通天閣から劇場へ!「演劇エキスポ」開催

2016.2.5
ニュース
舞台

演劇エキスポ

通天閣界隈をめぐりながら、様々な大阪の演劇に出会う1週間。

大阪で演劇活動をしている団体&個人が加盟する組織「大阪現代舞台芸術協会(DIVE)」が、大阪のシンボル的な観光名所「通天閣」を起点にした演劇祭「演劇エキスポ」を開催する。通天閣から比較的近いエリアにある劇場での様々な演劇体験を通じて、大阪の街自体の魅力に触れながら、大阪の現代演劇の魅力も知ってもらう…というのがコンセプトだ。

演劇公演は、劇団犯罪友の会『白蓮の針』(2/18~21@ウイングフィールド)、匿名劇壇『OPEX』(2/18~21@カフェ+ギャラリー can tutku)、彗星マジック『星空発電所』(2/19~21@インディペンデントシアター1st)、遊劇舞台二月病『night way』(2/19~21@シアトリカル應典院)と、ベテラン&注目の若手を交えたラインアップ。さらに、坂口修一『お父さんのバックドロップ』(2/16@ドーンセンター)、大阪女優の会番外公演『歳月を織る』(2/21@ドーンセンター)の2本の朗読公演も上演される。

彗星マジック

また[アートグラウンドcocoromi]では期間中、演劇にまつわる展示企画「生きた博物館」と、ドラマトゥルクや映像編集など多彩なジャンルをそろえた演劇講座「白熱教室」を開催。[ドーンセンター]では「劇団太陽族」の岩﨑正裕の子ども向け演劇ワークショップ(2/16)に、関西小劇場の舞台作品をUSTREAMで放送する「SP水曜劇場」の特別上映会(2/17~19)も。演劇祭の初日と最終日には[通天閣地下スタジオ210]で、オープニング/クロージングイベントも行われる。この他にも、各団体のDVDやグッズなどを販売するバザーや、演劇人と観客が交流できるサロンなども設けられる予定だ。

大阪女優の会

ただ芝居を観るだけではなく、参加型の企画や過去の名作の映像など、多角的な方向から楽しむことができるのが、この演劇祭のポイントだろう。「大阪の中でも最も大阪らしい」とも言われる通天閣周辺エリアをめぐりながら、まだ体験したことのない「演劇」に出会いに行ってみよう。

公演情報
大阪現代舞台芸術協会プロデュース『演劇エキスポ』
■日程:2月15日(月)~21日(日)
■参加団体(上演日順):坂口修一リーディング公演、劇団犯罪友の会、匿名劇壇、彗星マジック、遊劇舞台二月病、大阪女優の会

※参加団体の全公演+上映会を1回ずつ観劇できる全公演共通あり。8,000円。DIVEにて予約・前売のみ取扱。限定100枚。
※全公演共通以外のは、各団体で取扱。その他詳細は、各団体のリンク先および「演劇エキスポ」公式サイトでご確認を。
■公式サイト:https://engekiexpo.wordpress.com/