EVE OF THE LAINが2026年の快進撃をここに宣言、かつてない熱量で放つ最新曲「HEART BEAT」を携え2年半ぶりの全国ツアーへ
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惣田航平(Vo.Gt) 撮影=桃子
大阪出身の4人組、EVE OF THE LAINが2026年最初のリリースとなる新曲「HEART BEAT」を2月25日(水)にリリースされた。同時収録された「BURNING」「イタイヨ」もあわせ、EVE OF THE LAINならではの初めて聞いた人でも一緒にクラップできたりライブで盛り上がれる魅力は備えつつ、これまでにない熱量と気合いを感じる作品に仕上がっている。バンドの快進撃を十分に予感させるこの新曲について、間も無く始まる2年半ぶりの全国ツアーについて、惣田航平(Vo.Gt)が語ってくれた。
ーー2月25日(水)配信リリースとなった「HEART BEAT」は、これまでにない強度のある曲になっていますね。EVE OF THE LAINはライブがとにかく楽しくてその印象が強かったんですが、楽しさ以上に熱さや強さが胸にきます。バンドとしてギアを上げるタイミングでしたか?
そうですね。2025年は初めて経験することが多くて、例えば東京と名古屋で初めてワンマンをやらせてもらったり、初めて滋賀の大型フェス『イナズマロック フェス』に出させてもらったり。そこを経験した上で、まだまだ俺らはやらなきゃいけないなと思ったし、周りと比べるわけじゃないけど仲間が先にでかいステージに行ってるのを見る悔しさはずっと持っていて。2026年のEVE OF THE LAINは今いる場所からもっとさらに上っていくぞ、それこそ「HEART BEAT」で〈捲れ〉って歌ってるように今の立場から逆転していく、上りつめていこうぜっていう決意の一曲でもあるんですね。自分たちが好きなEVE OF THE LAINの音楽を心燃やして突き進もうぜという思いを込めてタイトルも「HEART BEAT」とつけました。
ーーなるほど。心を燃やして突き進むというあたりは2曲目の「BURNING」にも通じていますね。
そう、めちゃくちゃ心を燃やしていこうぜみたいな感じです。今、4人ともがそうなってますね。楽曲を作るにあたってはいろんなタイプの曲を幅広くやりたいということはずっと考えてたんですが、今回は歌詞的にも曲的にも強いものをイメージしつつ、「HEART BEAT」でいえばキャッチーさはなくさないようにしたいのと、大事にしたかったのはライブ感ですね。ライブの場で俺らだけじゃなくみんなで作れるものであることをずっとイメージしながら作りました。
ーーさっきも言われてた「HEART BEAT」のサビの〈捲れ〉に特に熱を感じますが、惣田さんはどんなイメージでこの曲の歌詞を書かれました?
捲るっていう言葉自体もいいなと思っているのと、捲る=ひっくり返すということ、歌詞にもあるけど逆境をひっくり返せっていうことが一番強く自分の中にありました。生きている中で自分が不利に立たされる状況って、僕らもそうですけど誰にでもあると思うんですね。けど自分の人生は自分のものだから、それを全部捲って、もっと自分の好きなものを貫いて全部ひっくり返していこうぜ、俺たちと一緒に。そんなメッセージを込めていますね。
ーーそのメッセージや熱い想いがぎゅっと詰め込まれた結果でしょうか、「HEART BEAT」は歌詞が長いんですよね(笑)。
たしかに(笑)。この曲に限らずですけど、個人的に歌詞を詰め込みがちな曲が多くて。いつもだいたいまずは軸となるサビで伝えたいことみたいなのを書くんですけど、そこからAメロBメロも紐づいて書いていくと詰め込んでいっちゃいがちで。自分が今伝えたいことって何やろう? みたいにまず紙にバーっと書き出すんですけど、そしたらいっぱい出てきたんで、こうなったらもう言いたいことを全部詰め込め!となった感じです。僕らは曲を先に作って歌詞は後なので、曲の勢いに引っ張られて歌詞の言葉が出てきたところもありますね。
ーーそうだったんですね。
スタジオで4人でバーンと鳴らすんですけど、そのやり方が自分的にもメンバーにも身に合ってるというかしっくりきてるんですね。一人で作るのもいいなと思うんですけど、よりギュッと中身が詰まってバンドっぽいなと思うのは今のやり方ですね。めっちゃアナログで今の時代っぽくはないけど、俺らはこれでいいよなみたいなのが4人ともにあって。曲はなるべくデモの段階で形にして持っていくようにしてるんですけど、4人で合わせた時に「HEART BEAT」も「なんかもっと速い方がかっこいいんじゃない?」とかなって今のスピードになったし、結果的にその方が疾走感もあるし、かっこよさも楽しさも出たなみたいな感じでしたね。そうやって4人でやる良さが僕らの曲作りにはつまってますね。
ーーそう、かっこよさももちろんですがEVE OF THE LAINの魅力は楽しさってところも大きいですね。「HEART BEAT」ももちろんですが、今回の3曲「BURNING」も「イタイヨ」も強いだけじゃなくてクラップできたり踊れたりという要素もあって。それはEVE OF THE LAINにとって大事なところでもあるのかなと思いましたが。
めちゃくちゃ大事にしてますね。やっぱりライブが楽しいバンドが良いなと思ってるんですよね。もちろん「届けー!」って一方的にワーって鳴らして受け取ってもらうのも良いんですけど、僕はレスポンスがあった方が楽しいし、そういうバンドをずっと見てきて惹かれてきたんですね。なのでどの曲でもなるべくみんなと一緒に作るところはなくさないようにしたいなと思ってますね。
ーー2曲目の「BURNING」は重心低めのヘヴィな曲ですね。歌詞に〈グシャグシャになった心/それすら怒りに変えて〉という一説がありますが、惣田さんの中で怒りは原動力の一つになっている?
ですね。どこにも吐き出せなくて抱え込んじゃう人も多い中で、言葉にできたり音楽にできたりすることは僕らみたいに音楽をやってる者の強みだと思うんですね。歌詞は僕自身の気持ちもそうですけど、イブオブを好きな人やこの曲を聴いた人が、ふだん吐き出せずに抱えているものとかをライブで一緒に歌ったり拳や手を挙げることで解き放つことができたり、一緒に突き進めたらいいなという思いを込めていますね。
ーー「BURNING」は惣田さんと岩根さんが作曲されたんですね。
そもそものデモを(岩根)大旗が持ってきて、その時にタイトルを「王者の行進」って書いてて、聴いたらまったくもってその通りの曲で。そこからテンポも変わらずギターのリフとかもそのまま使って、めっちゃシンプルにかっこいい曲を突き詰めてみようっていう方向で制作しました。メロディーも歌詞も、作りながら音を鳴らしながら出てきたって感じでしたね。
ーー「王者の行進」って仮タイトルもセンスがいいですね。
ね。最初に聴いた時から、ライブのオープニングにこの曲がある絵がめっちゃイメージできるなと思ってて。ライブの1曲目で「俺たちは来たぞ!」みたいなのをドーンと表せる曲にもなるし、これから先の俺らのライブの軸になる曲かなと思ってますね。
ーーバンドとしては1月24日に6周年を迎えましたね。2020年の1月にEVE OF THE LAINが結成されて、オリジナルメンバーは惣田さんお一人なんですね。
僕もともと石川県に住んでて、大阪とか東京みたいにしょっちゅうライブがある環境じゃなかったし、楽器を持ち始めたのも20歳とかでそれまではずっと野球しかやってこなかったんですね。ただ高校ぐらいからバンドにハマってバンドを聴きはじめて、大学でやっとバンドを組んで。ただ結成した年がコロナ禍やったから緊急事態宣言でライブができなかったり、バンドも全然うまくいかなくて。そのうち僕一人になって、ギターの大旗は割と早い段階からずっとサポートでやってくれててました。彼にとって初めてのバンドがEVE OF THE LAINなんですけど、あいつが正式に加入したときはメンバーが僕と2人やったんで、最初のアーティスト写真は2人しか写ってないんですよ。彼にしてみたら「バンドなのに2人……あれ?」みたいな感じやったと思うんですけど(笑)、2023年の10月に今の4人になってその後に大旗がインタビューで、自分にとってこのメンバーで初めてのバンドがやれることが嬉しいって話してて。
ーーいい話ですね。
頑張ってきて良かったなと思いましたし、一人になったからこそ出会えたメンバーなので全部マイナスではなかったなって今笑えるのが幸せですね。だからこそもっともっと4人ででかいところに登り詰めたいし、2020年1月に結成しましたけど2年半前に今の4人になった時に一歩踏み出せたなっていう感覚が自分の中にはあるんですね。今年はツアーもありますし、去年立てなかったステージにももっともっと立てるように頑張りたいなと思ってるんで、今回リリースする「HEART BEAT」「BURNING」「イタイヨ」の3曲は2026年の一発目の作品としてふさわしい曲になってるかなと思います。
ーー3月16日(月)の東京を皮切りにツアー『Shout Your LOVE TOUR』が始まりますね。全国ツアーは2年半ぶりですか。
そう。対バンに呼んでもらったりしてツアーみたいな感じで各地でライブはやってきましたけど、ちゃんと自分たちの冠を持って行きたいなとずっと思ってたんですね。東京、神戸、愛知、石川、広島は2023年の10月に今のメンバーになって最初のツアーで行ったから今回絶対行きたかったし、それとここ数年で何度か行けるようになった場所とか、自分たちのツアーで行けたらいいなと思ってたところばかりですね。対バンもここ数年で友達がたくさんできたんで、先輩バンド含め信頼してる仲間がこのツアーに力を貸してくれたことが嬉しいし、神戸で一緒にやるCloudyは初めてなんですけど、友達になりに行こうぐらいのテンションで誘わせてもらって。もう今からツアーが楽しみで、ツアーが終わるのが寂しいぐらいで。もうすでに(笑)。
ーーその楽しみなツアーに向けて、このページを見てる方にメッセージをお願いします。
では、ここまで読んでくれてる人がたくさんいると信じて(笑)。EVE OF THE LAINのライブで僕らが大事にしてるのは、みんなに楽しんで帰ってもらうこと、ライブに来たら笑顔になって帰ってもらうことなんですね。元気な人もそうじゃない人も、来たらちょっとでも広角が上がって帰れるようなライブを届けるんで、今回の「HEART BEAT」の3曲もそうやし、今までの曲も全部いいのでぜひ曲を聴いて遊びに来てくれたら嬉しいです。何回目でも一回目でも関係ないし、一人で来ても大勢で来ても絶対楽しいんで!
ーーメンバー全員ツアーに向けて気合いが入ってますか?
4人ともめちゃくちゃ気合い入ってますね。とにかくめっちゃ楽しみやなってみんなで言ってますね。僕らも楽しみにしてるんで、来てくれる人は楽しむ気持ちだけ持って来てくれたらそれでOKです!
取材・文=梶原有紀子 撮影=桃子
リリース情報
「HEART BEAT」
2025年2月26日(水)Release
1. HEART BEAT
2. BURNING
3. イタイヨ
ツアー情報
w/Arakezuri
・3月25日(水)@ 兵庫 神戸太陽と虎
w/Cloudy
・3月27日(金)@ 愛知 ell.FITS ALL
w/???
・3月28日(土)@ 石川 金沢vanvanV4
w/終活クラブ、Gum-9
・4月4日(土)@ 宮城 enn3rd
w/DeNeel、猫背のネイビーセゾン
・4月11日(土)@高松TOONICE
w/ORCALAND、Broken my toybox
・4月12日(日)@広島ALMIGHTY
w/ORCALAND、Broken my toybox
・4月15日(水)@福岡Queblick
w/Mercy Woodpecker、夕方と猫
・4月25日(土)@ 大阪 心斎橋ANIMA
※ワンマン公演
前売一般 ¥4,000 / 前売U-18 ¥3,000(別途ドリンク代)