血まみれの"何か"が同封された脅迫状も 映画『フローレンスは眠る』緊迫感満載の予告編が公開
『フローレンスは眠る』 (C)2016 JungleWalk Co., Ltd.
1月20日、映画『フローレンスは眠る』の予告編が公開された。
同作は、『369のメトシエラ』で全国40館上映、2万人超の観客動員数を記録するスマッシュヒットを放った小林兄弟監督の最新作。"フローレンスの涙”と呼ばれるダイヤを身代金に、同族企業内で起こった誘拐事件を描くクライムサスペンスだ。
今回解禁された30秒の予告では、社長秘書でありながら誘拐犯となる主人公・牧羽剛役の藤本涼をはじめ、牧羽と行動をともにする氷坂恵役の桜井ユキ、そして前田吟、池内万作、東幹久らが緊迫感あふれる演技で「企業の闇」をにおわせる。また、誘拐犯からの脅迫状と、被害者のものとおぼしき血まみれの爪らしき"何か"も登場し、サスペンスフルな展開を予感させる。
後半には、吉田美奈子による映画主題歌「時よ」の強く美しい歌声が映画の世界観を彩る。吉田はシンガーソングライターの活動をメインにしながらも、多くのアーティストへ楽曲を提供し、多方面から高い評価を得ている。同曲はアルバム『LET'S DO IT -愛は思うまま-』に収録された作品ながら、映画のためにスガシカオ、宇多田ヒカルなど、多くのアーティストのサポートやプロデュースを行う森俊之とのピアノデュオで新たに収録しなおしている。
吉田から楽曲提供についてのコメントも届いている。
吉田美奈子コメント
大変名誉なご依頼を頂き、この度オリジナルよりもずうっと大人の切ない思いを込めて歌ったこの「時よ」で、映画をご覧になった皆様の回想のお手伝いが出来ればと思っています。
また、同作は映画業界で初めて「ドリパスチャレンジ」を達成した作品でもある。同企画は、TOHOシネマズが実施する映画共同購入サービス「ドリパス」で、期限までに一定数以上の座席購入が成立すると、作品の劇場公開が確定するというもの。『フローレンスは眠る』は250枚以上の販売に成功し、TOHOシネマズ日劇で上映されることとなった。さらに、400枚以上の販売にも成功し、興行期間を1週間まで延ばしている。上映前から本作に寄せられる期待が尋常ではないことがわかる。
『フローレンスは眠る』は3月5日から、TOHOシネマズ日劇ほか全国で順次公開
『フローレンスは眠る』
『フローレンスは眠る』 (C)2016 JungleWalk Co., Ltd.
3月5日(土) より全国順次公開
脚本・監督・編集:小林兄弟『369のメトシエラ』
出演:藤本涼、桜井ユキ、前田吟、池内万作、東幹久、宮川一朗太、村上ショージ、岸明日香 /山口果林、山本陽子/山本學