HARUHI 映画『世界から猫が消えたなら』の主題歌で春にデビューへ

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2016.2.25
HARUHI

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佐藤健と宮﨑あおいで実写映画化される話題作『世界から猫が消えたなら』の主題歌に抜擢され、注目が集まっている規格外の新人・HARUHI。その主題歌となる1stシングル「ひずみ」で、5月11日にデビューすることが発表された。また、本日より全国ラジオ局にて一斉O.A.解禁されるそう。

また、映画『世界から猫が消えたなら』原作者の川村氏、監督の永井氏に加え、rockin'on JAPANの山崎洋一郎氏からもコメントが到着している。

■山崎洋一郎氏(rockin'on JAPAN)コメント
聴いた瞬間に、間違いなく本物のシンガーだと思った。しかも、今の時代には稀有な、本質的な意味での「ロック」の本物のシンガーだと思った。
歌を歌うということの緊張感と真剣さとある種の畏れが、きちんと声の「震え」になっている。そしてそれを恐れずに歌い切る勇気と意志が、きちんと声の「強さ」になっている。そして、その強さを暴走させずにしっかりと聴き手の心に届けようとする責任感が、声の「冷静さ」になっている。
ほんの限られた人だけが持つ、本物のシンガーの、本物のロック・シンガーの資質をすべて兼ね備えたその歌声。しかもまだ16歳だという事実に僕は驚きすら感じた。ソングライターとしての力も、破格だ。
求められていることに応えるための声ではなく、何を求めているのかを聴く者に気づかせる力を持った声。ジョンやカートの例を出すまでもなく、どんな国でもどんな時代でも音楽シーンの新章を始めるのはいつだってそんな声だ。
HARUHIの歌声は最初から、僕には信じるに値する歌声に聴こえた。

■川村元気氏(原作)コメント
三年前、僕はイヤホンを指で押さえながら震えていた。はじめてHARUHIの歌を聞いたときのことだ。すぐにこの声に映像をつけて、大きなスクリーンで観たいという衝動にかられた。
子どものような無垢な声で、大人を超える深い表現をする。女性の繊細さがありつつ、男性の力強さがある。規格外のスケールを持つ新人があらわれたことに心の底から感動していた。
あの衝撃から三年、今まさに夢が叶ったことを本当に嬉しく思っている。

■永井聡氏(監督)コメント
物語を伝えるかのように歌い、一瞬にして曲の世界観に引き込むHARUHIの声。微笑んでいる少女のような、泣いている少年のような、不思議な感覚にさせてくれる。
僕は1小節聴いて、彼女の起用を決めた。映画のエンドクレジットは、ただのスタッフ紹介では無く本当のラストシーンだと思っている。
HARUHIの「ひずみ」は悲しい物語に希望と安らぎを与えてくれた。

映画情報
『世界から猫が消えたなら』
5月14日(土)より全国東宝系にて公開
©2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会

©2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会

原作:川村元気「世界から猫が消えたなら」
監督:永井聡
脚本:岡田惠和
音楽:小林武史
主題歌:HARUHI「ひずみ」
出演:佐藤健 宮﨑あおい
濱田岳 奥野瑛太 石井杏奈 奥田瑛二 原田美枝子
配給:東宝
©2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会
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