累計入場者数200万人突破目前! ミュージカル『アニー』2026 初日前会見レポート

レポート
舞台
2026.4.25
【前列左から】下山夏永、牧田 花【後列左から】浜崎香帆、愛原実花、岡田浩暉、須藤理彩、赤名竜乃介 (撮影:安藤光夫)

【前列左から】下山夏永、牧田 花【後列左から】浜崎香帆、愛原実花、岡田浩暉、須藤理彩、赤名竜乃介 (撮影:安藤光夫)

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【THE MUSICAL LOVERS】ミュージカル『アニー』第61
 累計入場者数200万人突破目前! ミュージカル『アニー』2026 初日前会見レポート

 

2026年の丸美屋食品ミュージカル『アニー』(主催・製作:日本テレビ放送網/協賛:丸美屋食品工業)が、4月25日(土)より東京・新国立劇場 中劇場にて開幕する。前日24日には同劇場内で、出演者による初日前会見が行われた。登壇者は、アニー役Wキャストのふたり(チーム・バケツ/下山夏永、チーム・モップ/牧田 花)と、大人キャストの岡田浩暉(ウォーバックス役)、須藤理彩(ハニガン役)、愛原実花(グレース役)、赤名竜乃介(ルースター役)、浜崎香帆(リリー役)。

日本テレビ主催によるミュージカル『アニー』は、1986年から日本での上演がスタートし、本年で41年目を迎える。そして、この会見の翌日、東京公演初日(2026年4月25日・昼公演)には、累計入場者数が200万人を突破する。今回の会見の冒頭でも「祝 累計入場者数200万人」の横断幕を持ったキャストたちが、「アニー!」の言葉を合図に笑顔でフォトセッションに応じた。日本の『アニー』ファンにはお馴染みの、片手をあげる「アニーポーズ」を求められたアニー役の下山夏永は、グレース役の愛原実花にもたれかかって甘える場面も見られた。


 

■初日前の意気込み

会見では最初に各人が初日を目前に控えての意気込みを語った。

チーム・バケツ、アニー役の下山夏永は、「緊張はしていない。とても楽しみ」と、これが初舞台とは思えぬ余裕をみせる。

チーム・モップ、アニー役の牧田花は、「一日一日を大切に、一所懸命演じたい」と、笑顔で話した。

今回が『アニー』初出演となるウォーバックス役の岡田浩暉は、「ふたりのアニーと一緒に、最後まで元気に走り抜けたい」と落ち着いた口調で語る。

ウォーバックス以外の大人キャストたちは、みな昨年からの続投メンバーだ。

ハニガン役の須藤理沙は、「劇場に入ってから、子どもたちがどんどん伸び伸びとしてきて、とても頼もしく感じます。大人たちも頑張りましょう!」と、ハッパをかけた。

グレース役の愛原実花は、「ふたりのアニーが本当に魅力的で、見ていると吸い込まれそうになります。それをお客様に観ていただけるのがとても楽しみです」と、アニーへのあふれる愛情を吐露した。

ルースター役の赤名竜乃介は、「昨年は、友人の親やいとこ等、これまで舞台を観たことのなかった方々まで来てくださって、たくさんの方に愛されている作品だと実感しました。今年もこの作品に携われることを嬉しく思います」。

リリー役の浜崎香帆は、「今年も大好きな『アニー』の世界に参加できて光栄です。さらにパワーアップして、新しいスパイスを加えていけたら」と、作品に再登板できる喜びを語った。

次に、アニー役のふたりに対して、「お互いに『ここがすごい』と思うところ」が質問された。

下山「おはな(牧田花)は、演技がすごくパワフルで、『ここをこうしてくるか!』という表現をするので、想像力がすごくいいな、と思います。大好きです」

牧田「かか(下山夏永)は、頭からつま先までアニーで、『本当にアニーがいる!』って感じる。私も頑張らなきゃ、と思います」


■長く愛される『アニー』の魅力

続いて登壇者たちは、累計入場者数が200万人を超えるほどに公演が重ねられてきた本作の魅力について、尋ねられた。

岡田は、「懐が深い作品なので、これだけの方に観ていただいているというのはすごく納得。アニーに出会って変わっていく様を伝えるのが、ウォーバックスの役目」と述べ、すでに両アニーから影響を受けている様子だ。

須藤は、「ストーリーの魅力や音楽はもちろん、40年前に観た子どもが、今は母親になって子どもと一緒に観たり、当時は親だった人が孫と一緒に観たり、世代ごとにいろいろな感じ方ができることが、これだけ長く愛され続けている理由かなと」

愛原は、「小学生の時から毎年のように、青山劇場(当時)に観に行って、家に帰ると“アニーごっこ”で『Tomorrow』を歌い、それが舞台を好きになったきっかけでした。だから、とても影響を与えてもらった作品です。大人になってまた巡り会えて、改めて愛にあふれた作品だと感じています」と、子どもから大人まで楽しく観られることにスポットを当てた。

それを神妙に聞いていた赤名だが、「みなさんが良いことをおっしゃっていて……。質問が何だったかを忘れてしまいました」と、真顔で笑わせる。改めて質問内容を確認後、「年代や性別、国籍を問わず、人生において大切なことに気づかせてくれる作品だと思います。劇場では生オーケストラによる音楽の躍動感、その場だけで生まれる素敵な要素が重なって、長年愛されているのだと思います」と意外な名言で返してみせ、前の失態を挽回した。

そして浜崎は、「昨年から参加し、ストーリーは同じでも(キャストやスタッフ等によって)こんなにも色が変わるんだ、と知った。そこが愛される理由ではないか」と、続投ならではの思いを込め、「昨年も素晴らしかったが、今年もたくさんの人に観てほしい」と締めた。


■食いしん坊のアニーふたり、ツアーの楽しみは

さらにアニー役の下山と牧に、記者たちから質問。

まずは、愛媛・大阪・仙台・名古屋を巡演することが予定されている2026年夏のツアーでの楽しみについて。

下山「大阪公演ではUSJに行ってみたいです。でも、行ったら喉を壊しちゃうから……。せめて、グッズだけでも買ってみたい。他のところは食べ物が楽しみ。食いしん坊なので、いっぱい食べて帰ります!」

牧田「私も食べ物。名古屋では、味噌カツやひつまぶしが、とっても楽しみ。特にうなぎが大好物なので、食べられるだけ食べて帰ります!」と、ふたりとも食べ物のことで頭がいっぱいのようだ。

次いで、今回、累計入場者数が200万人を突破することについての思いを、改めて問われた。

200万人突破回でアニー役をつとめる下山は、「今まで長く続いてきた『アニー』が200万人突破を迎えることが、とても嬉しい。その瞬間の公演に出演できるので、気合いを入れて頑張ります」

牧田は「200万人という、想像もつかないくらいたくさんの人に愛されている『アニー』。歴史の一員になれることが嬉しい。これからも頑張ります」と、喜びとともに精進し続けることを誓った。

ちなみに「200万人というのは、長野県の人口に匹敵する」と記者から教えられると、下山が「長野県って?」と疑問顔をする。「お蕎麦が美味しいところだよ」と、食いしん坊のアニーにもわかりやすく教えていた須藤が印象的だった。

丸美屋食品ミュージカル『アニー』は、2026年4月25日(土)~5月11日(月)、東京・新国立劇場 中劇場にて計27回上演予定。上演時間は約2時間40分(第一幕:80分・休憩:20分・第二幕:60分)。土日祝料金:11,000円(税込)・平日料金:8,500円(税込)。平日は2,500円お得となる。なお、夏には愛媛・大阪・仙台・名古屋でのツアー公演も予定されている。

世界大恐慌直後の1933年、真冬のニューヨークが舞台。誰もが希望を失う中、本当の両親が迎えに来る「明日」を信じて生きる孤児・アニー。そんなアニーをとりまく個性あふれる孤児たち、アニーによって変わってゆく大人たちが繰り広げるストーリー展開と、「♪Tomorrow」をはじめとする名曲の数々は、今年もたくさんの人々を笑顔にすることだろう。

なお、4月24日におこなわれたゲネプロ(総通し稽古/チーム・モップ/舞台手話通訳付き)の模様は、後ほど別記事にて、舞台写真とともにお届けする。
 

取材・文=ヨコウチ会長
写真撮影=安藤光夫 ※転載・転用禁止

公演情報

丸美屋食品ミュージカル『アニー』2026

【東京公演】
■会場:新国立劇場 中劇場
■日時:2026年4月25日(土)~5月11日(月)
■料金:
土日祝料金:11,000円(税込)
平日料金:8,500円(税込)
※4歳未満入場不可。1人につき1枚必要。
※舞台手話通訳付き公演あり。
4月27日(月)17時公演:8,500円(税込)
4月29日(水・祝)16時30分公演:11,000円(税込)
詳細は下記【舞台手話通訳付き公演】参照。
■問合せ:キョードー東京 TEL:0570‐550‐799

 
■出演:
アニー:下山 夏永/牧田 花(Wキャスト)
ウォーバックス:岡田 浩暉
ハニガン:須藤 理彩
グレース:愛原 実花
ルースター:赤名 竜乃介
リリー:浜崎 香帆
ルーズベルト大統領:ひのあらた
 
【アニー&孤児たち】(Wキャスト)
<チーム・バケツ> 
◆アニー役:下山 夏永(シモヤマ カエ)
◆モリー役:河野 愛莉(コウノ アイリ)
◆ケイト役:小林 愛佳(コバヤシ マナカ)
◆テシー役:ジュリアーニ・ジャスミン
◆ペパー役:福澤 果歩(フカザワ カホ)
◆ジュライ役:岡野 心愛(オカノ ココア)
◆ダフィ役:成瀬 綾菜(ナルセ リョウナ)
 
<チーム・モップ>
◆アニー役:牧田 花(マキタ ハナ)
◆モリー役:板橋 都杏(イタバシ トア)
◆ケイト役:水川 萌絵(ミズカワ モエ)
◆テシー役:濱川 桃可(ハマカワ モモカ)
◆ペパー役:安江 杏珠(ヤスエ アンジュ)
◆ジュライ役:服部 來愛(ハットリ クレア)
◆ダフィ役:後藤 久瑠実(ゴトウ クルミ)
 
【ダンスキッズ】(Wキャスト)
<チーム・バケツ> 
浅野 友希(アサノ ユウキ)
井坂 樹里(イサカ ジュリ)
鈴木 杏奈(スズキ アンナ)
中島 悠斗(ナカジマ ユウト)
半戸 真穂(ハンド マホ)
向山 佳孝(ムコヤマ ヨシユキ)
<チーム・モップ>
麻生 詩(アサオ ウタ)
遠藤 央丞(エンドウ オウスケ)
兼古 一凜(カネコ イチカ)
高梨 快都(タカナシ カイト)
福山 莉子(フクヤマ リコ)
藤原 葵(フジワラ アオイ)
 
【アンサンブル】
鹿志村 篤臣、後藤 光葵、春口 凌芽、半澤 昇、八百亮輔、矢部貴将、岩矢 紗季、江崎 里紗、太田 有美、近藤 萌音
 
【サンディ(犬)】
家康(イエヤス/白トイプードル♂)
おこげ(オコゲ/茶トイプードル♂)
まつり(マツリ/黒MIX♀)
 
【スタッフ】
■脚本:トーマス・ミーハン
■作曲:チャールズ・ストラウス
■作詞:マーティン・チャーニン
 
■翻訳:平田 綾子
■演出:山田 和也
■音楽監督:小澤 時史
■振付・ステージング:広崎 うらん
■歌唱指導:青木 さおり
■美術:二村 周作
■照明:高見 和義
■音響:山本 浩一
■衣裳:朝月 真次郎
■ヘアメイク:川端 富生
■演出助手:小川 美也子 本藤 起久子
■舞台監督:西部 守
 
■主催・製作:日本テレビ放送網株式会社
■協賛:丸美屋食品工業株式会社
■公式サイト:https://www.ntv.co.jp/annie/
 
【舞台手話通訳付き公演】
4月27日(月)17時公演:8,500円(税込)
4月29日(水・祝)16時30分公演:11,000円(税込)
舞台手話通訳者が舞台向かって下手側に立ち、台詞・楽曲等を手話でお届けします。
舞台手話通訳者を通して舞台が見やすい「舞台手話通訳対象席」
申し込み受付:キョードー東京受付ページ限定
舞台手話通訳:田中 結夏(となりのきのこ)
手話監修:江副 悟史(株式会社エンタメロード)
コーディネート:株式会社momocan
※サポートが必要なお客様に座っていただけますよう、当日、障がい者手帳のご提示をお願いすることがございます。
※本人様のほか、同伴者様3名までお申し込みいただけます。
<注意事項>
※上演時間は途中休憩20分を含め、約2時間40分を予定。
※開場はロビー開場が開演の45分前、本開場が開演の30分前となります。
※チーム・バケツ、チーム・モップのダブルキャスト公演になります。
※出演者、チームは都合により変更の可能性があります。
※4歳未満のお子様のご入場はできません。 はお一人様1枚必要です。
※申し込み後の変更・キャンセルはできませんので、予めご了承ください。
※政府や東京都のガイドラインを遵守して開催し、特別な要請があった場合、公演の変更や中止をさせて頂く場合がございます。

【夏のツアー公演】
愛媛公演
2026年8月2日(日)
愛媛県県民文化会館 

大阪公演
2026年8月6日(木)~8月11日(火・祝)
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

仙台公演
2026年8月22日(土)~8月23日(日)
東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)

名古屋公演
2026年8月28日(金)~8月30日(日)
愛知県芸術劇場 大ホール

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