さよなら大阪松竹座、最後の映画イベント『特別名画上映会』初日が開幕

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2026.2.12
『さよなら大阪松竹座 特別名画上映会』初日の劇場前の様子

『さよなら大阪松竹座 特別名画上映会』初日の劇場前の様子

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大阪松竹座にて、最後の特別映画イベント『さよなら大阪松竹座 特別名画上映会』が2月11日(水・祝)に初日を迎えた。

2026年5月をもって閉館が決定している大阪松竹座は、1923(大正12)年5月、江戸時代から続く芝居街・道頓堀に‟日本最初の鉄筋コンクリート造の洋式劇場”として建築・開場された。上質で優れた映画の上映と新進気鋭の多彩な実演を組み合わせた新しいスタイルの劇場として人気を博した。戦前から戦中にかけては時代の情勢とともに徐々に映画上映に軸足を置き、戦後は主に邦画洋画の封切館として数々の名作大作映画とともに、およそ半世紀にわたり映画ファン憧れの劇場として親しまれた。

上映会は2月15日(日)までの5日間開催。初日は悪天候にもかかわらず多くの来場者が訪れ、劇場前には長い列ができた。

『さよなら大阪松竹座 特別名画上映会』初日の劇場前の様子

『さよなら大阪松竹座 特別名画上映会』初日の劇場前の様子

幕開けを飾ったのは、映画館への愛を描いた『ニュー・シネマ・パラダイス』。劇中の劇場閉館の場面に、現在の松竹座を重ねる観客も多く、上映後には惜別の声が聞かれた。

続いて上映された『砂の器』では、1974年の公開当時に同館で鑑賞したというファンの姿も見られ、半世紀を経て再びスクリーンに映し出された名場面に場内は静かな熱気に包まれた。翌12日(木)も『ボディガード』と『ラストエンペラー』を上映した。

13日(金)は『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』を上映。14日(土)は『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』と『蒲田行進曲』、最終日の15日(日)は『東京物語』と『風と共に去りぬ』がスクリーンを飾る。『風と共に去りぬ』は、1994年の旧劇場閉館時にも最後に上映された作品で、松竹座にとって縁の深い一本だ。

2月12日(木)18時までイープラスにて『東京物語』のを販売中。

上映情報

『さよなら大阪松竹座 特別名画上映会』
開催日程:2026年2月11日(水・祝)~2月15日(日)
開映時間:1回目 11:00開映 / 2回目 14:00開映 ※14日(土)のみ15:00開映
料金: 1,500円(税込) ※前売・当日共通料金。全席自由席・完全入替制
企画運営: 松竹株式会社 
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