チョ・ソンジン、名門ドイツ・グラモフォンと専属契約

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2015年のショパン国際ピアノ・コンクールの覇者チョ・ソンジンが、ドイツ・グラモフォンのアーティストに加わった。この21歳のピアニストの契約は、ソウル・アーツ・センターで行われる「ショパン・コンクール入賞者ガラ・コンサート」の前日、2016年2月1日に韓国のソウルで正式に発表となった。その翌日に他の受賞者と共に2回のコンサートを行うチョは、ヨーロッパ、そして生まれ故郷韓国のファンから受けた多大な支持に対し、喜びと感謝の気持を語った。

「クラシック音楽において最高峰の価値とされる、この偉大なレーベルで録音できることは、私にとって本当に名誉なことです。私の心にとても近く感じる、ショパンのピアノ協奏曲第1番 ホ短調と、4つのバラードのレコーディングで、この新しい関係を始められることを心から嬉しく思います」。チョのピアノ協奏曲第1番の録音は、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団と同国出身のチョン・ミョンフンとの共演で、ドレスデンで4月に予定されている。今年はその後ベルリンに赴き、演奏者にとって、技術的にもそして更なる大きな芸術的チャレンジが課される作品である、ショパンのバラードに取り組む予定だ。

昨年12月にドイツ・グラモフォンの社長に就任したクレメンス・トラウトマンは、就任後初となったこの契約について次のように述べた。「このような注目すべき若きピアニストであり、すでに高い完成度を持つ音楽家を、イエロー・レーベルに迎えられることを大変喜ばしく思います。チョ・ソンジンは明らかに、この世代で最も卓越した才能に恵まれたアーティストのひとりです。ショパン・コンクールを追い、または彼のリサイタルを聴いた人なら誰でも、ピアノのレパートリーの最も重要なものに対する彼の創造的で遊び心に満ちながらも真剣で深い知識に根ざしたアプローチに気づいていることでしょう。彼の美しい音楽作りに対する若い聴衆の恍惚とした反応は、チョが人を感動させ触発する並外れた力を持っていることの証です」

チョは、2015年10月のワルシャワのコンクールで、テレグラフ紙に「誰の目にも明らかな輝かしさ」と表現されたショパンのピアノ協奏曲第1番の見事な解釈で1位を獲得した。ドイツ・グラモフォンは、ショパン・インスティテュートと、チョのコンクールでの演奏からライヴのハイライトのレコーディングを即座にリリースするという、新しい戦略的パートナーシップを開始した。

このアルバムは、チョ・ソンジンを韓国の人気アーティストの地位に押し上げ、11月9日の発売一週間以内にトリプル・プラチナ・セールスを達成し、国中のレコード店で熱狂的販売を引き起こした。予約注文の数だけで、韓国のポップ・アルバム・チャートの1位になり、いまや十万枚を売り上げている。
 

「見せるだけのためになされたことはひとつもなく、すべてが音楽についてのものだ」
-ガーディアン(2015年12月)

「何もかもが詩的で、内省的で、優美である…」
-フィナンシャル・タイムズ(2015年11月)

(ジャパンアーツのリリースより)

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