞をした「message」にも込められていますよね。
そうですね。この曲は、自分がこれまで抱えてきた葛藤だったり、前を向こうって思えるようになったみんなとの出会いだったり、これまで支えてきてくれた方々への感謝の気持ちをストレートに歌った曲で。ここまでがっつり、修正なしで作詞をするのは初めてだったんですけど、自分の語彙力のなさに気づかされて「どうしようかな」って悩んだんです。でも、不器用なりに自分の言葉でストレートに書いたほうがみんなにも伝わるかなと思って、ありのままの気持ちを歌にしてみました。
――こういう曲を書いた今、高城さんはファンの方々とどんな関係性を築いていきたいですか。
私推しの方々とは、ファンとアイドルっていう関係じゃなくて、本当に家族みたいな距離感の近さが特徴だったりもするので、そういう距離感とか「寄り添う」っていうワードを大切にしつつ、お互いに信頼関係を築けていけたらいいなと思います。私は奇人なので、ライブでもはちゃめちゃなこと言ったりするんですけど……今回もね、アルバム発売の前なのにライブで新曲をみんなに歌わせようとしたので(笑)、これからも奇人をたくさん増やしたいですね(笑)。
――あはは! 今後、ソロとして高城さんが伝えていくべきメッセージってどんなものだと思いますか。
私の強みは人間らしさだと思うんですよ。ポジティブな部分だけじゃなくて、弱気な部分もけっこう見せちゃうし、そこに共感してもらえることが多かったりもして。だから、今後もそういう、ありのままの自分を見せられる作品をつくっていけたらいいなとも思いますし、みんなが理想としている「私」も作り上げていきたいし、みんなに寄り添えるような歌を歌っていけたらと思います。
取材・文=阿刀"DA"大志
ライブ情報
2025年10月20日(月)神奈川・KT Zepp Yokohama
17:00開場 / 18:00開演(20:00終演予定)
全自由(通常
着席指定席(通常
リリース情報
形態:CD+Blu-ray2枚組
品番:KICS-94227
POS:4988003-659851
価格:¥13,000(税抜:¥11,818)
封入特典:「まえがみ姫」ストーリーミニブックレット
[CD]
01. おとぎましょう
02. ポジティブ・アテンションプリーズ!
03. Lovely Monster
04. 君色のひかり
05. きみの世界をまもって!
06. レニー来航!!
07. M&S〜ママパパへ〜
08. message
09. じゃないほう
10. シオン
BONUS. なんでなんでハテナん?
DISC1:まるっと10年まるごとれにちゃん ポジティブがすぎるツアーDaytime Flight「いない。」/ Night Flight「今ここにいる。」(2公演収録)
DISC2:MUSIC VIDEO 5本(「じれったいな」/「everyday れにちゃん」/「レニー来航!!」/「ポジティブ・アテンション・プリーズ!」/「おとぎましょう」)
形態:CD Only
品番:KICS-4227
POS:4988003-659844
定価:¥3,300(税抜き:¥3,000)
封入特典:「まえがみ姫」ストーリーミニブックレット
[CD]
初回限定盤CDと同内容
①【初回限定盤のみ対象】
・Amazon.co.jp:キャラファインマット(はがきサイズ※200×150×5mm)
・楽天ブックス:スマホショルダー
・セブンネットショッピング:アクリルスタンド(高さ約150mm)
・TOWER RECORDS:スマホサイズステッカー(91mm×64mm)
・@Loppi・HMV:缶バッジ(44mm)
・ELR Store:アクリルプレート(A6サイズ)
メーカー特典:クリアしおり(90mm×65mm)