尾上松也、中村米吉ら出演 若手歌舞伎俳優の登竜門『新春浅草歌舞伎2024』を1月よりテレビ初放送
『新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎』
CS放送「衛星劇場」にて、2024年1月に浅草公会堂で上演された『新春浅草歌舞伎2024』が1月からテレビ初放送される。
1月放送の『新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎』は江戸の庶民の姿が写実に描かれた、河竹黙阿弥の傑作。妹の死の真相を知った宗五郎が酒に酔って酒乱になる場面が見どころで、尾上松也が初役で宗五郎を勤める。
祭礼で外では賑やかな囃子が鳴る中、魚屋宗五郎の家の中は悲しみに沈んでいる。それというのも宗五郎の妹のお蔦が不義を働いた罪で、磯部の殿様から手打ちになったとの知らせが届いたからだった。憤る父の太兵衛と三吉を諫め、妹の死の悲しみに堪える宗五郎だったが、弔問に訪れたお蔦の同輩のおなぎから手打にされた経緯を聞いた宗五郎は…。
2月放送の『本朝廿四孝 十種香』は古風な趣のある義太夫狂言の一幕。八重垣姫は武田信玄と敵対する長尾謙信の娘で歌舞伎の女方の中でも特に難しいと言われる「三姫」の一人で中村米吉が6年ぶりに挑み、蓑作実は勝頼に中村橋之助、濡衣に坂東新悟、白須賀六郎に中村種之助、原小文治に坂東巳之助、長尾謙信に中村歌昇が勤めた2024年の『新春浅草歌舞伎』の演目。
『本朝廿四孝 十種香』
武田信玄の息子・勝頼が切腹したと聞いてもなお一途に思い続ける八重垣姫。勝頼の命日に姫が回向している一方、下手の座敷では腰元濡衣が死んだ夫の位牌に向かい念仏を唱え、隣にいる凛々しい姿の蓑作を見ては夫を思い出し、涙を流すのだった。勝頼の絵姿を見ていた八重垣姫がふと一間を覗くと勝頼に似た人物が。驚いた姫が勝頼に違いないと縋りつくが、勝頼そっくりの人物は自分は花売りの蓑作だと名乗るのだった…。
さらに、3月は中村隼人が与三郎を、中村米吉がお富を勤めた『与話情浮名横櫛 源氏店』をテレビ初放送でおくる。
放送情報
『新春浅草歌舞伎2024』
放送局:CS放送「衛星劇場」
『新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎』
放送日:2026年1月15日(木)午後4:00~/27日(火)午後4:00~
2024年/令和6年1月・浅草公会堂
[出演]尾上松也、坂東新悟、中村種之助、中村隼人、中村莟玉、中村歌女之丞、
市村橘太郎、中村橋之助、中村米吉、坂東巳之助、中村歌昇
2024年/令和6年1月・浅草公会堂
[出演]尾上松也、坂東新悟、中村種之助、中村隼人、中村莟玉、中村歌女之丞、
市村橘太郎、中村橋之助、中村米吉、坂東巳之助、中村歌昇
『本朝廿四孝 十種香』
放送日:2026年2月10日(火)午後4:00~/19日(木)午後4:00~ 他
2024年/令和6年1月・浅草公会堂
[出演]中村米吉、中村橋之助、坂東新悟、中村種之助、坂東巳之助、中村歌昇
2024年/令和6年1月・浅草公会堂
[出演]中村米吉、中村橋之助、坂東新悟、中村種之助、坂東巳之助、中村歌昇
※3月は『与話情浮名横櫛 源氏店』をテレビ初放送
※衛星劇場では、平日に歌舞伎を毎日放送中