『東京アニメアワードフェスティバル 2016』が開催へ 日本未公開作品の上映やワークショップ&トークセッションも
2016 年映画祭キービジュアル ©TAAFEC. All Rights Reserved.
国際アニメーション映画祭『東京アニメアワードフェスティバル 2016』(略称:TAAF2016)が、3月18日(金)から21日(月・祝)の4 日間、TOHOシネマズ日本橋で開催される。
TAAF2016は、東京国際アニメフェア(TAF)の一環として行われていた東京アニメアワードを引き継ぐ映画祭として2014年にスタートした。国内未興行の作品から選考される「コンペティション」、 2015年度の劇場・テレビ作品の中から、後世に受け継がれるべき作品を表彰する「アニメ オブ ザ イヤー」、アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した人物を顕彰する「アニメ功労 」の3つの部門が設けられている。
コンペティション部門では、プロ・アマを問わず国内外から募集した作品から、受賞作品を選考。60分以上の長編部門、30分未満の短編部門からそれぞれグランプリと優秀賞を選出する。昨年は第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされたアイルランド映画『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』と、第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞部門にノミネートされているロシア映画『Mi ne mozem zhit bez kosmosa』がそれぞれのグランプリに輝いた。
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた 』 © Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Norlum
『Mi ne mozem zhit bez kosmosa』 ©"Melnitsa" animation studio and "The CTB film company". Both are production companies for my film.
昨年度のTAAFのようす
アニメ オブ ザ イヤー部門はメディアや、評論家、アニメ作品を扱う店舗の投票で授賞作品を選考。 「劇場映画部門」「テレビ部門」からそれぞれ「グランプリ」を選出するほか、優れたクリエイターを表彰する個人賞も設けられている。 また、特設 Web サイトでのファン投票による「アニメファン賞」も決定する。
アニメ功労部門は2005年の東京国際アニメフェア・東京アニメアワードの1部門として創設された。同賞はこれまで 12 回、総勢 138 名の方に授与されており、昨年度は歌手のささきいさおや、漫画家のモンキー・パンチ氏らを顕彰した。
各賞の顕彰のほかにも、同映画祭では話題作や有名クリエイター、アニメの未来を担う若手アーティストによる作品まで、様々な上映会をも行う。各受賞作、日本未公開作の上映や、ワークショップ、トークセッション、授賞式、レセプションパーティー(※関係者のみ)も開催する。
昨年度のTAAFのようす
昨年度のTAAFのようす
昨年は、オープニング作品として『ヒックとドラゴン2』が上映されるなど、思わぬサプライズもある同映画祭。上映作品やイベント登壇者などの詳細も今後明らかになっていくので、随時公式サイトをチェックしよう。
日 程:2016 年 3 月 18 日(金)~21 日(月・祝)
会 場:TOHOシネマズ 日本橋 (〒103-0022 東京都中央区日本橋室町 2-3-1 コレド室町 2・3F)
※上映会・コンペティション本審査・イベントなど
入 場 料:プログラムによって異なる
来場目標人数:14,000 人
主 催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共 催:東京都
事 務 局:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局(一般社団法人日本動画協会内